ヘヴンハズマイニッキーの23(牝・武井)父American Pharoah
・在厩場所:ノーザンファームYearling
Yearling担当者「こちらでは18時間の夜間放牧を継続して行っています。放牧と併行して週3回ロンギ場での運動とトレッドミルでの運動をこなし、肉体面と精神面の強化を図っています。洗いや鞍付け、トレッドミル等の各馴致も難なくクリアしてきており、ここまでの育成は順調そのものです。元々見映えのする馬体ではあったものの、6月辺りから更に筋肉量が増して牝馬らしからぬ見た目に成長しており、体高は標準ですが体重は標準より上で、シャープさよりパワーよりの体付きになってきていますね。馬体重は468キロです」(8/8近況)
○誕生日:3月30日生まれ
○育成:ノーザンファーム空港
○馬体重:462キロ 体高 155.0センチ 胸囲 178.0センチ 管囲 20.4センチ(7月中旬頃)
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ダート路線で楽しめそうな牝馬として、ユキチャンの23と悩みましたが、父ルヴァンスレーヴよりも父アメリカンファラオに魅力を感じ、ヘヴンハズマイニッキーの23へ出資。母馬も北米で8勝と活躍馬です。
馬自身も適度な前向きさを備え、トモの迫力は〇。今は少し馬体が崩れている感があり、身のこなしにやや不安を感じるも、手先は軽い走り。ダートでこそのタイプでしょうが、時計への対応はできるタイプに思います。距離は母馬の戦績からも短いところ向きでしょう。あとは術歴からも、体が大きくなりすぎると、脚元への負担が心配になってきそうです。
美浦・武井厩舎は開業当初にウォースピリッツが転厩でお世話になりましたが、最初からお世話になるのは初めて。色んな馬主さんと繋がりがあり、精力的に頑張っている印象があるので、ヘヴンハズマイニッキーの23の特長・適性を見極め、素質開花の手助けをしてもらえることを願っています。その中で大きな故障・怪我だけは避けていってもらわないです。