レッドセリオン
萩原調教師「昨日から大きく変わったところはありません。保護のため蹄底にクッションは入れていますが、歩様が悪くなった感じもないですね。しばらくは治療に専念することになりますが、状況としては悪い方に向いていませんし、今後も痛みの原因を探りながら改善に努めていきます」
萩原調教師「先週の金曜から引き運動を止めて舎飼で様子を見ていますが、両前爪の症状はだいぶ良化しています。まだ治癒したわけではないので楽観はできませんが、血液検査の数値も正常に戻りましたし、獣医師からも『今のところ蹄葉炎に移行する可能性は低い』との報告を受けています。ただ、まだハッキリとした診断を出ていませんし、症状が血液循環障害から由来した可能性は考えられるので、引き続き蹄葉炎などに悪化しないよう予防に努めていきます。今週までは舎飼に努め、検査と治療を継続します」
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両前脚の歩様が悪くなり、蹄葉炎というドキッとする言葉まで出てきていたレッドセリオン。この中間、悪化するようだと嫌だなあと見ていたら、舎飼で静養に努めていたところ、両前爪の症状は良化。血液検査での数値も正常に戻り、『蹄葉炎に移行する可能性は低い』とのことでちょっと安心しました。
ただ、症状がぶり返すと厄介ですし、検査と治療を時間を掛けて行っていって欲しいところ。そして症状が安定してくれば、再度NF天栄へ戻し、立て直しを図ってもらえればと思います。何とかデビューへ辿り着けるように長期展望でお願いします。