スカイゲイザー
土曜阪神３Ｒ ３歳未勝利（ダ１４００ｍ）１５着（９番人気） 鮫島駿Ｊ
ブリンカー着用。モッサリとゲートを出ると、促しつつ中団内目でレースを進めていきます。そのまま４コーナーを回りますが、直線ではジリジリとしか伸び脚は見られず、後方で流れ込んでいます。
松永幹夫調教師「前走から４キロ減での出走となりましたが、幼さは抜け切っていないものの、この馬なりに馬体にメリハリが出て徐々に良くなってきているなと感じました。今回は前向きさを引き出す為に、ブリンカーを着けてレースに挑ませていただきましたが、自らハミを取っていくほどの前向きさは見られなかったものの、パドックではシャキシャキとあることが出来ていました。レースでは、ゲートの出がモッサリでしたが、促していくとスッと中団まで上がっていくことが出来ましたから、その辺りはブリンカーの効果が窺えましたね。直線ではギアが上がらない感じでしたが、着順ほど負けていないですし、徐々にレース内容は良くなってきていると思います。鮫島克駿騎手は『ゲートの出がもう一つでしたが、スッと流れに乗っていくことが出来ました。最後は前半に脚を使ってしまった分、伸び切れない感じでしたが、バッタリ止まることはなかったですし、これぐらいの距離が合っているように思います』とのことでした。芝のスピードにはまだ対応できないものの、適度に時計の掛かるダートならスタート次第で良いポジションで流れに乗っていくことが出来るでしょうから、次走も同じような条件を狙って使っていきたいですね。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめてから相談させていただきます」（レース結果）
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松永幹師「先週は着順こそ振るわなかったものの、ブリンカーの効果から前向きさが窺えましたし、最後まで集中力が切れることなく走り切ってくれました。ゲートの出はもう少し速くなって欲しいですが、中身が伴えばもっと良いスタートを決めてくれるようになるでしょうから、もう少し長い目で育てていきたいと思います。レース後も脚元含めて気になるところはありませんでしたが、8日に牧場へ戻させていただきました」（3/3近況）
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ポレンティア
土曜中山９Ｒ 潮来特別（芝２５００ｍ）８着（２番人気） Ｃ.ルメールＪ
⇒⇒別記事にて記載済。
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土曜日（3/4）に出走した出資馬のレース回顧をまとめて。※ポレンティアは別記事で記載済。
走ることへの前向きさ・集中力を高める為、ブリンカーを装着してレースへ臨んだスカイゲイザー。馬体重は前走からマイナス４キロと正直減っていたのは不満ですが、ブリンカーを装着したことでキビキビ歩くことが出来ていたのは○。ひょっとしたら、レースでも"変わり身が期待できるかも！？"と思ったりしたのですが…。
レースぶりに関してですが、ゲートをボコンと出る形になり、二の脚が付かず。そこで鮫島駿Ｊが激しく手を動かし、懸命に挽回。ダートへ入ってからはスピードの乗りは良くなり、距離ロスを避けるためにラチ沿いを追走。砂が顔に当たることを気にすることもなく、ひとまず走れていたと思います。ただ、今回も３角あたりからペースアップすると、段々と反応が薄くなり、３角と４角の中間点あたりで鞭が入るも、挽回する力は残っておらず。直線では鮫島駿Ｊの叱咤激励が飛ぶも、パタッと止まること防ぐのが精一杯。勝ち馬とはそこまで差（１秒８）はついていませんが、勝ち馬の走破時計などから、このレース自体のレベルが低いと言わざる得ません。そして３歳未勝利戦で２戦連続での二桁着順。次回も９着以下なら出走停止（２ヶ月）が待っています。
レース後のスカイゲイザーですが、脚元等に異常はなし。ひとまず節を稼ぐため、８日にＮＦしがらきへ放牧済。今回の放牧もそう長くはならないと思うので、レースでの変わり身を求めるのは厳しそう。今回と同条件に使うなら、スリーアウトは免れないでしょうねえ。
何とか奮起して欲しい気持ちは強いも、早生まれで馬体重の増量なし。成長力に疑問ですし、走ることに対してはもっと楽に追走できなくてはダメ。単純にスピード不足なんでしょうねえ。
