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日曜日(2/27)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain メッセージソング(牡・藤岡)父ロードカナロアチアズメッセージ

日曜阪神2R 3歳未勝利(ダ1800m)優勝(4番人気) 藤岡康J

チークピーシズ着用。まずまずのスタートからハミを取らせながら好位の一角で流れに乗ります。3コーナー付近から進出を開始し、最後の直線コースで外に出して追われると、ゴール手前で力強く伸びて先頭でゴールし、2戦目で待望の初勝利を飾っています。

藤岡調教師「おめでとうございました。最後は1馬身差を付けて勝利したとはいえ、最初から最後までかなり粗削りな競馬でしたね。砂を被って嫌がっていたというより、ただ単に走る方に気が向いていないような感じでしたし、力を出したのはゴール手前だけでした。レース後、ジョッキーは『スタート直後はハミをなかなか取ってくれず、促し通しでしたね。心身共に幼いところが目立ちながらも、こちらが促していくと反抗せずに反応してくれましたし、走りに対して前向きさが出ればもっと良い走りを見せてくれそうです』と課題を挙げるとともに、勝利を称えていました。初戦と比較すると、ジョッキーのゴーサインに反応していましたし、レースを経験していけば走る方に気持ちが向いてくれるでしょう。まだ心身共に幼いところがありますし、気持ちが悪い方に向かないように大事に育てて行かないといけないですね。一つ勝ったこともありますし、この後は無理せず放牧に出してリフレッシュさせる方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン/近日中に滋賀県・NFしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

藤岡師「先週は最初から最後まで幼いところが目立ちましたが、その中で勝ち上がってくれるのですから、真面目に走るようになればもっと良い走りを見せてくれるようになるはずです。レース後はケロッとしていましたし、走り切っていない証拠だと思います。心身ともにまだ幼いところが残っているように、本格化するのはもう少し先になると思いますし、ここで無理に使って悪い方に向いてしまうのだけは避けたいですから、この後は牧場に戻して鍛えてもらうことにしました。姉のビオグラフィーも古馬になって本格化しているように、メッセージソングも長い目で育てて行けば大きな舞台で活躍してくれるだけのポテンシャルの持主ですから、それまで大事に育てていきたいと思います」(3/2近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンブロジオ

日曜小倉4R 障害4歳上未勝利(障2860m)2着(3番人気) 小野寺J

外枠から好スタートを決めると、道中は掛かり加減に好位を追走していきます。早めに前を捕らえて粘り込みを図るも、ゴール前で差されてしまい、2戦続けて2着で終えています。

菊沢調教師「前走後は小倉競馬場での滞在となりましたから、この馬にしては落ち着きがあって良い雰囲気でレースへ臨めたのではないかなと思います。それに、心配していた馬場も先週よりは良かったですし、2,3番手から理想的な形で運んで、最後は押し切れたかなと思ったのですが、最後の最後で同じ勝負服のインビジブルレイズにやられてしまいました。こちらも準オープンで勝ち負けしていたとは言え、相手はオープン特別を勝っているように平地力のある馬ですし、直線での決め手比べで負けてしまったのは仕方ありません。ただ、この内容であればメンバー次第ですぐにチャンスは巡ってくるでしょう。前走、そして今回と続けて好走したことは自信にも繋がりますし、まだまだこれから障害戦線で活躍してくれそうです。騎乗した小野寺騎手は『気性的に難しい馬ですから、滞在効果が一番大きかったと思います。スクーリングしている感じも良かったですし、状態の良さが結果にも出ました。惜しくも負けはしましたが、良い競馬でしたよ』と話していました。この後はまずは美浦トレセンへ戻して、脚元の状態を確認した上でどうするか決めますが、続けて使ってきたので無理はさせないつもりです」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン/近日中に福島県・NF天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

菊沢師「本日、無事にトレセンへ到着しています。こちらで改めて状態を確認したところ、脚元にはレース中に出来たと思われる傷が多少見られるものの、全体的に大きな問題はなさそうです。もうしばらく様子を見させていただき、その後は一旦NF天栄へ放牧に出してリフレッシュさせたいと考えています」(3/2近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain アナンシエーション

