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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

日曜日(6/4)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードマンハイム(牡・友道)父ロードカナロア 母ワイルドココ

2023.06.05
6月4日(日)阪神2R・3歳未勝利・混合・芝1600mに鮫島駿Jで出走。18頭立て2番人気で5枠10番からスローペースの道中を3、3、6番手と進み、4コーナーでは最内を通って0秒5差で優勝。初勝利を飾りました。馬場は良。タイム1分34秒8、上がり33秒3。馬体重は4キロ増加の508キロでした。

○友道調教師 「まだ身体が緩く、調教の時に追い出すとバラ付き気味です。今日も最後はそのような面を見せ掛けたとは言え、しっかり走り切っての完勝。『前が有利な馬場を味方に頑張ってくれた。伸び代も十分に感じられる』とのジョッキーの話でした。途中で外から寄られて予定よりも位置が下がらなければ、もっと楽だったはず。一旦、放牧を挟みましょう」

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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2023.06.07
レース後の両前脚に幾らかソエの症状が認められます。6月7日(水)に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して夏以降の戦列復帰へ向けて心身のリフレッシュを図ります。

○友道調教師 「先週はありがとうございました。両前脚にまたソエの症状が認められるものの、楽をさせれば落ち着くレベル。ここで決められたのは良かったです。6月7日(水)にグリーンウッドトレーニングへ。向こうでの様子を確かめつつ、復帰のタイミングを検討します」

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain フライングバレル

2023.06.05
6月4日(日)阪神7R・3歳上1勝クラス・牝馬限定・ダ1400mに斎藤Jで出走。16頭立て10番人気で4枠7番からハイペースの道中を1、1、1番手と進み、4コーナーでは最内を通って1秒5差の10着でした。馬場は稍重。タイム1分25秒6、上がり38秒4。馬体重は2キロ減少の458キロでした。

○安田調教師 「可能な限りはハナを切る作戦。好スタートから理想的な形で主導権を握ったものの、直線に向いて踏ん張り切れませんでした。距離を縮めても先手を奪えた部分は評価。ただ、中距離戦の方が良いのかは何とも言えず、どの条件でも更にはギアが上がらない点がネックです」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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2023.06.07
レース後も特に異常は認められません。6月6日(火)に滋賀・ジョージステーブルへ移動。夏以降の戦列復帰へ向けて心身のリフレッシュを図ります。

○安田調教師 「頑張って走ったなりの疲れが出ていたものの、それもレース後の当たり前の範囲と言えるでしょう。トレセンで一通りのチェックを行い、脚元等には特別な問題が無し。6月6日(火)にトレセン近郊の育成牧場へ移しており、様子を見て次のレースを考えたいです」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain サンデュエル

日曜東京8R 3歳上1勝クラス(ダ1600m)12着(6番人気) 石川J

石川騎手「若干捌きの硬さは気になりましたが、コンディション的にはそれほど悪くありませんでした。前走の中山・ダ1800m戦の内容がとても良かったので、今回も積極的にポジションを取りに行き、好位の外目から進めたものの、勝負所から手応えが悪くなってしまいましたね。また、パフォーマンスに影響しているのかは何とも言えませんが、レース後の息遣いは少し気になりました」(レース結果)

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・在厩場所:ノーザンファーム天栄

栗田師「前走チークピーシズを着けて行きっぷりは良くなっていましたし、内容がとても良かったですから、ジョッキーもその前走のイメージで乗ってくれたのですが、踏ん張ることが出来ませんでした。この内容であれば、東京よりも小出しに脚を使っていく小回りコースの方が良いのかもしれませんね。また、今回も舌を縛ってレースへ臨ませてもらいましたが、レース後の息遣いを聞くと、調教時と同じようにかすれたような音が聞こえました。調教レベルでは大丈夫なものの、もしかすると競馬となると少しはマイナス面での影響があったのかもしれません。レース後の状態には特に異常は見られませんでしたが、優先出走権も獲れませんでしたし、今日ノーザンファーム天栄へお戻しさせていただきました」(6/7近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain セラフィナイト

