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デビュー戦からチークピーシズを着用しているのを知り、厳しいデビュー戦になることを覚悟していましたが、実際の走りは自分の予想以上に悪かったのはショックが大きい。2戦目以降で何とか良い方へ変わってきて欲しいも…。★レッドマグナス

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドマグナス(牡・藤原英)父ドゥラメンテ 母シックスイス

2022.09.04
9月4日レース後コメント(12着)

藤原英昭調教師「すみませんでした。調教の感じからここまで大きく負けることは予想だにしていなかったのですが、しっかり現実として受け止めなくてはなりません。私自身、後ろから瞬発力で勝負するタイプではないとみていたので前々で競馬をしてほしいと指示を出していましたし、岩田康誠騎手も何度か追い切りに乗って同じようなイメージを持っていたのであの態勢からでも押し上げていったのでしょう。ただ、いくらペースが遅かったとはいえ、デビュー戦としては厳しい競馬となってしまいました。現状どの条件が合っているのか手探りの中、まだ1戦しただけに過ぎず、今後については使いながら競馬に慣れさせて初勝利を目指していくつもり。芝で大きく負けてしまったので次はダートを試してみようと考えています」

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2022.09.08
栗東藤原英昭厩舎
本日は角馬場で調整しました。

助手「今朝(木)は角馬場で調整をおこないました。乗った感じでもどこか傷んだところはありませんし、テンション面の心配もなさそうです。飼い葉の食いも少しずつ上向いてきていますよ。この後については、今週末まで状態を確認してから決めることになっています」

2022.09.07
栗東藤原英昭厩舎
本日は引き運動をおこないました。

助手「レース後は厩舎周りで引き運動を続けて疲れを癒しています。競馬で無理をしていないので脚元や馬体に異常はありませんし、馬体も大きく減ってはいないようですが、飼い葉食いがひと息なことからも内面には多少の疲労が残っているのかもしれませんね。続戦するのか放牧に出すのかについては、もう少し様子を見てから判断することになりそうです」

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追い切りではマズマズ動けていたも、レースが近づいて来ても、POG本が発売された当初の盛り上がりがなかったレッドマグナス。この時期なので子供っぽさが目立つのは仕方ないも、自分からグイグイ引っ張っていく感じには乏しく、また、藤原英師のコメントでは『適性が掴み切れず』とトーンダウンしていたので、デビュー戦から期待するのは苦しいのかなと薄々は感じ取っていたのですが…。

まず、パドックに登場してきた姿を見て、馬っぷりは目立つものでしたが、こっそりとチークピーシズを着用。正直『あれ?』と思いましたし、返し馬を見ていると、ハミをしっかり取って走っている感じはなく、フラフラして口向きが悪いのかなという印象。不安ばかりが目立ち、『レースで何かやらかしてしまうのじゃないか!?』という普通のデビューとは違う、ドキドキ感でした。

そして実際の走りはというと、ゲートでやや出負けするも、少し促していくと中団あたりをキープ。折り合いは付いていましたし、レースに参加できているなあと見ていましたが、道中で岩田康JはSペースを嫌ってスーッと外目を進出。デビュー勝ちへ向け、意欲的だなと感心する程。そして手応え良く、新潟の長い直線を向いた時にはグッと沈み込んでギアが上がり、じわじわ伸びてきてくれることを期待したのですが、まさかのワンペース。最初、岩田康Jがトモを気にする感じだったのでトモの入りが悪いのかなと心配しましたが、ただ単に速い脚が使えなかっただけ。最後は無理をしなかったというのもあるのかな? レース前のトーンダウンから厳しい結果になることは覚悟していたも、自分の想像していたよりも内容が悪く、寂しいデビュー戦となってしまいました。

募集当初から馬体の良さは目立つ1頭でしたが、顔付等から気性面の危うさを指摘される会員の方の書き込み等を目にもしました。そしてその通りの結果に。うーん、難しい。

まあ、デビュー戦の走りでマグナスの本質が露呈したので、修正すべき点に早急に取り組んで欲しいところ。また、今回の走りだと芝では辛いので、ダートでの変わり身に託すのみ。ただ、子供っぽさを多く残し、走ることへの前向きさが足りない現状なので、砂を被ると前へ進んでいかないかも。不安が早くもチラつきます。

その反面、長所と言えるのは体力がある(体質が強い)ことなので、甘やかすことなくビシビシ鍛えていく中で何とか良い方へと変わってきてもらわないと。まずは2戦目となる次走でどこまで前進することが出来るか。マグナスの将来を占う意味でも早くも試金石の1戦となりそうです。