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【シルク】週末(6/25・26)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain カーペンタリア

土曜東京6R 3歳未勝利(芝1600m)3枠6番 D.レーンJ

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:22日に南Wコースで時計

木村師「その後もプール調教を挟みながら調整を進めており、先週末には坂路コースで終い重点の追い切りを課しました。追ってからの反応は随分と良くなって、ラスト1ハロンは11.8秒の時計が出ています。そして、22日には南Wコースで併せて追い切りを行い、道中はカーペンタリアが1馬身先行して、勝負所では外目に進路を取って伸びてくると、最後は体一つ先着して終えています。後ろから突かれるとそれに反応して、グッと気持ちが入っていましたし、集中力を欠くような場面もありませんでした。こちらへ入ってきた時のベースが低かったため、東京開催の最終週までお時間を貰う形となりましたが、今朝の調教で何とか仕上がったのかなと思います。新馬戦では返し馬から我慢出来ず自分でガッーと進んで行ってしまい、レースでも精彩を欠いてしまっていましたので、今回も久々の実戦でそういったところを見せないか心配ですね。ただ、これまでよりも心身の成長は少なからず感じる部分がありますし、脚元の事を考えても何とかこのタイミングで勝たせておきたいところです。なお、土曜日のマイル戦にD.レーン騎手で臨む予定となっています」(6/22近況)

助 手 19美坂稍 53.6- 38.8- 24.6- 11.8 末強め追う
助 手 22南W稍 67.9- 52.7- 37.8- 11.8 馬なり余力 ルヴェルディ(三未勝)馬なりの外0.2秒先行0.2秒先着

f:id:yakifish:20200513045835g:plain コンジャンクション

日曜阪神2R 3歳未勝利(ダ2000m)8枠15番 D.レーンJ

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:22日に坂路コースで時計

池添学師「22日に坂路で追い切りを行いました。前走から中2週での競馬となりますが、大きな上積みこそないものの、この馬なりに前向きさは感じられるようになりましたし、馬場が悪い中でも最後まで馬なりのまま軽快に駆け上がってくれました。前回はメリハリを付けるために、ゲート裏でブリンカーを着けたのですが、人がいなくなったことに加えて視野が狭くなった戸惑いから、ゲート内で前扉を潜ろうとしていましたから、今回は最初からブリンカーを着ける予定です。ワンペースでスッとスピードに乗り切れないものの、長く脚を使ってくれるタイプですから、2000mに距離が延びるのはプラスだと思いますし、D.レーン騎手も、『もっと距離があってもいいぐらい』と話していましたから、この条件なら良いイメージで騎乗してくれるはずです。念の為、この中間にゲート練習を行いましたが、特に気難しいところを見せることはなかったですから、今回こそは勝ち上がりを期待したいところです」(6/22近況)

助 手 19栗坂良 57.7- 41.7- 27.2- 13.1 馬なり余力
助 手 22栗坂不 54.0- 38.9- 25.3- 12.5 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ

日曜東京9R 八ヶ岳特別(芝1800m)7枠7番 戸崎J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:22日に南Wコースで時計

宮田師「22日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はノワールドゥジェが3馬身誘導する形から、直線では一度は内から来た馬に交わされますが、根性を見せて、再度馬体を並べて終えています。左肩の出もこの馬としてはスムーズでしたし、走りに硬さが無いのは良い傾向ですね。前走からそれほど間隔が空いていないので、中身も整っており、調教後の息遣いを聞いてもこれで仕上がったかなと思います。ここ最近は東京・芝1800m戦を使ってきていますが、非常に安定した成績を残していますし、昇級初戦の前走でもかなり良い競馬をしてくれましたから、東京開催の内に3勝目を挙げておきたいですね」(6/22近況)

助 手 19美坂稍 63.1- 47.1- 30.7- 14.7 馬なり余力
助 手 19美坂稍 56.1- 41.0- 26.9- 13.3 馬なり余力
助 手 22南W稍 82.2- 66.8- 51.9- 37.5- 11.6 馬なり余力 アーレンダール(古馬1勝)馬なりの外0.6秒先行同入

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週末(6/25・26)に出走するシルクの出資馬の出走記事をまとめて。※G1・宝塚記念へ出走するアリーヴォは別記事にて。