日曜東京9R ホンコンJCトロフィー(芝2000m)6着(3番人気) D.レーンJ

D.レーン騎手「道中の手応えは良かったですし、この距離も合っていそうなのですが、直線では思ったほど脚を伸ばせませんでしたね。また、少しワンペースなところがあるものの、伸びようとする気持ちは随所に出ていました。少頭数とは言えメンバーはそれなりに揃っていたので、この経験が次に活きてくれればと思います」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン

宮田師「体調はまずまず良かったと思うのですが、レース全体の上がり3ハロンが33.4秒では太刀打ち出来ないですね。最近は先頭に行った馬を2.3列目の馬が追いかけていかないので、この条件はスローペースでも隊列が縦長になりがちですし、そうなるとこの馬には厳しくなってしまいます。もう少し前目の位置で競馬が出来ると良いものの、今回もこの馬なりに末脚は使えていますから、どこかで嵌まるのを待ちたいと思います。レース後は脚元や背腰を中心に馬体を確認させてもらったところ、少し歩様には硬さがあるものの、大きな異常は見られません。もう少しこちらで動かしつつ状態をチェックして、一息入れるかどうかの判断をさせていただきたいと思います」(6/7近況)

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日曜日(6/4)に出走に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

時間を掛けて心身の成長を促し、キャリア3戦目での変身を期待した前走のロードマンハイムでしたが、直線で追われてからモタモタして5着確保が精一杯。正直、最低限の仕事をしてくれただけという感じで、個人的にトーンは上がりませんでした。

それ故、ひと叩きして臨んだ今回。良馬場でやれたのは良かったですが、期待も自信もあまりなかったですが、パドックの雰囲気はデキ落ちという感じはなし。ただ、煩い面が目に付き、先出しで馬場へ。このピリッとした感じがレースでプラスに出るのか、マイナスに出るのかは気になりました。

レースでは決め手に欠けるところがあるので、スタートが決まればハナヘ行くのもアリだと見ていましたが、鮫島駿Jは意識的にゲートを出す感じでスタートを決めると、マンハイムもそれに応え、一旦はハナを奪う勢いで前へ。その後は行きたい馬を行かせ、インの3番手で追走するも、3角あたりで他馬の煽りを受けて少し下がり、窮屈そうな走りに。鞍上の手応えは十分残っていましたが、前走のモタ付きが頭を過ぎり、『ちょっと厳しいかなあ…』と見ていましたが、4角を回って直線を向くところで最内を強襲。作戦がピタッと嵌った感じはあるも、デビュー3戦目までに見られなかった良い切れ味を発揮して悠々と1着でゴールへ。

終わってみれば、相手に恵まれた感は強いも、上がり3ハロン33秒3は優秀。まずは1つ勝てて良かったですが、心身共に幼さを多く残すので、まだまだ上を目指せそう。

レース後のマンハイムですが、両前のソエがぶり返してきましたが、そこまで深刻なものではなし。ただ、良いタイミングで勝ってくれました。7日に滋賀・グリーンウッドへ移動済です。まずはここ2戦の疲れをしっかり癒し、ソエの治療を念入りに行ってもらってから、次走へ向けての調整・乗り込みをスタートしてもらえればと思います。

フライングバレルはちょっと目先を替えてダ1400mへ。ただ、外から交わされてしまうとそこで終了なので、距離を縮めて先手を奪えるかどうかにまずは注目していました。

ゲート出はそこまで速くなかったですが、斎藤Jは揉まれるダメというのは重々知っているので、一目散にハナへ。外枠にゲートが良かった馬が揃っていたのも好都合だったかなと思います。ただ、速い流れで引っ張ることになりましたし、2番手以降も早めにプレッシャーを与えにきたので、フライングバレルには息を入れる場面はなく、4角手前で斎藤Jの手は激しく動いていましたし、4角を回る時には直線で叩き合った2頭に早くも前へ出られてしまって勝負あり。直線はパタッと止まらず、この馬なりに粘ろうとしてくれましたが10着に踏み止まるのがやっと。フライングバレルのやりたい競馬は出来たのですが、展開にかなり恵まれないと馬券に絡むところまでは頑張れないでしょうねえ。

