シェダル(牡・長南)父ゴールドアリュール 母マイティースルー
3/30(水) 園田11R 薫風特別(ダ1870m)8枠8番 吉村智J
・在厩場所:西脇トレセン
・調教内容:25日にダートコースで時計
長南師「その後も順調に乗り込めていたことから、今週は25日にダートコースで追い切りを行っています。おおよその時計では、全体が53秒台で、ラスト2ハロンは24秒台後半をマークしており、終い重点とはいえ、前走以上に動き・反応ともに良かったですね。今回は早めにケアを施したこともあって、非常に順調に調整が行えましたし、明らかに前走以上の状態で競馬に向かうことが出来そうです。この感じなら兵庫大賞典の前哨戦でもある、3月30日の園田・薫風特別に向かっても十分良い競馬が出来ると判断し、前走に引き続き吉村智洋騎手で使うことにしました。馬体の張り・艶はまだ少し物足りないものの、暖かくなるにつれてこの馬なりに良くなってきましたし、コンディションが上向いているのは確かです。ゲート内で煩いところを見せるのは課題であるものの、癖を分かっている吉村智洋騎手なら、出遅れたとしても焦らずリカバリーしてくれるはずです。前々走の梅見月杯では3着に敗れてしまったものの、地元では負け知らずですから、ここもしっかり結果を残して兵庫大賞典に臨みたいところです」(3/25近況)
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地元に戻って出直しの1戦となった前走。シェダルは58キロを背負っての出走となりましたが、これまでどおり早めに捲っていって4角手前で先頭に立ち、押し切ってくれました。前走の負けを引きずっていると嫌だなと思っていたので、何はともあれ、勝てて良かったです。
そして今回は中2週のローテでのレース参戦。この後は春の大目標・兵庫大賞典を予定しているのでその前哨戦という立ち位置。中間の調整に関しては順調に進んでいるようですし、追い切りの動きも軽快。高いレベルで状態をキープし、レースへ臨めるのは確かでしょう。相手関係に目を遣ると、未対戦の馬もいますが、地元での強さを考慮すると、ここも譲れないところ。距離は少し延びますが、それも問題ないでしょう。
あとはスタートを決めて出来る限りスムーズなレースに徹してもらえればと思いますが、最後のゲート入りとなる大外枠に入ったので今までよりも出遅れはマシになりそう。そして道中は折り合いをつけ、向正面から3角あたりにかけて進出をスタートさせ、一気の捲りでレースを決めてもらえればと思います。そして次走へ向け、弾みをつけるレースとして欲しいです。