クイーンズアドヴァイス21(牡・友道)父ハーツクライ
・育成牧場/辻牧場(BTC)
【体重】462キロ【体高】156センチ【胸囲】181センチ【管囲】21.0センチ
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ポスト・ディープインパクトを巡る種牡馬争いが始まっている中、現役時にディープインパクトを負かしているハーツクライも種牡馬引退により、産駒が少なくなっています。それ故、牡馬への出資は貴重な機会。ですので、ラインナップを見た時に1番気になったのはクイーンズアドヴァイス21でした。
また、今年の日本ダービーを制したのは友道厩舎のハーツクライ産駒。その付加価値でも人気になるのかなと覚悟していましたが、育成先が辻牧場ということで躊躇された会員の方が多かったのかなと思います。それは個人的には追い風となり、第一希望で申し込んでおけば、出資は叶うかなと見ていました。
馬自身に目を遣ると、1月生まれで462キロ。キ甲が目立たず、腰高の体型なので、大きくなり過ぎるのは懸念材料ですが、前脚の可動域は広く、トモの踏み込みも上々。体を大きく使えるのは魅力的ですし、重心の低さを感じるもの好印象。追ってから馬体が沈んでくれそうなイメージを持っています。
あと1月の早生まれの分、馬体はカチッとした感じがあり、体幹がしっかりしているのかなと。シルクで出資しているハーツクライ産駒・アッシュフォードに近いものを感じます。
素材は良い馬だと思うので、育成において素質の芽を磨いていけるのか、無駄な頓挫で素質の芽を摘んでしまうのか。大きな分岐点となりそうですが、BTCの施設は充実しているので、それを有効活用し、丁寧に育て上げていって欲しいと願っています。