日曜中山12R 4歳上2勝クラス(ダ1800m)5着(1番人気) 石川J

少し出負けする格好となり、中団後ろからの競馬になります。勝負所を楽な手応えで回り、直線では狭いところを割って追い込んでくると、何とか掲示板を確保したところで終えています。

手塚調教師「元々スタートが速くないとは言え、最近はある程度出られていましたからね。特に裕紀人(石川裕紀人騎手)が乗った時はスムーズに出ていましたし、直前は気持ちのことも考えて練習をしなかったものの、次は直前に一度駐立の練習をしておいた方が良さそうですね。今日は前々走の赤穂特別のように、内へ押し込まれて窮屈な競馬になったことが敗因で、裕紀人も『どこかで外へ出すことが出来れば良かったのですが、枠的にも蓋をされてしまってスムーズさを欠いてしまいました。上手く乗れずに申し訳ございません』と話をしていました。続けて使ってきても状態は良かったですし、楽しみにしていただけに、こうした結果になったのは残念ですが、直線手前でゴチャつくようなところから、何とか盛り返そうとしてくれているので、砂を被って揉まれる競馬も段々と慣れてきてくれてはいるのは間違いないですね。厩舎的なことを言うと、担当厩務員が今日で定年を迎えるということで、この馬で有終の美を飾らせたかったのですけど・・・。この後はトレセンへ戻って脚元等の状態を確認させていただき、問題無ければ牧場へお返しさせていただきたいと思います」(レース結果)

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・在厩場所:2日に福島県・NF天栄へ放牧

手塚貴久調教師「どこかで外に出せれば良かったのですが、ずっと馬群に包まれてしまい、この馬の力を発揮することが出来ませんでした。レース後は脚元を含めて大きな問題はなかったものの、短い間隔で続けて使ってきてその分の疲れは感じますし、一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただき、心身共にリフレッシュさせたいと思います」(3/2近況)

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日曜日(2/27)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。※同日の阪急杯(G3)に出走したダイアトニックは別記事にて。

メッセージソングは除外で1週スライドする形での出走となりましたが、最終追いの動きが良く、デビュー戦6着からの前進が見込めるかなと思うも、心身の幼さが残り、砂を被った時にパニックを起こさないかという心配も。正直、未知な面が一杯だった2戦目でしたが、パドックでは2人引きで頭をグッと下げての周回。馬体重はマイナス4キロでしたが、個人的には数字以上に引き締まったという認識で、レースでは体力勝負になれば、期待できるかもと思っていました。

レースぶりですが、スタートは若干タイミングがズレたかなと思いましたが、藤岡康Jが上手にリカバーして先団へ取りつくも、そこで心配していたように前へ行った馬のキックバックを顔に浴び、あたふたして余裕のない走り。早速鞭が入るほどだったので、『まだまだ厳しいのかな…。』とトーンダウンしてレースを見ていましたが、1角までにそれなりに挽回出来ていたのは今にして思えば大きかったと思います。

その後はどこかで外へ持ち出すのかなと見ていましたが、顔に砂を被せないように前との差を詰めて、馬群の中で淡々と追走。軽く促す程度で流れに乗れていたと思います。ただ、勝負どころからのペースアップには気を抜かさないように押していき、3~4角の中間点ぐらいでは鞭が4発ほど入る有り様。『さすがにここまでかあ…。』と諦めかけましたが、鞍上の叱咤激励に反応し、先団に食らい付いていく根性を発揮。直線では前3頭に一瞬引き離されましたが、残り300mぐらいから右手前のままでじわじわ伸びてくると、最後の坂を迎える残り200mぐらいからはひと追い毎に差を詰め、坂で苦しくなった馬達を一気に吸収。そして最後は1馬身ほど抜ける形での初勝利となりました。

走破時計を見ると、諸手を挙げては喜べないも、心身の幼さを多く残す中でキャリア2戦での勝ち上がりは優秀。意外と体力が備わっているので辛抱強く脚を伸ばせたんだなと思います。

