トラマンダーレ
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：18日に南Ｗコースで時計
・次走予定：1月29日の東京・セントポーリア賞 （菅原明Ｊ）
鹿戸師「先週末に坂路コースで追い切りを行い、単走で54秒切るくらいのタイムを出しています。やればもっと動くと思いますし、それくらい手応えは良かったですね。道中の走りで気難しさを見せることはありませんでした。ですので、18日に南Ｗコースで併せて追い切りを行い、道中はトラマンダーレが3馬身追走する形から、直線では楽な手応えで並びかけて終えています。前に馬を置いてもガツンとハミを噛むようなところは無くて、折り合いは非常にスムーズでしたね。その分脚は溜まっていて、決して目一杯追っている訳では無いものの、終いのキレも上々でした。また、ゲート練習に関しては、トレセンでは入りを嫌がることは無いですし、駐立に関しても練習を重ねて慣れてきたため、問題ありません。恐らく“これから走る”と分かると闘志に火が付いて燃えるタイプなのかなと見ており、そこは返し馬などの工夫をすれば多少は収まってくれるのではないかと考えています。気性的に煮詰まっていないですし、前走と同じ競馬場で再度走らせた方が落ち着いてレースへ臨めるでしょうから、来週のセントポーリア賞へ向かいたいと思います。なお、鞍上はＴ．バシュロＪが騎乗停止のため菅原明Ｊに依頼しています」（1/19近況）
助 手 15美坂稍 53.9- 38.8- 24.9- 12.2 馬なり余力
助 手 18南Ｗ稍 85.8- 69.8- 54.3- 39.3- 11.9 直強め追う ウインオーディン（三オープン）馬なりの内0.6秒追走同入
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日曜中山・若竹賞への出走を視野に追い切りの負荷を高めていたトラマンダーレ。１５日の坂路追いでは上がり重点でラスト１ハロン１２秒２を楽々とマーク。１８日の追い切りでは６ハロンから意欲的に時計を出し、同僚に食らい付く動きを披露。出走へ向けて踏み出してきたのかなと見ていましたが、『デビュー戦と同じ競馬場の方が落ち着いて臨めそう』という判断で、週末の出走を見送り、来週２９日の東京・セントポーリア賞へ回ることとなりました。
また、デビュー戦では逃げる形になりましたが、この２本の追い切りを見ると、溜めの利く走りでキレを感じさせるので、２戦目となる次走では是非とも控える競馬で父譲りの瞬発力を見せて欲しいところ。鞍上はＴ．バシュロＪの騎乗停止で、菅原明Ｊへと予定が変わりましたが、個人的には好都合だと思っているので、来週の追い切りで１度感触を掴んでもらってから、レースへ臨むようにしてもらえればと思います。また、トラマンダーレの将来を占う意味で、大事なレースになってくるのかなとも見ています。
