<土曜日>
プリュノワール
中山8R・3歳上1勝クラス・ダ1200mに戸崎Jとのコンビで出走。4着でした。
戸崎圭太騎手「跨った時から少しテンションが高かったので、返し馬は1頭で宥めながら行いました。スタートを決めた後は気合いをつけてポジションを取りに行きましたが、前の2頭が飛ばしていたこともあり、道中は少し忙しかったですし、直線に向いてからも伸びきれずダラッとゴールする形になりました。今日のレースでダートの適性があるか今一つ掴めなかったものの、どちらかと言うと芝の方が走りやすいのかなと思います」(レース結果)
ルージュアベリア
中京9R・犬山特別・牝馬・ダ1800mにT.マーカンドJとのコンビで出走。5着でした。
T.マーカンド騎手「少しハミを噛むところはありましたが、脚は溜めることができました。ただ、残念なことに予想以上にペースが落ちついてしまいましたし、馬群の中で動くに動けず、踏み出しが遅れてしまいました。終いはしっかり脚を使ってくれたものの、前での決着になり、差を詰めるのでやっとでした」
田中博康調教師「すみませんでした。前回は外を回っての敗戦、このクラスで王道の競馬をしても厳しいと感じていたので、今回は外目の枠でもせこく立ち回ってほしいとオーダーしていました。ただ、道中のペースが遅かったように流れが向かなかったですし、馬群で揉まれたうえに直線も進路がクリアになるまで時間が掛かってしまって…。もう少しスムーズだったならと言える内容でした。それでもレースに向けて調整を進める中で体に痛いところが出るなど順調さを欠き、立て直しての一戦でしたが、今日の走りからもコンディションや展開が噛み合えばこのクラスでも上位争いができるはずです。この後は3月のレースに向けて調整を進めていくつもりです」
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土曜日は2頭スタンバイ。
新味を求めるためにダートへ挑戦したプリュノワール。一息入った後でプラス8キロでの出走でしたが、そこまで太くは見えなかったです。ただ、返し馬では少し行きたがる面を覗かせていました。
レースではゲートを出たところで両サイドから挟まれ、少し気合を入れてリカバー。その際にちょっと力んでしまい、ダートへ入ってからも矯めるところがなく追走。ペースも前半3ハロン33秒5と速くなってしまったのは辛かったです。そして4角を回って最後の直線。いざ追われてからはギアが上がらず、じりじり前との差を詰める感じ。そこに道中で脚が溜まっていたライバルが外から強襲。バテずに辛抱していますが、展開の綾もあり4着に踏み止まるのが精一杯。先行勢では1番頑張ってはいるのですが…。
ダート適性に関しては冬場で凍結防止剤を撒いていたこともあり、1戦で決めつけるのはどうかと思いますが、「芝よりもダート向き」とは言えず。あと距離に関して、マイルは長いでしょうが、1400mなら追走が楽になった分、辛抱できるかもしれません。レース後は早々(翌日)にNF天栄へ。今のところ、ソエは落ち着いていますが、まずはリラックスさせてから運動を再開していってもらえればと思います。
ルージュアベリアはプラス10キロでの出走。在厩調整で脚元で少し苦労したのがこの馬体増でしょうが、手足の長さを考慮すればこれぐらいあっても不思議ではなし。落ち着きがあったは良かったです。
レースでは正攻法の競馬をするのかなと見ていたら、好発を決めても出していく気はなし。今回は出たなりの位置で脚を溜め、末脚に賭ける形。馬群の中で砂を被ったり揉まれたりして大丈夫か心配でしたが、宥めながらも耐えていたと思います。ただ、ペースが緩かったのでどこかのタイミングで動けていればちょっと結果は違ったかなと思いますが、馬群の中で動けないまま最後の直線へ。いざ追われてからはいつも以上にしっかり伸びてくれたと思いますが、上位勢は強くて5着に流れ込むのが精一杯。相変わらずワンパンチ足りないのは事実ですが、クラス2戦目でも崩れずに走り切れたのは○。使いつつ成長も感じられるので年内中には1勝上乗せはできるかなと見ています。