レッドセリオン
2022.03.15
ノーザンファーム空港
馬体重：522キロ
2本時計を出す日も含め、ハロン16～17秒ペースの坂路調教を週7本おこなっています。まだ緩いところも残っていますが、エピファネイア産駒らしい、力強さと質の高さを感じさせる走りを披露しています。運動を続けてきたことで、馬体のシルエットがシャープになってきた点も強調材料。運動負荷を上げても、常に落ち着いていて、優等生であり続けていることも、素晴らしい長所となっています。
レッドマグナス
2022.03.15
ノーザンファーム早来
馬体重：466キロ
角馬場で乗り込んでから坂路に入り、ハロン15秒で駆け上がっています。ほかに、周回コースにおける2700mのハッキングを継続中ですが、ゆったりとしたペースでも、しっかりとしたフォームを維持しながら走れることが特徴となっています。運動強度を上げても、カリカリとしたところを見せず、常に落ち着いている点も強調材料。皮膚の薄さ、目を見張る毛艶、張りと、馬体にも非凡さが伺えます。
ルージュクオーレ
2022.03.15
ノーザンファーム空港
馬体重：460キロ
ハロン16～17秒の時計を2本出す日を含め、週7本の坂路調教をおこなっています。相変わらず素軽い動きを披露していますが、もう一段階パワーアップしてくれば、さらに充実した走りとなってくるはずです。運動負荷を上げても飼い葉喰いが落ちず、落ち着きをキープし続けている点は強調材料。まだまだ成長の余地は大きく、さらなるトモの強化を念頭に、じっくりとトレーニングを重ねていきます。
ルージュアグライア
2022.03.15
ファンタストクラブ
馬体重：496キロ
周回コースで1800mのキャンターをおこなってから坂路に入り、ラスト2ハロンを15-15で駆け上がるメニューなどをこなしています。スピード感に秀でた、パワフルな走りが特徴。馬房では、うるさい面も見せますが、馬場に入ると集中力を発揮することも、心強い材料です。当面は現在の好状態をキープすることを主眼に、常にオツリを残せるよう、トレーニングを継続していく方針です。
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
騎乗運動を再開後は順調に進んでいるレッドセリオン。この中間も負荷を高めることが出来ていますし、馬体重は前回の更新から１４キロ減ですが、これは絞れたものだと思います。落ち着いているのは長所でしょうが、走ることに前向きさが足りないということにならないように、今の段階から併せ馬を多く取り入れるなどして良い意味でピリッとさせるようにして欲しいです。
レッドマグナスは変わらず良い言葉が並びますが、何か課題はあると思うので、競走生活に支障とならないように小さなことでも解消していって欲しいです。
ルージュクオーレはひとまず真面目に調教に取り組んでくれているようですが、馬体重増が叶ってこないのが１つ課題。また、兄たちは距離延長で台頭してきましたが、こちらはマイラーだと思うので、芝の実戦でキレのある走りができる競走馬へと育って欲しいです。
ルージュアグライアは牝馬とすれば立派な馬格ですが、中身（性格）は牝馬らしい繊細さがあります。それが実戦へ行って臆病さに繋がらないように願うばかりですし、ちょっとしたことに戸惑わないよう、色々想定して慣らしてもらわないといけません。
