アマネセール（セ・茶木）父エイシンフラッシュ 母アウトオブザウィム
土曜福島８Ｒ ３歳上１勝クラス（芝２６００ｍ）１２着（９番人気） 富田Ｊ
プラス10キロ。ややスタートは後手に回るもリズム良く中団辺りを追走します。２周目に入ってロス無く内から順位を上げようとするも、最後は脚色が鈍って１２着で終えています。
茶木調教師「牧場からは良い状態で戻してもらいましたし、プラス10キロに関しても決して太くは無くて馬体の張りや艶も良かったと思います。ジョッキーには“切れる馬では無いのでなるべく早めに動いて欲しい”とオーダーをしていたのですが、前が流れる縦長の展開の中でも向こう正面半ばで少しずつ上がって行こうとしてくれましたし、乗り方としてはほぼ完璧だったと思います。ただ、勝負所で早めに上がっていこうとする馬が多かったことから、他馬と同じ脚色になってしまい、最後もバテてはいないものの伸び負けしましたね。未勝利馬が多く集まってきて少頭数にならなかったとは言え、このメンバーであればさすがにもう少しやれないといけないというのが正直な気持ちです。転厩してきてからは、1勝クラスでは3着を3回獲るなどアマネセールなりには頑張ってくれたものの、障害やダート戦など様々な条件を使いながらも勝利を挙げることが出来ず、申し訳ございませんでした」（レース結果）
これまでの競走内容を踏まえ、今後について協議した結果、誠に残念ではありますが、このまま引退させることといたしました。近日中に競走馬登録抹消の手続きを行わせていただき、10日(木)のサラブレッドオークションに上場する予定です。詳細は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
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アマネセールは夏の新潟戦以来の競馬。立て直されたことで状態は悪くなかったと思いますが、福島への長距離輸送で思ったよりも馬体重が減らず。パドックを見て、肌艶は良かったと思ったのですが、お腹回りは確かにコロンとしていました。
レースぶりに関してですが、スタートで若干後手を踏むも、そこまでのロスには至らず。馬群のちょうど真ん中ぐらいでレースの流れに乗っていたと思います。
ただ、決め手のなさがネックになる馬なので、２週目の向正面ぐらいで動いていって欲しかったのですが、ペースアップについて行くのがやっと。位置取りを押し上げることが出来ないと、決め手の無い馬なので挽回は利かず。最後はスタミナもやや切れたような感じでゴールへ流れ込んだだけ。馬体にもやや余裕があっただけに仕方ない面もあるでしょう。
好走するには広いコース＋少頭数が条件になってくると改めて分かったので、次走では手薄なところを狙っていって欲しいなあと思っていたら、レース結果のコメントと一緒にちょっとビックリの戦力外通告。確かに恵まれないと着は拾えないですし、どう転んでも１勝クラスを勝てるとは思えなくなっていましたから、これは自然な流れかなあ。
今後についてはサラブレットオークションに上場とのことで、新たな道が出来るだけ良いモノになることを今は願っています。そして２３戦、お疲れ様でした。
