ピクシーナイト
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：週3回屋内坂路コースでハロン17～18秒のキャンター1本、週3回トレッドミルでキャンター
担当者「その後も脚元の状態に問題ありませんでしたので、この中間は坂路調教の登板本数を週3回に増やし、ペースを上げてハロン17秒まで脚を伸ばしています。坂路での動きを見ても、患部を気にしているような素振りはなく、また長期の休養明けの割には安定したフットワークで登坂することが出来ています。精神的にも安定しており、ここまで心身共に良い状態を保ちながら進めることが出来ていますので、この調子で馬の様子を見ながらより強度を上げたメニューに移行していければと思います。馬体重は５７０キロです」（10/28近況）
アリーヴォ
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容：ウォーキングマシン
担当者「その後もウォーキングマシンで軽く動かしながら、体調維持に努めています。脚元の状態は、表面的に変化はないものの、時間をかけなければいけない箇所ですから、ここは我慢するしかありません。脚元はもちろん、健康状態にも気を配りながら、日々の運動を続けていきます。馬体重は５３４キロです」（10/28近況）
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：トレッドミルでキャンター
担当者「引き続きトレッドミルでキャンターのメニューを行っています。同様のペースで進めていますが、先週よりも息遣いが良くなりましたし、少しずつ体力が備わってきたようですね。気性面も落ち着きがあって雰囲気は良いです。あとは運動を控えていた期間に付いた余分な脂肪を燃焼させて、筋肉が付いてきてくれれば尚良くなってくると思います。馬体重は５３９キロです」（10/28近況）
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
ピクシーナイトはこの中間から週３回坂路へ入れ、普通キャンター程度で乗り込み中。順調に負荷を高めることが出来ていますし、元々身体能力の高い馬。これぐらいなら余裕で対応でできるのでしょうし、骨折箇所を気にする素振りがないのが１番。このまま順調に行くなら、来春の高松宮記念へ間に合うかもしれません。
アリーヴォはまだまだ軽めの調整が続きますが、辛抱強く行くしかありません。また、これから寒くなると馬体が減りづらくなるので、脚元へ負担が増さないようにカイ食いの量を調整することも考えておいて欲しいです。
カミニートデルレイはトレッドミルでのキャンターを継続し、徐々に下地が整ってきた様子。また、落ち着きがあるのも好感なので、あとは余裕のある馬体を着々と絞っていって欲しいです。
