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【シルク】週末(8/6・7)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラッキーモー

土曜新潟8R 3歳上1勝クラス(ダ1800m)4枠6番 荻野極J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:3日に坂路コースで時計

松永幹師「3日の追い切りは、新潟競馬場までの輸送を考慮して終い重点で併せて行いました。道中はラッキーモーが追走し、途中から古馬1勝クラスの馬に併せてアタマ差先着しています。レースでは、馬込みに入ると少し気を使うところがありますが、調教では並びかけた後も怯むことなく最後まで集中力を切らすことはなかったですよ。追い切りをこなしていくにつれてテンションが高くなってきましたが、以前のように無駄なことはしないですし、その辺りは去勢の効果が出ていると思います。去勢手術明けの前走は、自らハミを取って進んで行く姿勢を見せてくれましたし、ゆったりとした距離でのびのび走ることが出来れば、最後まで集中力を欠くことはないと思っています。揉まれない位置でレースを運んで、最後の直線で上手く外に出すことが出来れば、前々走のようにしぶとく脚を使ってくれるはずなので、荻野極騎手にはそのようなイメージでレースを運んでもらいたいと思っています」(8/4近況)

助 手 31栗坂良 60.5- 44.8- 30.0- 14.9 馬なり余力
助 手 3栗坂良 54.1- 39.4- 25.5- 12.7 一杯に追う プレミアスコア(古馬1勝)強めを0.8秒追走アタマ先着

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ルコントブルー

土曜新潟10R 柳都S(ダ1800m)1枠1番 木幡巧J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:3日に南Bコースで時計

勢司師「先週末には坂路コースでサッと脚を伸ばしており、その後も脚元の状態は落ち着いていることから、3日には南Bコースで併せて追い切りを行いました。時計は半マイルからしか出ていませんが、実際には5ハロンから追い切るようにしており、タイム的にも半マイルから52.2秒のラスト1ハロンは11.7秒と、まずまず負荷が掛かった調教を課すことが出来ています。直線での脚取りはしっかりとしていましたし、乗り手に促されるとグーっと加速して良い動きを見せてくれました。追い切りをこなすに連れて、気持ちの方にも良い意味での煩さが出て来ていて、その点は良い傾向かなと感じていますが、さすがに馬体にはまだ余裕がある状況です。もちろん走るからには良い結果を残してもらいたいと思っていますが、1年ぶりの実戦ということを考えると、まずは無事に走り切ってもらいたいですし、次に繋がるレースが出来ればと思っています。鞍上は木幡巧也騎手で出馬投票させていただきました」(8/4近況)

助 手 31美坂良 56.0- 41.3- 27.2- 13.2 馬なり余力
助 手 3南B良 52.2- 37.5- 11.7 馬なり余力 ヒメカミノメガミ(三未勝)強めの外同入

f:id:yakifish:20200513045835g:plain コンジャンクション

日曜新潟3R 3歳未勝利(ダ1800m)4枠6番 松山J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:3日にCWコースで時計

池添学師「想定を見て検討した結果、8月7日の新潟・ダ1800m戦に出馬投票させていただきました。短期放牧を挟んでいるとはいえ、ここまでコンスタントに使ってきているので、3日の追い切りは疲労が残らない程度にCWコースで行っています。さすがに大きな上積みこそないものの、調子を崩している感じはないですし、状態は維持できています。小回りコースがカギになると思っていた前走は、思いのほか流れに乗ることが出来ましたし、どの様な条件になっても対応できるようになってきたなと手応えを感じました。スタートさえ決まっていれば、あっさり勝ち上がっていても不思議ではなかったと思いますし、あと一歩のところまで来ているだけに、今回こそは何としてでも勝ち上がりたいところです。いかにスムーズな競馬が出来るかがカギになってくると思いますが、弘平(松山弘平騎手)もその点は分かってくれているはずですから、上手くエスコートして勝利に導いてもらいたいところです」(8/4近況)

助 手 3CW良 75.2- 58.4- 42.1- 13.7 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain リヴィア

日曜新潟4R 3歳未勝利(芝2000m)4枠8番 北村友J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:3日にCWコースで時計

安田翔師「今週は新潟競馬場までの輸送が控えていますので、3日の追い切りは70-40から、終い重点でサッと時計を出しています。レースに騎乗予定の北村友一騎手を背に、道中はリヴィアが先行し、最後の直線で3歳未勝利馬の外側へ併せてクビ差先着しています。帰厩後は体重を気にせずしっかり乗り込むことが出来ましたし、これまで以上に負荷を掛けて仕上げることが出来ました。前走は展開のアヤで2着に敗れたものの、北村友一騎手がこの馬の持ち味を上手く活かしてレースを運んでくれました。現状はポジションを意識せずに、馬のリズムで追走して、上手く消耗戦に持ち込む形がベターなだけに、新潟コースの高速馬場にどれだけ上手く対応できるかがカギになってきますね。今回は少しでも行きっぷりを良くする為に、チークピーシズを着けることを考えていますので、それで少しでも良いポジションで流れに乗ることが出来ればと考えています。未勝利戦が終わるまで時間の猶予がないだけに、何とか良い結果を期待したいところです」(8/4近況)

助 手 29栗坂良 53.0- 38.9- 25.5- 12.9 馬なり余力
北村友 3CW良 87.8- 71.0- 55.5- 39.8- 12.1 馬なり余力 バーニングヒート(三未勝)馬なりの外0.5秒先行クビ先着

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週末(8/6・7)に出走する出資馬(シルク)の出走記事をまとめて。※日曜の重賞・レパードS(G3)に出走するインディゴブラックは別記事にて。

