ダイアトニック
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15～17秒、トレッドミル
調教主任「今のところ、夏負けの兆候は見られないですし、飼い葉をよく食べて良いコンディションを保っています。この中間は坂路でハロン15秒までペースを上げていますが、ペースアップには問題なく対応していますし、動きも軽快ですよ。これから更に暑さが厳しくなりますから、体調面には十分注意しながら進めていきたいと思います。馬体重は５１３キロです」（7/8近況）
アリーヴォ
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：ウォーキングマシン
調教主任「こちらで状態を確認したところ、左前脚の球節付近の炎症は前回ほど気にならないぐらいで、ほぼ治まっていますよ。ただ、右前脚の筋にも疲れが見られますね。腫れや熱感はないものの場所が場所なだけに、良化するまでは軽めの運動でコンディションを整えておこうと思います。馬体重は５１４キロです」（7/8近況）
ボンディマンシュ
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：坂路コースでハロン17秒、トレッドミル
調教主任「この中間もトレッドミルと坂路調教で進めています。暑さの影響もなく、体調は良い意味で変わりないですし、いつも見せる前捌きの硬さもそこまで気になりません。これから更に暑さが厳しくなってきますから、夏負けの兆候には注意しながら、今のメニューで乗り込みを継続していければと思っています。馬体重は５３４キロです」（7/8近況）
ロコポルティ
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15～17秒
調教主任「その後も順調に進められていましたので、この中間から坂路でハロン15秒の調教を開始しています。調子が上向いてからは疲れを全く感じさせないですし、元気いっぱい調教に取り組むことが出来ています。これから暑さが厳しくなってきますから、体調には注意しながらより負荷を強めて行ければと思っています。馬体重は５５４キロです」（7/8近況）
イルデレーヴ
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15～17秒
調教主任「その後も順調に進められていましたので、この中間から坂路でハロン17秒の調教を開始しています。速い日は終いハロン15秒まで強めていますが、しっかりとした脚取りで駆け上がっていますよ。具体的な番組については、もう少し進めたうえで相談することになっていますので、今後はより負荷を強めて良化を促していきたいと思います。馬体重は５１１キロです」（7/8近況）
ラッキーモー
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：坂路コースでハロン15～17秒、トレッドミル
調教主任「この中間も同様のメニューで乗り運動を継続しています。ここ最近は脚元の状態を気にせず進めることが出来ていますし、しっかり乗り込めていることもあって、体つきは良いですね。具体的な予定は決まっていませんが、近い内には移動の目途が立てられそうですから、松永幹夫調教師とも相談していきたいと思います。馬体重は４７７キロです」(7/8近況)
シェダル
・在厩場所：西脇トレセン
・調教内容：ダートコースで軽めのキャンター
・次走予定：8月12日の園田・摂津盃（重賞１）・吉村智Ｊ
長南師「先週は改めておめでとうございました。レース後は思いのほか疲労回復が早く、むしろトモの感じは使う前よりシャキッとして、思惑通りひと叩きしたことでピリッとしていますよ。今週からコースで乗り出していますが、元気いっぱい調教に取り組むことが出来ています。今のところ、暑さは堪えていないようですが、これから夏本番を迎えますから、出来るだけ涼しい時間帯を狙って調教を行うなどして、少しでも負担が掛からないように努めていきたいと思います。なお、次走は8月12日の園田・摂津盃に吉村智洋騎手で向かう予定です」（7/8近況）
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ダイアトニックは暑さが堪えることなく、コツコツ乗り込むことが出来ているのは○。そしてハロン１５秒の調教を開始しているので、スプリンターズＳの前にどこか使うことを考えているのかな？ 今後も動向が気になります。
宝塚記念で大敗を喫し、ＮＦしがらきへ戻ってきたアリーヴォ。大阪杯で痛めた左前脚の球節付近の炎症は落ち着いていますが、今度は右前脚の筋にも疲れが。症状とすれば軽いものですが、まずは軽めの運動に止め、患部への入念なケアを行ってもらえればと思います。そして心身のリフレッシュを完了させて欲しいです。
秋競馬からの始動が決まっているボンディマンシュは引き続きトレッドミルを併用して坂路で普通キャンターを消化。前捌きの硬さは徐々に薄れてきているので、雰囲気は良くなっています。今後も暑さに耐え、自分のリズムで調教を重ねてもらえればと思います。
ロコポルティはこの中間からハロン１５秒の調教を開始。ゆっくり立ち上げてきたことで体調は良さそうですし、暑さにも辛抱出来ています。また、このまま順調に行くなら、来月２０日の新潟・上越Ｓ（ダ１２００ｍ）へ間に合いそうです。
イルデレーヴは坂路へ連れ出していますが、順調に負荷を高め、ハロン１５秒の調教も開始。暑さはやはり得意な感じ。ただ、２勝クラスで勝ち負けするには力を付けないとダメなので、コツコツ乗り込むことで進化していって欲しいです。
ラッキーモーは厩舎から帰厩の予定が示されれば、負荷を高めることは可能な状態ですが、３歳未勝利馬や２歳馬が優遇される時期なので、帰厩はズルズル延びそうな雰囲気も。ですので、トレッドミルを併用して疲れを溜め込まないように気を付けてもらえればと思います。
摂津盃前の１戦を快勝したシェダル。その後の疲れ・反動がちょっと心配でしたが、思っていたよりも回復が早く、良い意味でピリッとしてきた感じ。これなら次の目標へ向け、順調に調整を進めていけるでしょう。また、摂津盃では吉村智Ｊへ手が戻る様子。ジンギの動向は分かりませんが、ここで１つ園田での勲章を掴んで欲しいです。