レース後のフライングバレルですが、脚元等は大丈夫。ただ、4月からコンスタントに使ってきて今回で4戦目。目に見えない疲れも蓄積し、クタッとしそうな雰囲気。優先権を逃したこともあり、一足先となる6日に滋賀・ジョージステーブルへ。牧場へ戻れば気が緩み、その際に疲れがドッと出るかもしれません。まずは英気を養うことに専念し、馬体の回復を遂げてから、再始動していってもらえればと思います。

サンデュエルは同世代のみの戦いではなく、斤量差を生かせる古馬との戦いを選んできましたが、16頭立ての内13頭が3歳馬。ズラッと顔ぶれを眺めていると、ボールドゾーンが勝った1戦よりも、上位人気勢の戦績内容が濃く、レース前からレベルの高い1戦になってくるんだろうなあと見ていました。そして終わってみれば、その考え以上にHレベルの1戦でした。

サンデュエルは一息入った後の1戦でしたが、追い切りでは目に付く動きを見せ、当日の馬体重は増減なし。見た目はここを目標にきちっと仕上がっていたと思います。あとは舞台が替わり、レースの流れに乗せて行った際、どんな末脚を使えるか。そこに注目していましたが、石川Jには現状の力関係を把握する意味でも、失速を臆することなく、ガツガツ行って欲しいなあと見ていました。

レースはまずまずのスタートから少し出していき、ダートへ入る地点では4~5番手。若干力みを感じ走りではありましたが、自分のリズムで進めることは出来たと思います。ただ、勝負どころから更にレースの流れが厳しくなると、鞍上のアクションとは裏腹にジリジリ後退。何とか食らい付こうと石川Jは叱咤激励してくれるも、苦しさがそれを上回り、最後は流れ込むように10着。距離短縮を味方に、この舞台でも積極的に立ち回りましたが、差しに転じた方が良かったかなあ? まあ、勝ち馬(コスタノヴァ)が最初から主導権を握り、1分35秒1で駆け抜けられてはどうしようもなかったです。

レース後のサンデュエルですが、脚元に異常は見られないも、タフな流れを一生懸命追走して頑張ってくれたので目に見えない疲れ・反動が心配。少し時間が経ち、牧場で気持ちが緩んだ際に疲れが出るケースも多いので、7日にNF天栄へ移動済ですが、焦って始動するようなことは避けて欲しいです。

あと、レース後に指摘されていた息遣いの問題。今回舌を括ってレースへ臨みましたが、かすれた音は聞こえたとのこと。個人的には"グレーゾーン"となっている喉の症状1度チェックしてもらい、症状が悪化する前に適切な処置(手術)をすべきだと考えています。

セラフィナイトは戦前からC.ルメールJが跨るドゥレッツァには敵わないと見ていましたが、鞍上にD.レーンJを確保し、前走5着からの前進を期待。また、展開を考えると、坂井瑠Jのヘネラルカレーラが逃げそうだったので、それを見る形で2~3番手で進めて欲しいなあと考えていました。

パドックに登場してきたセラフィナイトは短期放牧明けで前走時のデキをキープ。適度な気合で雰囲気は良かったと思います。あとは鞍上の手腕で直線どこまで頑張れるか。

レースでは五分のスタートを切るも、直後に内へヨレて隣のクリノカポネに接触。自業自得とはいえ1角を回っていくときには後方から4番手の位置。想像していたよりも後ろからの競馬になってしまうロス。また、9頭立てで緩やかな流れなのに、坂井瑠Jのヘネラルカレーラが少し離した逃げを打つ展開。こうなってしまうと上がり勝負からの決め手比べになるのは明白で、向正面で厳しい結果になることを覚悟。そして実際、上がり3ハロン33秒6の脚を駆使するも、直線での追い比べで1歩早く見劣り、6着に沈んでしまいました。

終わってみれば上位2頭の力が抜けていましたが、それ以外には見劣らない走り・結果を見せて欲しかったというのが率直なところ。

レース後のセラフィナイトは少し硬さが感じられるも、直線の長い東京開催でもう1戦したいという陣営の思惑もあり、在厩で様子を見ることに。今後順調に回復が進めば、25日の東京・八ヶ岳特別(芝1800m)へ使うことになるのでしょう。個人的には展開の紛れがありそうな、小回り+右回りのコース(福島・函館・札幌)を試してもらい、何とか停滞気味の現状を打破する新味を見い出してもらいたいです。