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今週の出走馬(11/23・24)・レース結果

<土曜日>

f:id:yakifish:20200513045835g:plain クレーキング
東京9R・カトレアS(OP)・ダ1600mにC.ルメールJとのコンビで出走。2着でした。

C.ルメール騎手「ゲートの中では大人しく、駐立に問題はありませんでした。1歩目は出てくれたものの、芝スタートだったこともあり、行き脚はもう一つでしたね。前走は道中で顔を上げていましたが、砂を被ることに慣れてくれたためか、今日はキックバックも問題ありませんでした。直線で前が空いてからはこの馬もとても良い脚を使ってくれたのですが、残念ながら今日はペースも普通だったため、勝ち馬にスムーズに抜け出されてしまいました。ただ、クレーキングも良い馬だなと感じましたし、将来はとても良い馬になれると思います。1600mという距離もピッタリでしたよ」(レース結果より)

<日曜日>

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドレナート
東京7R・3歳上1勝クラス・ダ1400mに戸崎Jとのコンビで出走。14着でした。

戸崎騎手「ゲートの出が速く、うまくスタートが決まりましたからね。砂を被ると気持ちが切れてしまう面があると聞いていたので、外から逃げを主張してきた馬を行かせて、2番手の位置で逃げ馬を前に見ながら運びました。序盤はリズム良く立ち回れていましたし、道中も抱えるところは作れたと思います。直線入口まではいい形のまま回ってくることができたのですが、いざ追い出すと手応えの割に脚が使えませんでした。今日は気持ちを切らさないようにキックバックをもらわない位置を選んで競馬しましたけど、走りは軽くてスピードもあるので、芝のスプリント戦を試してみてはどうでしょうか。芝でも前でスピードを生かす競馬は可能かと思いますが、どうしても先行争いは激しくなりますからね。後方に控えてテンのスピードをラストの爆発力に転換するようなレースを自分の形にできれば、これからの競馬にも幅が出るような気がします」

手塚調教師「すみませんでした。今日は無理なく先手を取れていい形で運べましたが、気持ちの面やクラス2戦目といったことを考えても厳しいレースになってしまいました。上がりの状態を確認してからにはなりますが、この後は戸崎騎手からの進言にもあった芝の短距離戦を試してみようかと考えているところ。おそらく条件的に節を溜めないと出走は難しいかと思いますので、そのあたりも考えながら出走予定を立てていくつもりです」

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クレーキングは鞍上にC.ルメールJを配し、人気を集めるのかなと思っていましたが、デビュー戦で派手な勝ち方をした馬が多く、3番人気での出走に。また、今回も放牧を挟んでの1戦でしたが、馬体はきっちり仕上がって活気は十分。レースを重ねるごとにパドックで見せる幼さはマシになってきています。あとはどの位置でレースの流れに乗れるのか+このメンバー相手にどこまで力が通用するのか。

「どの位置でレースの流れに乗れるのか」という点でスタートに注目でしたが、今回もゲート出こそ良かったも、芝部分でスピードに乗って行けずモタモタ。ダートへ入る時点では中団よりやや後ろ目と事前に考えていた位置は取れず。ただ、前走でキックバックを経験したことでラチ沿いを追走しても嫌がる面を見せなかったのは嬉しい誤算。勝負どころから4角を回ってくる時も余力十分でしたが、直線はなかなか前が開かず。その間、外々から上手に蓋をしながら抜け出していったのが勝ったナチュラルライズ。クレーキングも下手に動かずに進路を待っていましたが、苦しくなったボルトテソーロが外へヨレたことで進路を見い出し、GOサイン。その後は馬体を離して内をすくっていき確かな伸びを見せるも、3/4馬身差まで追い詰めたところがゴール。着差以上に勝ち馬は強かったと思いますが、1ハロン延長は問題なかったですし、末脚の確実性は世代でもトップランクでしょう。今後への期待が更に広がりました。

レッドレナートは昇級戦の前走では揉まれ込んで16着と大敗。相手なりに走るタイプだと見ていたので、1つクラスが上がっただけなのにスピード負けしたのはちょっとショックでした。その後は一息入れ、立て直しを図り、今回は距離を1ハロン延長。パドックではリフレッシュ効果で雰囲気良く見えた。そしてレースでもポンとゲートを出て、前々での競馬。直線を向くまで揉まれ込むことなく進めることが出来ました。

ただ、直線を向いた時にはやや手応えに陰りが見えましたし、残り400mあたりでイエルバブエナに外から前へ出られると、抵抗するところなくズルズル後退。何とか最下位こそ免れるも、大きく離された14着。うーん、厳しい。負けるにしても抵抗する姿は見せてくれないと…。

レース後の戸崎Jのコメントでは、「芝のスプリント戦を試してみてはどうでしょうか?」とのこと。デビュー戦は5着に敗れるも、芝のマイル戦でゴールまで見せ場は十分でした。試してみる価値は勿論ありますが、個人的にはその前にダートで末脚に賭ける競馬を1~2度先にチャレンジして欲しいです。また、馬群を割って伸びてくるような馬ではないと思うので、末脚に賭ける競馬をする際は馬群の外々を回すことをセットで行ってもらえれば。現状、先行きは暗いですが、何とか明るい光を見い出したいたです。