クイーンズアドヴァイス21(牡・友道)父ハーツクライ
2022.11.30
辻牧場(BTC)
馬体重:497キロ
直線ウッドコースにおけるキャンターのほか、週2回、ハロン18~20秒ペースの坂路調教をおこなっています。多少、前掛かりなところはありますが、前向きで、しっかりとした走りが特徴。トモが強化され、バランスが良くなってくれば、さらに中身の濃い走りが出来てくるはずです。飼い葉喰い良く、いつも活発な点も、セールスポイント。気性は素直で、人の指示も、キチンと理解してくれます。馬格のある若駒ですが、内面を充実させることを念頭に、トレーニングを重ねていきます。
2022.11.30
追分ファーム リリーバレー
馬体重:488キロ
ハロン16~17秒ペースの坂路調教、周回コースにおける2500mのキャンター、トレッドミルを使用した調整などをおこなっています。多少、ムキになる面もありますが、体力面が強化されてきたこともあり、手応えのある、息遣いの良い走りが出来ています。また、動きの軽さ、ストライドの伸びは、相変わらず素晴らしく、中距離適性の高さを感じています。馬体のフレーム、皮膚感の良さもセールスポイント。トモ周辺に必要な筋肉を付けることを意識しながら、トレーニングを続けていきます。
2022.11.30
坂東牧場
馬体重:471キロ
周回コースで3400mのキャンター。ラスト1ハロンは20秒弱で駆け抜けています。気持ちは前向きですが、乗り手の指示には素直に従ってくれていて、折り合い面の問題はありません。走りの内容も素晴らしく、身のこなしの柔らかさ、跳ね上がりの良さが光っています。馬格があり、肉付きも良好。背中のラインの綺麗さ、毛艶、張りの良さも、強調材料となっています。競走馬らしい気性の強さを持っていますが、走りを見ていると、純粋なスプリンターではなさそう。距離延長にも十分対応できるはずです
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クイーンズアドヴァイス21はこの時期とすれば毛ヅヤの良さが目立つように、内面は意外としっかりしているのでしょう。ただ、ハーツクライ産駒らしくトモの緩さが残るので、上体を起こしつつ、コツコツ乗り込んでいってもらえればと思います。
レインボーダリア21は着実に負荷を強化。少し気負うところがある馬だと思いますが、日々の調教にリラックスして臨めるように努めてもらえればと思います。
マレーナ21は長目をじっくり乗り込むことで体力強化に優先中。良い言葉が並びすぎているので純粋には信じられませんが、操縦性のアップと弱点を少なくしていって欲しいものです。