レース後のメッセージソングですが、使ったなりの疲れは残るようですが、見た目はケロッとした様子で元気一杯。続戦できるレベルにあると思いますが、一気に詰め込んでしまうとストレスになると思うので、心身の成長を優先しながら大事に使っていくことが求められます。近日中にNFしがらきへ放牧予定。全姉ビオグラフィーも経験を積みながらOP特別を勝つところまで出世したので、それに負けない活躍・頑張りを見せていって欲しいです。まあ、早めに1つ勝てたことは大きいです。

アンブロジオは小倉での2戦目。前走はパドックでイレ込み気味でしたが、今回は落ち着き十分。前走の経験が生きているのかなと思いました。

また、今回で障害レース・3戦目となりますが、毎回、最初の障害を大きく上へ飛ぶアンブロジオ。今回もその癖を覗かせてドキッとしましたが、その後はすぐにポジションを挽回し、3番手からのレースへ。飛越に関しても概ねスムーズだったのを見て、『学習してくれているのだな』と感心しました。そして最後から2番目の障害を飛び終え、平地部分が長くなるところで早くも先頭へ。鞍上の手応えも十分だったので、押し切れるかなと見たのですが、ダート部分を横切るところで前走同様に減速。モタモタしているところを後続に詰められる格好に。ただ、平地力はあるので凌ぎ切れるかなと思ったのですが、OP特別勝ちのあるインビジブルレイズが強襲。ひと追い毎に差を詰められるときっちり捉えられてしまいました。うーん、残念。

レース後のアンブロジオですが、竹柵などの飛越の際、少し傷を作ったようですが、大事には至らず。ただ、小倉で短期間に2度使ったこと+未勝利脱出に十分メドが立ったことからここで一旦リフレッシュさせることに。近日中にNF天栄へ放牧予定です。次は小倉とよく似たコース形態の福島への転戦になるのかな? 

今回、結果は残念でしたが、レースぶりは負けて強しの内容。コースで練習した効果が大きかったんでしょうが、しっかり学習できていたのは好印象。今後も1日早く現地に入り、スクーリングは欠かさずにやってもらいたいです。そして早めに1つ勝って欲しいです。

担当厩務員の有終の美を飾るべく、前走からの続戦でレースへ臨んだアナンシエーション。ここ2走は太目の中で出走していましたが、今回はマイナス4キロでの出走。それ以上に引き締まって見て、好調をキープしてレースへ臨めたように思います。

レースでの注目点はまずはスタート。互角のスタートを切ることが少ないのが気掛かりでしたが、相性の良い石川Jでも今回はビシッと決められずに出脚が付かず。頭を入れて進路を確保したかったのですが、それは叶わず、前に壁が出来る形で1角を回っていきました。

その後は早めに外へ持ち出すのかなと見ていましたが、微妙に囲まれる形。ホライゾンネットの着用で砂を被って嫌がる素振りはなく、道中の手応えは楽。そして勝負どころからのペースアップにもジワッと前との差を詰めて行きましたが、4角で外のコスモオリに蓋をされる形になったのは痛恨。早めに抜け出しに掛かったロンコーネの進路を利用したかったのですが、4角でモタついた分、内へ押し込まれる形にもなりました。その後、石川Jは懸命に前を追ってくれましたが、追われてからの伸びはジリジリ。前との差はなかなか詰まらず、掲示板を確保するのがやっとでした。このコースでの勝ち鞍はありますが、幾分距離が長いのかな? また、詰めて使うのは良いとは言えず、出走と放牧を繰り返していった方がゲートでの安定感に繋がっていきそうです。見た目以上にストレスを抱えるタイプでしょうし。

レース後のアナンシエーションですが、脚元等は大丈夫も、少し疲れている様子。早速2日にNF天栄へ放牧に出ています。コメントからは少し間隔を空ける様子なので、次は春の東京開催での出走となりそう。前走でこのクラスにメドは十分立っているだけに、次走では再度勝ち負けの争いに加わってきてもらわないといけませんから。