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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

育成当初からトラブル続きで、昨年10月には蹄葉内の血液循環障害と診断され、生死に関わる可能性まで。そういう状況から6月頭にデビューできるところまで辿り着いたのは単純に凄いこと。まずは無事に走り終えて欲しいというのが1番も、追い切りの動きは常に余裕あり。既走馬相手のデビュー戦でも良いところを見せてくれるかも。☆レッドセリオン

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドセリオン(牡・萩原)父エピファネイア 母ドライヴンスノー

2023.06.01
美浦萩原清厩舎
厩舎周りを引き運動。

萩原調教師「追い切った翌日なので、厩舎周りを引き運動で調整しています。脚運びも問題なかったし、脚元や爪も良い意味で変わりなく来ています。飼い葉も毎日完食していますし、体調はいいですよ。既走馬相手になりますが、良いレースをしてくれればと思います」

※6月3日(土)東京4R・3歳未勝利(芝2000m)に戸崎圭太騎手で出走します。

2023.05.31
美浦萩原清厩舎
角馬場運動後、ウッドコースで追い切り。
ウッド
レッドセリオン 69.6-54.7-39.7-24.8-11.8 馬なり
レゾリュート  70.4-55.3-40.2-25.2-11.8 馬なり

萩原調教師「今日はウッドコースで追い切りました。セリオンが追走しましたが、先週ジョッキーを乗せてしっかり追い切ったことで更に動きが良くなった気がするし、息の入りも着実に良化しています。力強さがあるのでパワータイプの印象ですが、今週は雨で緩んだ馬場になりそうなので、そうした馬場が味方してくれるかもしれません。走れる態勢は整ったので、予定通り今週の東京で使います」

※6月3日(土)東京4R・3歳未勝利(芝2000m)を戸崎圭太騎手で予定。

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第3回東京1日目(06月03日)
4R 3歳未勝利
芝2000メートル 指定 混合 馬齢 発走11:40
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    エルカリエンテ    牡3    56.0    杉原誠人
1    2    スピーディブレイク    牡3    56.0    石川裕紀人
2    3    コウセイ    牡3    54.0    原優介    青木孝
2    4    ヤングローゼス    せ3    56.0    D.レーン
3    5    オールアイズオン    牡3    56.0    柴田善臣
3    6    サクラマイウェイ    牡3    56.0    黛弘人
4    7    ファーレンジョー    牡3    53.0    佐々木大輔
4    8    ミヨノイナズマ    牡3    56.0    大野拓弥
5    9    ジョイパピエーダ    牡3    56.0    丸山元気
5    10    マイネルペルセウス    牡3    56.0    柴田大知
6    11    キラメクホシ    牡3    56.0    M.デムーロ
6    12    ウインルピナス    牝3    54.0    横山武史
7    13    ウィングマン    牡3    56.0    斎藤新
7    14    レッドセリオン    牡3    56.0    戸崎圭太
8    15    ジラソーレ    牝3    51.0    佐藤翔馬
8    16    フクシマブルース    牝3    54.0    嶋田純次

○萩原師 「力を出せる状態には仕上がっているが、既走馬が相手になるし、馬場が悪くなりそうだからね。未知な部分が多くて」(競馬ブックより)

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脚元の造りには不安を覚えつつも、重心が低く、滑らかな身のこなしが気に入ったドライヴンスノー20ことレッドセリオン。父エピファネイアにしては気難しさがなく、我が道を行くという性格。堂々と振る舞えることで競馬へ行っての安定感に繋がることを期待して出資しました。

育成時のセリオンですが、早い段階からトラブル続き。まずは育成厩舎へ移動してきた翌日に右トモの球節あたりを外傷。そしてその外傷が癒えてきた頃、左飛節にOCDが判明。歩様に影響は出ていなかったも今後を見据えて除去手術を行うと、本格的な騎乗運動は1歳の2月になってからと大出遅れ。ただ、その後は大きなトラブルなく、着々と乗り進めることが出来ると7月頭に美浦・萩原厩舎へ初入厩。出遅れを一気に取り戻すことが出来たのはビックリですし、入厩後もスムーズにゲート試験を突破し、秋競馬でのデビューを見据えることとなりました。

そしてNF天栄へ移動後は夏場の暑さに弱いところを覗かせつつも、何とか踏みとどまり、淡々と乗り込みを消化。9月末に美浦へ戻り、秋の東京開催でのデビューへ。期待値がじわじわ高まる中、運動を済ませ、午後に馬体のチェックを行ったところで両前の歩様に違和感を確認。最初は両前のザ石ではないかということでしたが、詳しく検査をしていく中で"蹄葉内の血液循環障害で、それを起因とした蹄葉炎の可能性まで"とドキッとさせられることに。一気に生死に関わるようなところまで発展したのでビックリさせられましたが、最悪のケースは避けることが出来ました。ただ、その後は厩舎で状態が安定するまで舎飼し、NF天栄へ移動の許可が出たのは約1ヶ月後。また、再発した場合に対応できるようにNF空港まで戻し、立て直しを図ることとなりました。

その後は蹄底に入れているクッション材が蹄への負担を軽減させ、与えられたメニューを確実に消化。無理・無茶が出来ない中、6月頭のデビューまで辿り着けたのは凄いと思いますし、色んな人に助けてもらい、お世話になったからこそです。まずは感謝ですし、無事に走り終えて欲しいというのが1番です。

それでも美浦へ戻ってからの調教・追い切りでは本数を重ねつつ、着実に動けるように。中身がだいぶ伴ってきたように思いますし、動きには常に余裕あり。募集時に感じた身のこなしの良さは健在で良い素質は感じます。

また、デビュー戦から不良馬場での競馬は楽ではないですが、蹄に問題があった馬なのでソフトな馬場でやれるのは蹄には優しいかも。本質的にパワー型だと思うので、他馬よりもマイナス部分は少ないかもしれません。まあ、欲張るとダメな時のショックが大きいですが、レースの流れにスムーズに乗り、手応え良く進めることが出来るなら、デビュー戦から好勝負へ持ち込めるかも。密かに激走(勝ち負け)まで期待しています。