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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

思っていた以上の好馬体で雰囲気があったのはちょっとビックリ。スタートで後手を踏むも、道中は内々をロスなく立ち回り、直線でも開いた最内から脚を伸ばすとハギノモーリスらを楽々と捉え切ってのデビュー勝ち。走破時計も優秀。☆サンクフィーユ

f:id:yakifish:20200513050027g:plain サンクフィーユ(牝・中内田)父ロードカナロアキャトルフィーユ

2022.03.07
3月5日(土)阪神5R・3歳未勝利・混合・芝1600mに川田Jで出走。18頭立て2番人気で6枠12番から平均ペースの道中を9、10、10番手と進み、4コーナーでは最内を通って0秒3差で優勝。初勝利を飾りました。スタートで出遅れて1馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム1分33秒3、上がり34秒1。馬体重は462キロでした。

○中内田調教師「ゲートの開扉時に怖がり、頭を振って立ち遅れるような感じに。それでも、初出走としては中団からスムーズに運べたと思います。直線は上手く内が空き、間を割る際も力強い伸び。抜けた後も余裕たっぷりでした。レースも調教の良いイメージと変わらない一方、気持ちの幼さが随所に見受けられた・・・とのジョッキーの話。まだまだ成長する馬ながら、しっかり動いた今週の追い切りが実戦に繋がったのは何よりです」

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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【次走へのメモ】

ほぼ仕上がる。出遅れ。仕掛けて中団へ。既走馬相手でペースも速かったので道中は促しながらの追走になったが、3角でうまく内へ潜り込めたのでコースロスはなかった。直線はそのまま内を突いて狭いところを割り、ゴール前で抜け出した。追う毎に良くなっている段階だったが、いきなりこの時計で走れるのだから能力が高い。(B誌)

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2022.03.09
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。もう少しの間は慎重に様子を見守り、馬自身の状態に応じて今後の方針を決めます。

○中内田調教師 「栗東トレセンへ戻った後も極端に疲れた印象を受けず、脚元や背腰に大きな反動も生じていません。ただ、3月9日(水)の段階においては歩行運動までなだけに、跨った際の様子を十分にチェック。その上で続戦か休養を挟むかの判断を行おうと考えています」

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2日の追い切りの動きが良く、初出走でも競馬ブックで本紙◎だったサンクフィーユ。ただ、ここは前走で1着降着だったハギノモーリスを筆頭にそれなりに結果を出してきている馬がチラホラいたので、まずはスムーズな競馬を心掛けてもらい、どこまでやれるかを期待半分・不安半分で見ていました。

パドックに登場したサンクフィーユを見て、馬体重以上にトモを中心にボリュームがあることにビックリ。血統馬らしい雰囲気の良い馬だなと出資馬ながら思う程で、これならデビュー戦からちょっと楽しめるかなと期待値が上がりました。『初めて見せて頂いた時から期待の大きな馬』と中内田師が以前コメントしていましたが、納得です。

レースに関してですが、まずは五分のスタートをと見ていましたが、やや飛び上がるように出て、二の脚もスッと付く感じではなかったですが、少し促すと中団までリカバー。道中は外から被せられたり、馬群で進めることになったので、手応え良く追走とはいきませんでしたが、その分、内ラチ沿いをコースロスなく走らせて脚を温存。そして4角を回って直線を向くと、進路を外へ切り替えることなく、開いた内ラチ沿いを再度付く形。川田JのGOサインにサンクフィーユもしっかり反応していたので、外回りと内回りの合流地点あたりで上位に来ることは確信。ただ、その後もひと追い毎に脚を伸ばし、1番人気のハギノモーリスより勢いがあるなあと見ていたら、逃げていたケデシュとハギノモーリスの間に頭を入れると、アッサリ間を割って、力強く前へ。先頭へ躍り出てからは手前を替えたりして若干フワッとしましたが、余力を残してゴールへ。同日の3レースに出走したロードアラビアンに続き、サンクフィーユも初出走初勝利を決めてくれました。そして走破時計はレースが流れていたこともありますが、1分33秒3をマーク。上がり3ハロンも34秒1ですから、サンクフィーユの性能の高さを存分に見せつけてくれました。

レース後のサンクフィーユですが、好時計で勝った疲れ・反動をちょっと心配しましたが、今のところクタッとした様子はなし。もう少し厩舎で様子を窺ってから、一旦放牧に出すのか、そのまま2戦目へ向かうのかを決めるとのことです。個人的には桜花賞は間に合わないでしょうし、一旦放牧に出し、大事に使って欲しい気持ちが強いです。

この血統は牝馬の方が走るので、初仔のロードラウレアではちょっと痛い目にあうも、3番仔で初めての牝馬ということで素直に出資しておいて良かったですし、勝手に近い印象を持っていたヴェルトハイム以上に瞬発力を秘めていたのは嬉しい誤算でした。ただ、これから活躍していくには精神面の幼さが悪い方へ向いて行かないことが大事。まあ、血統馬らしい学習能力はあると思うので、取りこぼすことがあっても、同じ失敗を繰り返さないようにすくすく育っていって欲しいです。