レッドバンデ(牡・大竹)父キズナ 母フィオドラ
大竹調教師「昨日(水)の検疫で帰厩しました。今日は運動初日ということで、角馬場で軽めの調整です。出掛けの歩様は問題なかったですし、気合も程良く入っていますね。脚元についても問題ありません。これから追い切りを開始し、動きやコンディションを見ながらデビュー戦の番組を決めていくことにします」
2025.01.08
山元トレーニングセンター→大竹正博厩舎
本日(水)の検疫で帰厩しました。
2024.12.27
山元トレーニングセンター
担当スタッフ「先週末は坂路で3ハロン39.9-13.6のタイムで1本。40秒を予定していたので、ちょうどいい感じでしたね。気の悪いところのある馬なので、詰め込みすぎないように火曜日は15-15。抜き差ししながらというスタイルで、今週末はまた40秒くらいのところをやるつもりです。馬体重は480キロ。乗り手を選ぶタイプの馬ではありますが、ズルさを出させないように動かせば、なかなかのアクションで反応してくれるように素材はいいですからね。上手く能力を引き出していければ、中距離戦線で楽しませてくれそうです。上手くいけば年内最後となる今日の検疫でという話もあったのですが、混み具合から年明けの帰厩に。年末、年始と緩めず乗ってコンディションを整えていきますよ」
2024.12.20
山元トレーニングセンター
担当スタッフ「15-15開始後の雰囲気がいいことから、先週末は坂路で3ハロン41.5-13.1のタイムで1本。火曜日にも41.6-13.0で登坂しており、いい形で調整ピッチを上げていくことができています。傷を作ってきた箇所は問題ないですし、体調面や稽古での動きは上向き。乗り手の感触も良好なことから、年明け早めに入れてもらえるように、厩舎には受け入れ準備を進めて欲しいと依頼したところです。頭のいい馬でズルさも見せますし、気の悪さも持ち合わせた曲者。稽古は上手な乗り手に託すようにしていることもあって曲者感は影を潜め、トレーニングに取り組む姿勢もいいですよ。馬体重は482キロ。今週末は3ハロン40秒くらいのところを予定しています」
2024.12.13
山元トレーニングセンター
担当スタッフ「痛みのあった爪は、この中間も大丈夫。乗り出し開始から問題なくきており、予定通り今週火曜日には坂路での15-15を消化しています。もともと気難しい面のある馬ですけど、稽古にいけばそれほど気になりません。火曜日は坂路のスタート地点で膠着状態になりましたけど、走り出せばしっかりと動いてきますしね。15-15にいっての感触も悪くないことから、今週末はもう少し上げてみようかと考えているところです。馬体重は484キロ。裸足で状態確認を継続している爪をチェックしつつ、馬に合わせて調整ピッチを上げていきたいと思います」
2024.12.06
山元トレーニングセンター
担当スタッフ「獣医師からの許可も出たことから、予定通り先週末より乗り出しを開始したのですが、跨った日に左前爪に痛みが。内蹄踵が痛かったようなので、蹄鉄を外して様子を見てみたところすぐに改善。裸足のまま調整を開始し、水曜日には周回コース2000mを乗ってから坂路に入って17-17で1本といったメニューを消化しています。3週間ほどは裸足で爪の伸び具合などを確認していく予定も、調整メニューに影響はなく、問題なければ来週から15-15に移行といった状況にあります。馬体重は483キロ。縫合箇所などに問題はありませんので、このまま調整ピッチを上げていけそうです」
2024.11.29
山元トレーニングセンター
担当スタッフ「先週の土曜日に入場。縫合箇所は触ると気にしますが、歩様などに影響は見られません。この中間もトレッドミルで動かしながら違和感の有無などをチェックしてきましたけど、今日までの様子に気になる点はありませんでした。これなら次のステップへ移行できるだろうといった状況にあることから、最終的な獣医師のチェックをクリアすれば、今週末から軽めに乗り出そうかと思っているところです。戻ってくるのはデビュー後だと思っていましたからね。こういった形で戻ってくるのは想定外でしたけど、もっと長い時間が必要になるような大きなアクシデントではなくて安心した部分も。縫合箇所や馬の様子を確認しながらジックリというスタンスに変更はありませんが、好状態で再び送り出せるように、本馬に合ったトレーニングを課しつつ地力アップを図ることができればと思っています。馬体重は483キロです」
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放馬による傷口の回復を促す為、山元トレセンで再調整を行っていたレッドバンデ。当初は長期離脱になるものだと思っていましたが、不安箇所をしっかり特定して適切な治療を実施。そうしたところ昨年12月中旬頃から坂路での15-15をスタート。少しゴネたりして気難しい面を見せていましたが、これはこの馬の特徴ですし、真面目に走った時の脚力は水準より上のモノがあると思います。そしてトレセンでの追い切りに近い調教を3本ほど消化したところで声が掛かり、8日の検疫で美浦・大竹厩舎へ帰厩しています。
入厩後の動き・状態に関してはハッキリ掴めていませんが、11日と13日に坂路で時計になるところを登坂。良い意味で変わらず来ているのでしょう。デビュー戦については芝での最後の新馬戦(2月8日の東京・芝1800m)がひとまず目標になってくるのかな?