ペースセッティング（牡・安田隆）父Showcasing 母Jet setting
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：22日に坂路コースで時計
・次走予定：7月17日の福島・芝1200ｍ
安田隆師「ゲート試験に合格後は、これまでの疲労が出ないか注意して見ていましたが、むしろ飼い葉をよく食べて元気いっぱいの様子でしたので、今の状態でどれだけ動けるのか確かめるために、22日に坂路で追い切りを行いました。道中はペースセッティングが追走する形を採り、途中から古馬2勝クラスの馬に併せて0.2秒先着しています。格上馬相手にどれだけ付いていけるか試してみたところ、道中は自らハミを取って進んで行くほどの前向きさを見せて抑えるのにかなり苦労しましたね。勝負どころで促していくとスッと楽に並びかけてくれましたし、強め1本目とは思えないほどの内容でした。まだ全体的な緩さはあるものの、その中でもこれだけ動いてくれるのですから、完成された時が楽しみですね。このまま問題なければ7月17日の福島・芝1200ｍ戦でデビューさせたいと考えていますので、万全の状態で初戦を迎えられるよう努めていきたいと思います」
助 手 22栗坂不 52.4- 38.0- 24.7- 12.6 馬なり余力 ロードクラージュ（古馬２勝）一杯を0.6秒追走0.2秒先着
助 手 25栗坂良 53.7- 38.6- 24.3- 12.3 馬なり余力
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前回の更新で"近い内には試験の目途が立てられそう"と言われていたペースセッティングは１７日にゲート試験に初挑戦。無事１発で合格しています。
また、その後は一旦放牧に出して仕切り直しとなるのかなと見ていたら、クタッとした素振りはなく、トレセンという環境に慣れてきたことで食欲アップ。そこで試しに１度坂路で追い切ってみたところで５２秒４－１２秒６をマーク。併せたロードクラージュは以前ほど動かなくなってきましたが、追い切りの映像を見ると、先輩を煽る動きを披露。育成時はムキになって走る面がありましたが、しっかり制御できた状態で駆け上がる姿を見て、成長してきてくれたなあと率直に嬉しいです。また、２５日にも坂路で時計を出していますが、やや上がり重点ながらこちらも素晴らしい動きです。
そして今回の更新で来月１７日の福島・芝１２００ｍでのデビューを目指すことが決定。ちょっと意外な選択となりましたが、スピードを生かせる舞台だと思うので、デビュー勝ちを決めることができるよう、更なる状態アップと動きの質の向上を図って欲しいです。また、１６日付でＪＲＡの競走馬登録も完了しています。
