レッドセリオン
2022.06.15
ノーザンファーム空港
馬体重：536キロ
ハロン15秒、ハロン14秒と2本時計を出す日を含め、精力的に坂路調教をこなしています。ハロン15秒ペースであれば、とてもしっかりとした走りが出来ています。14秒台に入ると、まだ多少の戸惑いはあるようですが、慣れてくれば、いいパフォーマンスを披露してくれると見ています。7月上旬に予定されている本州移動へ向け、きっちりと細部を詰めていきます。
ルージュクオーレ
2022.06.15
ノーザンファーム空港
馬体重：463キロ
ハロン16秒、ハロン15秒と2本時計を出す坂路調教のほか、周回コースにおける2500mのキャンターを継続しています。背腰に疲れが残らないなど、良好なコンディションを維持しながらトレーニングを重ねていて、走りの力強さも増してきました。母系は晩成傾向が強いファミリーですし、さらなるトモの強化を目指しながら、焦らずじっくりと進めていく方針です。
ルージュアグライア
2022.06.15
ファンタストクラブ
馬体重：510キロ
周回コースと坂路を併用しながら、トレーニングを重ねています。坂路では、併せ馬でハロン13秒台の時計も出していますが、まだ走りには余裕があり、スピード感、力強さが光っています。普段は、アメリカンペイトリオット産駒らしい、ヤンチャな面も見せますが、馬場に入ると集中力が増す点は強調材料。先日、視察に見えた昆調教師も、この馬の成長振りに、手応えを感じているようでした。
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北海道で調整中の２歳馬の近況をまとめて。
レッドセリオンは坂路での負荷を高めても、疲れが見られないのは何より。あとはこの調教内容に慣れてもらい、体力アップと動きの質を高めていってもらえればと思います。そして予定どおり来月頭には移動できることを願っています。
ルージュクオーレはトモの強化を念頭にコツコツ乗り込み中。その中でも馬体重を減らさずに維持できているのは○。ただ、精神面で追い込むようなことはまだ避けた方が良いと思うので、定期的にリフレッシュを挟み、前向きに調教へ取り組めるようにお願いします。
ルージュアグライアは雄大な馬体から繰り出される伸びやかなフォームが長所だと思いますが、以前の動画を見直すと、フワフワしたところがあり、走ることへの集中力・前向きさは物足りません。ですので、鞍上とのコンタクトを高め、纏まりの走りを身に付けていって欲しいです。