ラッキーモーの前走は去勢明けということで、マイナス14キロでの出走に。数字どおりやや細く見えましたが、イレ込みはなく、雰囲気自体は悪くなかったかと思います。そしてレースでも大きくは負けていませんが、直線でのひと伸びが利かず。去勢によって幾らかは気難しさは消えるも、他馬を気にするというか遠慮がちな性格が低調な成績を導いているようです。

前走後はNFしがらきで再調整を行い、節を稼いで2回新潟のココへ。今回は追走を楽にし、のびのび走らせたいという意向からダ1800mへの出走に。自分からグイグイ引っ張っていくタイプではないので、距離は何とか辛抱してくれそう。ただ、内目の枠に入ったので、馬群で揉まれる形になるのが濃厚。ハナへ行けるようなダッシュ力は残念ながらないですし。また、追い切りでは我慢出来ていたようですが、雰囲気が違うレースで集中して走れるかどうかは未知な部分。道中、どこかのタイミングで揉まれにくい外目へ切り替え、早めに仕掛けることが出来れば、ちょっと面白いかもですが、現実的にそれを実践するのは難しいでしょうねえ。

また、相手関係に目を遣ると、これから伸びゆく素材の3歳勢が上位を形成。キャリアの浅さが仇になるケースはあるかもしれませんが、ポテンシャルの高さは認めるところ。それ故、現状のラッキーモーでは太刀打ちできないでしょうねえ。

まあ、今回は新味を引き出す為のチャレンジなので、結果は二の次。ダ1800mの競馬で今後に可能性を残す(浮上の余地がある)走りを見せて欲しいです。

ルコントブルーは昨年のこのレース以来の出走と1年ぶりの競馬へ。昨年のこのレース後、左前の種子骨靭帯にダメージが見られ、症状の程度+大型馬から復帰へは時間を要してしまいましたが、慎重に立ち上げてきたことで、何とか症状がぶり返すことなく、現役復帰できたのは何より。帰厩後は脚元への負担を考え、坂路とPコース中心で仕上げてきましたが、最終追いはBコースへ入れることが出来ていますし、追い切りの動きだけならブランクを感じさせません。ただ、馬体は絞り切れていないですし、3勝クラスでは9着→11着。力は足りていませんし、7枠2頭を始め、伸びしろを残す上位勢はなかなか強力。あと、脱線しますが、夏場の1戦ということで、ショウナンマリオ以外は短期も含めて放牧明け。結構レアなケースかなと思います。

個人的には木幡巧Jがどうリードしてくれるか密かな期待はありますが、今回に関してはやはりブランクが大きいですし、完調と比べると7割ぐらいの仕上げ。まずは無事に走り終えてもらい、その後の疲れ・反動が出ないことを願うばかりです。

ブリンカーを装着してダートに使うようになってから2着→2着→3着のコンジャンクション。大崩れしなくなったのは頼もしいも、あとワンパンチ・ツーパンチが足りず。前走ではスタート直後に躓いたのは痛かったですし、道中で内へ入れたことで勝負どころからの反応が一息。最後はきっちり脚を繰り出してはいるのですが、時すでに遅かったです。

前走後は在厩調整を続け、少しでも広いコースへ使いたいということで中1週のローテで新潟へ。陣営とすればちょっと勝負を賭けてきましたが、中間の追い切りは1本のみでいつもの坂路調教ではなく、CWコースでサッと伸ばす感じ。夏場で馬体減を考慮したのでしょうが、余裕のある動きを見せてくれました。この雰囲気ならデキ落ちは大丈夫そう。あとは結果を出すのみです。

相手関係に目を遣ると、前々走で差のない着順だったナリタイチモンジ、芝の未勝利で勝ち切れない競馬が続くも、血統的にダート替わりはプラスに出そうなエルゲルージが強力。まずはこの2頭とどういう並びでレースへ行くのか。1番前に付け、積極的に運ぶのか、前に見る形で直線での競り合いへ持ち込むのか。駆け引きは面白そう。

また、松山Jはソツなく乗る騎手ですが、今回こそ常に動きやすい位置で競馬を進めて欲しいです。変に内に入れ、勝負どころでズブさを見せられては前走の二の舞ですから。勝ちに行く競馬をして他馬に差されたら、それは力不足と納得できます。1戦1戦が大事になっていますが、悔いを残さないようにお願いします。

初出走時は強風に苦労させられ、直線でちょろっと押し上げただけ(9着)だったリヴィア。2戦目からは左回りの中京へ転じ、距離延長も無難にこなすと、連続2着と好走。負けた相手はそれぞれに力を秘めている馬ですから、リヴィアの初勝利はそろそろ巡ってきても良い頃なのですが…。

前走後はNFしがらきでリフレッシュを図り、左回りの新潟開催を狙ってきました。そして帰厩後の調整・追い切りに関してはソフトに仕上げられた印象も、時計になるところを丹念に乗り込み、この馬らしいキビキビとした動き。状態の良さは伝わってきます。

あとは連続騎乗となる北村友Jの手綱捌きに託すのみ。道中で変に動くと末脚の威力を欠くことになるので、リズム重視の走りを意識し、直線でしっかり脚を使ってきて欲しいところ。スタミナは豊富なのでタイトな流れでリヴィアの良さが生きて欲しいです。ただ、軽い芝の新潟でのレースなので、走破時計&上がりの速い決着となってポロッと脆さを見せてしまうかも。ここで決めたいというのが率直なところですが、勝てなくても大崩れだけはしたくありませんし、回避しないといけません。吉報が届くことを只々待っています。