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【シルク】週末(8/6・7)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラッキーモー

土曜新潟8R 3歳上1勝クラス(ダ1800m)8着(14番人気) 荻野極J

ブリンカー着用。プラス12キロ。五分のスタートを切ると、促しながら中団を取ります。直線ではインコースからジリジリと差を詰め、去勢明け2戦目は前走よりも1つ着順を上げて8着で終えています。

松永幹調教師「新潟競馬場は暑かったですし、元々テンションの高い馬なのでこれくらいの発汗は許容範囲だったと思います。今日はプラス12キロと二桁増やして出走できたように、体はこの馬なりにふっくらと映っていたので、長距離輸送がありながらも雰囲気は悪くなかったですね。ただ、返し馬では上擦るような走りとなってしまっていましたし、レースでもそのような仕草があり、追走に苦労しているようでした。騎乗した荻野極騎手も『かなり速いペースで流れたとは言え、向こう正面で気持ちが一旦切れてしまって追走で一杯でしたね。最後はよく巻き返しているので、上手く流れに乗れなかったところが悔やまれます』と話していました。集中力が切れてしまうと全く動かない馬なので、いかに気分を損ねることなく、スムーズに走れるかが今後も鍵となりそうですね。最後はじわじわと脚を伸ばしてきていますし、レースへ向かうまでの気性面や体つきは徐々に成長を感じますから、次は更に良い結果を残せるように頑張ります。この後はトレセンへ戻ってよく心身の状態を確認しますが、続けて使って良いタイプではないので、一度リフレッシュさせるつもりです」(レース結果)

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・在厩場所:9日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

松永幹師「先週の競馬では、一瞬気を抜くところがありながらも、最後はもう一度脚を使って伸びてくれましたから、いかに最後まで気持ちが切れないかが今後もカギになってきますね。レース後も脚元含めて目立ったダメージはありませんでしたが、9日に無理せず牧場へ戻させていただきました。次走の予定につきましては、牧場で状態を確認しながら検討していきたいと思います」(8/10近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ルコントブルー

土曜新潟10R 柳都S(ダ1800m)14着(12番人気) 木幡巧J

プラス14キロ。最内枠からスタートを決めると、中団でレースを進めます。向こう正面で早めに手応えが怪しくなると、直線でも伸びあぐねてしまい、1年ぶりの実戦は後方で敗れています。

勢司調教師「脚元の事があってなかなかハードなトレーニングをすることが出来ませんでしたし、長期休養明けでしたから、さすがに体に緩さは残っていました。それでも調教での動きや気合い乗りは週毎に段々と良化傾向でしたし、ジョッキーも『重たさは多少あったものの、返し馬での感触はとても良かったですよ』と褒めてくれたので、万全とは言えないですが1年ぶりの実戦と考えれば仕上がりは悪くなかったのかなと思います。また、手術を行った喉に関しては、特に問題ありませんでしたし、その点はホッとしています。今回戻ってきてからは、良くも悪くも少し大人しすぎた印象なので、気持ちの面もひと叩きしたことでガラッと変わってきて欲しいですし、中身や動きも良化してくるのではないでしょうか。この後は脚元を中心によく馬体を確認させていただき、それから今後の事を決めたいと考えていますが、無理はさせないつもりです。ひとまず無事にゴールしてくれて良かったです」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン/11日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

勢司師「トレセンに戻って状態を確認しましたが、四肢には少し浮腫みが見られるものの、これと言った大きなダメージは見られずホッとしました。1年ぶりの競馬だったことに加え、暑い中で頑張って走ってくれましたし、この後は無理せず放牧に出して心身共にリフレッシュを図る予定です」(8/10近況)

⇒⇒11日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(11日・最新情報より)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain コンジャンクション

