レッドファンタジアの23(牡・木村)父エピファネイア
2024.10.31
ノーザンファーム空港
馬体重:506キロ
9月下旬に当場へ移動し、まずはロンギ場での乗り込みを継続。その後、運動強度を上げ、現在は周回コースにおける2500mのキャンター、坂路に入ってのハッキングキャンターなどをおこなっています。身のこなしが柔軟で、背中を上手に使える、パワフルな動きが特徴。何かの拍子にスイッチが入る面もありますが、基本的には冷静で、上手に物事に対処出来る能力を備えています。大型馬ですが、馬体には、いい意味での“ゆとり”があり、まったく重苦しさを感じさせない点も、有力なセールスポイントといえるでしょう。
レッドレグナントの23(牝・大竹)父ロードカナロア
2024.10.31
ノーザンファーム空港
馬体重:455キロ
ハロン17~18秒、ハロン17秒と2本時計を出す日も設けた坂路調教など、順調にトレーニングを重ねています。今後、変化していくかもしれませんが、現時点では完歩短めのピッチ走法で、スプリント戦で持ち前のスピードを存分に発揮するタイプという印象を受けています。もう少し張りが出てくると理想的ですが、胸前、トモの肉付きが良く、馬体のバランスも整っています。飼い葉喰い良く、コンディションは上々。気性面に問題はありませんが、詰め込み過ぎないように注意しながら、じっくりと進めていく方針です
2024.10.31
社台ファーム
馬体重:444キロ
放牧もおこなっていた厩舎から移動し、トレーニング中心の日々を送っています。現在は周回ウッドコースでのキャンターを中心に、坂路調教も開始したところ。前進気勢に富んだ、スムーズで伸びやかな動きが特徴ですが、これまでの母産駒に見受けられた気難しさがなく、しっかりと折り合って走れている点も、心強い材料です。大柄ではありませんが、筋肉量豊富な、均整の取れた馬体の持ち主。今後、運動強度を上げての変化があるかもしれませんが、素直な気性を維持しながら、真っ直ぐに育つことを目指していきます。
レッドクラウディアの23(牝・橋口)父ミスターメロディ
2024.10.31
ノーザンファーム空港
馬体重:452キロ
ハロン18秒、ハロン17秒と2本時計を出す日も設けた坂路調教、周回コースにおける2500mのキャンターといったメニューを、元気に消化しています。少し気が入り過ぎる面が影を潜め、落ち着きを保ちながら、しっかりと走り切れている点は、確かな成長の証。身のこなしが力強く、スピード能力の高さは疑いようのないところです。胸部、トモの厚みが増し、毛艶、張りも上々。とても見栄えがする、逞しい馬体となってきました。飼い葉喰い良く、健康面の不安もなし。今後も、順調にステップを踏んでいけそうです。
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レッドファンタジアの23はロンギ場で基礎を反復していますが、動画を見る限り、テンションが上がっている感じはなし。動きには柔軟性を感じますし、垢抜けた好馬体は魅力。ただ、完成度が高いかもしれないので、どこまで成長度・伸びシロがあるのかは冷静に見守りたいです。
レッドレグナントの23はマイルから2000mぐらいまでが守備範囲と思い、出資しましたが、どうやらスプリント色が強い様子。背が高くなったり、もう少し柔らかみが出てくれば、距離の幅も出てくるのかなと思いますが、まあ、適性を掴めているのは良いことです。動画を見ると、回りのことに過敏に反応するところを覗かせるも、坂路を駆け上がる脚取りはしっかり。あとは一本調子の走りにならないように溜めを利かせる走りをモノにしてもらいたいです。
レッドリヴェールの23は乗り込みを重ねつつ、馬体重を増やすことが出来たのは好感。内面もしっかりしているのか肌艶の良さも目につきます。ただ、調教動画を見ると、気難しいという感じではないも、ハミ受けがもう1つでフワフワした走り。余裕があるのかもしれませんが、操縦性を高めてもらいたいです。
レッドクラウディアの23は変わらず順調に与えられた調教メニューを消化中。気の強い面が我の強さへと変貌しなければ未勝利で終わる馬ではないと思います。また、調教動画を見ると、5頭並びの真ん中を駆け上がっていますが、フラフラすることは少ないですし、馬場に脚を捕られる感じもなし。重心の低い馬かと思いますが、レースでは追って更に沈むような走りを見せて欲しいです。あとはレッドレグナントの23同様に一本調子の走りにならないように走りの基礎を植え付けていってもらいたいです。