レッドセリオン
2022.04.15
ノーザンファーム空港
馬体重:520キロ
ハロン16秒、ハロン15~16秒と2本時計を出す日を含め、週7本の坂路調教をおこなっています。エピファネイア産駒らしい、前進気勢のある、パワフルな走りを披露していますが、気性が素直なこともあり、折り合い面の問題はありません。馬体も、いい具合に引き締まり、競走馬らしい身体付きへと変化してきました。夏前の本州移動も頭に入れながら、しっかりとトレーニングを重ねていきます。
ルージュクオーレ
2022.04.15
ノーザンファーム空港
馬体重:459キロ
リフレッシュ期間が明け、調教を再開。現在はハロン16~17秒の時計を2本出す日を含め、週7本の坂路調教をおこなっています。相変わらず軽やかで、柔軟性に富んだ動きを披露していますが、ここに力強さが加わってくれば、より中身の濃い走りが出来てくるはずです。当面は体力アップを主眼にハロン16秒で乗り込んでいき、確かな手応えを得てから、次のステップへと進んでいく方針です。
ルージュアグライア
2022.03.15
ファンタストクラブ
馬体重:496キロ
周回コースで1800mのキャンターをおこなってから坂路に入り、ラスト2ハロンを15-15で駆け上がるメニューなどをこなしています。スピード感に秀でた、パワフルな走りが特徴。馬房では、うるさい面も見せますが、馬場に入ると集中力を発揮することも、心強い材料です。当面は現在の好状態をキープすることを主眼に、常にオツリを残せるよう、トレーニングを継続していく方針です。
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北海道で調整中の2歳馬の近況をまとめて。
レッドセリオンは移動時に外傷を負い、その後には左飛節のOCD除去手術を敢行。トラブル続きでしたが、年が明けてからはトラブルなく、少しずつ遅れを取り戻しています。ただ、体力面ではまだまだ途上だと思うので、土台作りを優先していって欲しいです。
ルージュクオーレは馬っぷりの良さには秘めたる素質を感じさせますが、定期的にリフレッシュさせるも馬体重が増えて来ない現状。内面がパンとしてきていませんし、成長曲線も緩やかなんでしょう。また、半兄たちを見ると、気性面での課題を持っているので、父ドゥラメンテの同馬もそういう面が心配です。
ルージュアグライアは馬体重を維持しながら、速い調教を織り交ぜることが出来ているのは○。前向きさもあると思うので、気持ちが悪い方へ向かないように注意しつつ、夏の北海道シリーズで入厩し、ドンドン進めて行きましょう。