日曜新潟3R 3歳未勝利(ダ1800m)2着(3番人気) 松山J

引き続きブリンカー着用。五分のスタートから促して好位を取ります。ロス無く立ち回って、直線でもしっかり脚を使うと、未勝利戦3度目の連対を果たしています。

池添学調教師「想定の段階では勝ったエルゲルージが土曜日のダ1800m戦に入っていたので、こちらは日曜日の方に出走し未勝利脱出を決めようと考えていたのですが、最終的に向こうも日曜日に回ってきて同じレースに出走する形となってしまい、6馬身突き放される格好となりました。今日に関しては言えば、勝ち馬が強かったとしか言いようが無く、この馬自身はロス無く回ってきて、良い内容の競馬が出来ました。特に立ち回りが非常に上手くなっていて、レースを重ねる毎に成長を感じます。騎乗した松山騎手は『前目から競馬が出来たらなと考えていたものの、器用に動ける馬ではないので出ムチを入れてもあの位置になりました。道中はハミを取って進んでくれましたし、ロスの無い競馬をしたのですが、勝った馬には及びませんでした』とコメントしていました。あまり猶予は無いですが、中1週で新潟競馬場まで連れてきましたので、この後は牧場へ一旦戻してリフレッシュを図る予定です」(レース結果)

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・在厩場所:10日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧
・次走予定:第4回小倉開催

池添学師「新潟競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて目立ったダメージはなく、体調も問題ありませんでしたが、本日牧場へ戻させていただきました。未勝利戦が終了するまで時間の猶予はないですが、何とか一つ勝ち上がれるように良い状態でレースに向かえるよう牧場サイドと連携を取っていきたいと思います」(8/10近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain リヴィア

日曜新潟4R 3歳未勝利(芝2000m)8着(4番人気) 北村友J

シャドーロールチークピーシズ着用。スタートで横の馬と接触するも、馬のリズムに合わせて中団後ろからレースを進めます。3コーナー辺りから鞍上の手が動くと、直線では大外から懸命に追い込んでくるも8着でゴールしています。

安田翔調教師「行きっぷりを良くするため、この中間はチークピーシズを着用しましたが、それ以前に高速馬場で息を入れる余裕がありませんでしたし、なかなか抱えるようなところも無かったですね。北村友一騎手も速い馬場でこの馬の良さが活きなかったことを一番の敗因に挙げており、私もそこがネックになってしまったのだと感じました。その他、ジョッキーのコメントは『ポジション的にはもう1,2列前で運びたいと考えていました。ただ、出して行くと終いは甘くなる馬ですし、前半の行きっぷりを踏まえると、あの位置が限界ですね。ゴール前は止まっているように感じるかもしれませんが、決して垂れていませんし、推進力はありました。もう1段ギアが上がってくれると良いのですが・・・』との事でした。牧場からかなりふっくらとした状態で戻ってきたので、攻め馬は加減すること無くできたものの、それを今日は活かせませんでした。この後についてはトレセンへ戻ってから状態を確認した上でどうするか決めたいと考えており、またご相談させてください」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン/12日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

安田翔師「先週の競馬では、高速馬場に対応できず消耗戦に持ち込むことが出来なかったのがすべてだと思います。優先出走権を獲ることが出来ず、この馬に不向きな条件で出走させても良い結果に結び付かないと思いますし、ここ最近は安定したレースをしてくれるようになりましたから、前々走のように、適度に時計の掛かる条件にこだわって使っていけば、1勝クラスでも十分通用する力を持っていると思うので、未勝利戦はパスし、第4回新潟開催を目標に立て直すことにしました。未勝利戦が終わるまでに勝ち上がることが出来なかったのは申し訳ございませんでしたが、この馬の成長力に賭けて早く一つ勝ち上がれるよう牧場サイドと連携を取っていきたいと思います」(8/10近況)

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週末(8/6・7)に出走した出資馬(シルク)の出走結果・レース回顧をまとめて。ちょっと簡潔に書かせてもらいます。※日曜の重賞・レパードS(G3)に出走したインディゴブラックは別記事にて。

ラッキーモーは去勢明け2戦目で前走で減った分(マイナス14キロ⇒プラス12キロ)を回復してレースへ臨めたのは良かったですが、パドック等の気配は地味。今回も変わり映えのしないレースになるのかなと覚悟しました。