カーペンタリアはデビュー戦3着から約7ヶ月ぶりの実戦。そのデビュー戦では気難しい・集中力が一息など木村師の泣きが入る中、厩舎の期待馬(ドゥラドーレス・ベストフィーリング)に次ぐ3着と素質の片鱗は示してくれました。その後、NF天栄で再調整を行っていましたが、左前脚の歩様を乱し、回復して跨ると再度の歩様の乱れ。そこで詳しく検査を行うと、左前第1指骨の剥離骨折が判明することに。その後は北海道に戻り、骨片除去手術を終えたのが昨年末のことでした。

そこから約6ヶ月間で2戦目へ向かうことが出来るのはちょっと奇跡的なことかと思いますし、しっかり耐えてきてくれたカーペンタリアには頭が下がります。また、帰厩後は早くから目標を決めず、追い切りの動きや体調・精神面を考慮し、じっくり進めてきましたが、ひと追い毎に上昇中。素軽い動きはさすがです。

ただ、今回は休養明けに加え、実戦を1度だけ経験したキャリアの浅さがどう出るか。素質は間違いなく未勝利にいる馬ではないも、まだまだ幼い面・危うさを抱えていると思うので、悪い面が出て、凡走してしまった時に尾を引いていかないか心配。ですので、D.レーンJにはより慎重かつ丁寧に乗ってもらい、気分を損ねないように回ってきて欲しいところ。それが叶えば、結果はついてくると思いますが、自滅する形での敗戦だけはどうしても避けて欲しいです。

コンジャンクションは芝のマイル以下の方が良いのかな?と思うようになっていたのですが、初ブリンカーを装着して臨んだ前走では最内枠で砂を被り、1角までの進みは悪かったですが、2角あたりから徐々に慣れ、鞍上が軽く促すだけでついていけるように。そして勝負どころでも内々を立ち回ると、4角を回る時は少し勢いをつけて外へ。直線でも手応え以上の渋太さを見せ、一完歩ずつ前との差を詰めていくことに。残り200mぐらいからは勝ち馬とマッチレースになりかけたのですが、最後に振り切られての2着。惜しいレースでしたが、キャリア8戦目にして初連対。鞍上の好リードが光りましたが、時計の掛かるダートが合っているようです。

その後は在厩調整を続け、中2週のローテでココへ。デキに関しては前走からの上積みは見込みづらく、如何に状態を維持できているかが1つポイントになってくると思います。また、レースプランに関しては、鞍上の進言で距離を延ばしてきましたが、芝でもまずまず走っていた馬なので芝スタートは優位の筈。外目の枠ですし、今度はスッと好位でレースの流れに乗れそう。ただ、外々を回り過ぎると最後甘くなると思うので、1~2角までに少し内へ入れ、脚を溜めながら追走して欲しいです。そして勝負所からは上手に捌き、4角を勢いをつけて回ってきて、直線でのひと踏ん張りを期待したいです。その点、連続でD.レーンJが乗ってくれるのは心強いので、前走の感触を今回大いに役立てて欲しいです。

しかしながら、相手関係に目を遣ると、前走よりも粒がそろっているのは明らか。ライバルたちもココに狙いを定めてきたと思うので、ちょっとしたロスが命取りとなって大敗を喫する可能性も。勿論、ここで初勝利を掴んで欲しい気持ちは強いですが、掲示板を外すような敗戦だけは避けてもらわないといけません。

ノワールドェジェは昇級戦となった前走でいきなりハナ差の2着。左肩の出に少し硬さを覗かし不安を抱える中でこれだけやれたのは立派ですし、自信が持てました。また、4戦連続で東京・芝1800mに使ってきたのも意義があったと思います。

その前走から短期放牧を挟んで臨む今回。これで5戦連続で東京・芝1800mへ臨むことになりますし、戸崎Jとも4戦連続。ここも好発を決め、出たなりで脚を溜める競馬。そして追い出しのタイミングを図るのみとシンプルに競馬が出来ると思います。また、前走時に不安を残した左肩の出の硬さは解消できているようですし、走り自体にも柔らかみがある様子。状態面で上積みが見込めるのは頼もしいです。

ただ、少頭数ながら、ノーダブルディップ・ジュンブルースカイと同世代の牡馬2頭は強力。特に後者はここでは決め手上位だと思うので、徹底マークに合い、早めに仕掛けらえれるとちょっと辛いかも。ここで3勝目を挙げ、秋競馬に備えて欲しいというのが率直な思いですが、そう簡単には行かないだろうなあとも思っています。まあ、それでもノワールドゥジェと戸崎Jにはしっかり息を合わせてもらい、自分の競馬に徹するのみ。そして展開・ライバルの凡走等の追い風が吹いてくれることを願っています。