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シルクなお馬さん(2歳関東馬・北海道組)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain エディストーン

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週3回トレッドミルで軽めのキャンター、残りの日はトレッドミルでダク

担当者「引き続きトレッドミルでの運動を行っています。週3日トレッドミルでダクまで進めましたが、患部には良い意味で変わりはなく負荷を高めていける状態でしたので、先週から週1回トレッドミルで軽めのキャンターを開始しました。今週からは週3日のダクに加えて、軽めのキャンターの日を週3日まで増やして運動することが出来ています。運動の負荷を高めても馬体重が増加していますから、今後は飼い葉の調整も必要になってくるでしょう。患部への処置としては、引き続き運動後に水冷を行っています。今後もトレッドミルを中心に運動を行って、患部に変わりがなければ、さらに運動期間を長くしていく予定です。馬体重は518キロです」(5/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain トラマンダーレ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週1回屋内坂路コースでハロン14~15秒のキャンター1本と周回コースで軽めのキャンター2700m、週2回周回コースで軽めのキャンター2700m、残りの日は軽めの調整

担当者「引き続き坂路コースではハロン14秒ペースの負荷の高い運動を継続しています。メニューにメリハリを付ける目的で、週2回はトレッドミルにてキャンターも行っています。無理な負荷を掛けていませんから、馬体重の増減は落ち着いていますね。ここ数週間で肩や腰回りの筋肉がしっかりとしてきましたが、もう少し成長を促していくつもりですので、これからも本馬の成長に合わせたメニューにて進めていくつもりです。運動後にテンションが上がってしまう面は残っているものの、コースではリラックスして走れていますし、厩舎に戻るまでには落ち着きますので、馬房や手入れで問題になることはありません。今後も調教メニューを工夫しながら、地力を強化していきたいと思います。馬体重は451キロです」(5/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アルプスソング

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:舎飼

担当者「この中間も引き続き舎飼で休養しています。乗り運動を中止してから時間が経ってきましたが、飼い葉を調整していることもあって、馬体重の増加は落ち着いてきています。運動量が不足していますから、やや馬房でイライラするところは出てきましたが、手入れ等に影響が出るほどではありませんので、引き続き余計なストレスを掛けないよう丁寧に接していきたいと思います。騎乗していた時の馬体のラインは崩れてきてしまっているものの、まずは患部の状態を良くすることを優先していますので、今後も舎飼を継続していき、定期的に獣医師に状態を確認してもらいながら、運動を開始できるかどうか検討していきたいと思います。馬体重は482キロです」(5/15近況)

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先に単独で記事にしたアンティーゾ・マンスール以外の2歳関東馬(北海道組)の近況をまとめて。

エディストーンは引き続きトレッドミルで慎重に進めていますが、現状は体質が弱いですし、身のこなしが柔らかな分、飛節等に疲れ・反動が出やすいのかなと思います。ただ、完成された時は大物に育つ可能性は高いと思うので、大きな怪我に至らぬよう、注意しつつ進めていくしかありません。

トラマンダーレはマイルが合っているのかなと思いますが、更新される調教動画は毎回惚れ惚れする動き。脚の回転は速くて軽やか。あの感じだと軽い芝だとやはり切れると思います。その一方で遅生まれということもあり、内面に弱さを残す現状。素質は確かなので、攻め過ぎることなく、適度に緩めるところを設けてあげればと思います。

アルプスソングは引き続き舎飼で患部の良化を促す日々。狭い場所に入れられ、ピリピリしてくるのは仕方ないですが、それが原因で暴れたりしないように注意深く見守っていってもらえればと思います。