レースはマズマズのスタートから1角へ向かう時の走りは案外リズム良く走れていたと思いますが、向正面で少し前がゴチャゴチャした時にフワッと。集中力が一旦切れると進んでいかないように。また、新潟のダートはカーブがキツいので、ここでポジションを下げてしまうと勝負になりません。4角を回ってくる時点で前との差は開いていましたが、直線では荻野極Jの叱咤激励に反応し、ジリジリといった伸び。パタッと止まることなく8着まで盛り返してくれたのは良かったです。ただ、冷静に振り返ると、1・2着馬は力が抜けていたとはいえ、3着のダノンピーカブーとも1秒1差。キャリアはまだ浅いとはいえ、この差が詰まらないと2勝目はあり得ません。

ルコントブルーは昨年の新潟・柳都S以来となる約1年ぶりの出走。脚元や喉の問題は復帰が難しいかなと思う時期もありましたが、まずは戻ってくることが出来たことに感謝です。大型馬なので太め残りでの出走は致し方ありません。

レースぶりに関してですが、前半はブランクを感じさせない走りでレースの流れにそれなりに乗れていたと思いますが、最内枠ということで向正面でも内々で窮屈な走り。勝負どころからスムーズに押し上げることが出来なかったのは痛かったかなと。そして4角から直線を向く時の走りは少し余裕があるように見えましたが、直線でいざ追われるとピリッとした脚は使えずに最後は息切れで失速。1年ぶりというブランクと余裕のある造りでは精一杯。また、元々3勝クラスでは力が足りていませんでしたから。

レース後は疲れ・反動を懸念しましたが、四肢に少し浮腫みが見られる程度。少し楽をさせて回復を促せば問題ないでしょう。また、久々でも走ることへの意欲は感じたので、使いながら馬体が整ってくれば、大駆けがあるかもしれません。

コンジャンクションは初勝利を求めて中1週のローテで新潟へ。プラス2キロでの出走と馬体の増減なくレースへ臨めたのは良かったですし、何とか状態はキープできていたと思います。

レースはマズマズのスタートを切るも、スッと前へいくような二の脚は見られず。松山Jはもう少し前目へつけたいと思っていたでしょうが、4~5番手キープが精一杯。それでも道中は内目を回ることでポジションをキープすると、勝負どころでの手応えは余裕十分。あとは直線で捌いてくれば大丈夫かなと思ったのですが、今回も1頭手強い馬が潜んでいて…。それが勝ったエルゲルージ。初ダートでもスッと2番手をキープし、4角で軽く仕掛けただけで後続を突き放した姿は圧巻。今回に関しては相手が強過ぎたとしか言えません。そんな中、直線では最内から2着をキープした頑張りには頭が下がります。

レース後のコンジャンクションですが、クタッとした感じはないも、中1週での新潟参戦を考慮し、NFしがらきへ。何とか状態を整え直してもらい、上向き加減でひとまず最終戦へ臨んで欲しいところ。そして次走では外目の枠を引き当て、1歩早めの仕掛けで後続を封じて欲しいです。

リヴィアは左回りの中京戦で連続2着。今回は一息入った後でしたが、追い切りでは活気ある動きを披露し、あとは順当に勝ち上がりのチャンスが巡ってくることを信じたのですが…。

パドックに登場してきたリヴィアは集中して歩くことは出来ていたと思うも、小柄な牝馬なのでマイナス2キロ以上に細く見えました。レース前に好調ぶりを伝えられていましたが、追い切りを重ねていく中で余裕がなくなりつつあったのかな?

また、レースにおいては速い時計への裏付けがないので、軽い芝の新潟に替わることに一抹の不安を感じていましたが、レースは淀みなく流れたとことで少しバタバタした感じでの追走に。道中、前が狭くなったりするところもあり、落ち着いた位置で流れに乗れず、脚が溜まり切らなかったです。そして勝負どころからも差を詰めていくことが出来ず、直線で盛り返そうと切り替えましたが、前も止まらずで8着まで。見事に弱点が浮き彫りになった1戦になってしまいました。あと、個人的にはチークピーシズの着用が余裕をなくさせた感じに見えました。

レース後のリヴィアですが、4回小倉開催へは向かえず、未勝利のまま、ローカル場所で格上挑戦を狙っていくことに。この判断には賛成ですし、あと馬体重が10キロ以上増えてきてくれれば変わり身は見込めそう。また、この血統なので、道悪競馬での出走が叶えば、よりチャンスは巡ってくると思います。