キープシークレットの21(牡・杉山晴)父ドレフォン
・在厩場所:8月2日に北海道・ノーザンファーム早来へ移動
Yearling担当者「こちらでは順調に夜間放牧を継続していました。7月中旬から運動量が増した後は、飼い葉量を増やし、疲労の蓄積に注意しつつ調整していましたが、問題なく順調に進めることが出来ていました。暑さに堪えることなく、タフな放牧環境でもへこたれることはなかったですし、恵まれた馬格通り、体力面でも充実していました。当初は余裕のあった馬体も運動量の増加によってシャープさが増して、キャンターでは力強さは残しつつも素軽さも感じられるようになっていました。勝ち気なメンタル面も、馴致を通して人との関係性を理解してくれましたし、普段の様子や常歩でも落ち着きが見られるようになりましたから、調教厩舎でもスムーズに進めていくことが出来ることでしょう。馬体重は460キロです」(8/15近況)
○誕生日:2月20日生まれ
○育成:ノーザンファーム早来
○馬体重:477キロ 体高 153.5センチ 胸囲 177.0センチ 管囲 20.8センチ(7月上旬頃)
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母の初仔となりますが、十分なサイズで全体的にボリュームのある馬体。そして父ドレフォンながら繋ぎが柔軟で伸びやかな歩様と光るモノを持っていると感じたのがキープシークレットの21。ただ、球節が腫れぼったく、脚元が枯れてきて欲しいところはあります。
また、顔付きを見ると、勝ちな性格だと思うので、それがレースへ行っての勝負根性へと繋がってもらえればと思いますし、目付きの悪さはないので、自滅するような気難しさはないと思います。
適性を考えると、芝・ダートを問わずに短距離向きでしょう。母系にも優秀な血が流れていますが、父の血を濃く受け継いだように思うので、豊富なスピードを秘めていそう。先行からの押し切りで他馬を捻じ伏せて欲しい。そして父の代表産駒に名前を連ねることができるような大活躍を密かに期待しています。