クイーンズアドヴァイス21(牡・友道)父ハーツクライ
2022.07.08
辻牧場(育成牧場・辻牧場/BTC)
南米の競馬大国アルゼンチンの重賞ウイナーで、近親から数多くの活躍馬が登場している名血馬でもある母と、これが最終世代産駒となる父ハーツクライとのマッチングが生み出した、潜在能力の高さを誇る期待馬。長駆短背で、背筋が発達していること、飛節の可動域がとても大きなことが、当初からのセールスポイントですが、おっとりとしていた気性が徐々に変化し、動きの積極性が見え始めた点は、歓迎すべき材料です。醸し出す雰囲気には大物感があり、トップも狙える逸材候補です。
2022.07.08
追分ファーム リリーバレー
激しい追い比べを制し、G1エリザベス女王杯馬に輝いた母と、圧倒的強さでG1皐月賞、G1ダービーを連覇した父ドゥランメンテとの組合せから登場した、文句なしの血統背景を誇る希望の星。小柄なタイプが多かった母の産駒としては、恵まれた馬格を保持していますが、ここに来て、厚み、深みが増してきた点は、特筆すべき好材料となっています。歩きや身のこなしに柔軟性がある上に、力強さを備えている点もセールスポイント。競走馬としての躍動を十分に予感させる、豊かな将来性の持ち主です。
シアードラマ21(牝・田中博)父キズナ
2022.07.08
社台ブルーグラスファーム(育成牧場・社台ファーム)
デラウェアH、パーソナルエンスンSなど米G1を3勝した一流競走馬で、半兄に米G1・BCスプリントを制したビッグドラマを持つ名血馬でもある母と、日本生産界を代表する種牡馬へと成長しつつある父キズナとの配合がなされた逸材候補。暑い時期を迎えても、毛艶の良さには目を見張るものがあり、体調面の素晴らしさが際立っています。また、繋ぎのクッションが利いた、滑らかな歩きができている点も強調材料。立ち姿も美しく、大仕事を成し遂げる雰囲気を漂わせています。
ダンシングラグズ21(牝・矢作)父Curlin
2022.07.08
ノーザンファームYearling(育成牧場・ノーザンファーム
米2歳G1アルシバイアディーズSを制した母と、2年連続米年度代表馬に選出された歴史的名馬で、種牡馬としても大きな成功を収めた父カーリンとの間に誕生した、素晴らしい血統背景を誇る期待の星。骨格が良く、体高、伸びもある馬体の持ち主で、毛艶、張りも申し分のないものとなっています。また、ここに来て身体の使い方が上達し、歩きの力強さも、一段階上のレベルに入ってきました。鋭さと迫力を感じさせ、独特の雰囲気を漂わせる牝馬であり、こちらのイメージ以上の大物へと育つ可能性は十二分です。
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12日からの始まった通常募集の販促の意味合いが強いでしょうが、8日に7月に撮影された立ち姿のアップと近況の更新がありました。
近況の内容は"東京サラブレッドクラブ YEARLING TOUR 2022"で紹介されていた内容を文字で起こした感じですが、最新画像はありがたいです。4頭共に垢抜けた感じがあり、顔の表情も好感。ただ、4頭共に"コツコツ堅実"タイプというよりは"三振or1発長打"タイプ。裏目に出てしまうと悩ましくなりそう。
また、これから育成が始まり、進んでいくことになりますが、まずは大きな故障を避け、自分のリズム(成長曲線)を守り、競走馬としての基礎を着実に身に付けていってもらえればと思います。