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土曜日(1/29)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アストロフィライト(牝・中内田)父ディープインパクト 母ウェイヴェルアベニュー 

土曜中京9R 白梅賞(芝1600m)4着(1番人気) 川田J

モッサリとしたスタートから無理せず後方外目で流れに乗ります。3~4コーナーから捲り気味に上がって行くと、最後の直線コースでも懸命に追われますが、上位馬を捉え切るところまでいかず、昇級戦はコンマ2秒差の4着でゴールしています。

中内田調教師「昨年11月以来のレースとなりましたが、初戦と比べると負荷を強めて仕上げたこともありましたので、体重は少し減るかなと思っていたものの、増減なく出走することが出来ましたね。調教の感じでは一度使ったことと、この馬なりに成長が感じられていたので、昇級戦でも良い走りを見せてくれると思っていました。スタートはそこまで速くなかったものの、勝負どころではスッと反応して上がっていくことが出来ましたし、手応えの良さからあっさり突き抜けてくれると思いましたが、ビュッと切れるほどの脚が使えなかったですね。レース後、川田将雅騎手は『スタートは速くなかったものの、初戦ほど流れに乗り遅れることはなかったですね。勝負どころの反応は良く、追い出してからは伸びていたものの、手応えほどの脚は見せてくれませんでした。まだそれだけ中身が伴っていないということなのでしょう』とのことでした。道中フワッと走っていた初戦と違い、行きたがって焦り気味に走っているところが見受けられましたし、その影響で最後は動けそうで動き切れなかったのでしょう。その中でも最後は勝ち馬から0.2秒差まで迫っているように、ポテンシャルの高さは見せてくれましたし、心身が伴えばもっと良いパフォーマンスを見せてくれるようになるでしょう。トレセンに戻って状態を確認した後は、無理せず放牧に出して成長を促す方向で考えています」(レース結果)

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【次走へのメモ】

仕上がる。今日も発馬で後手。外を回って終いもよく差を詰めているが、流れが不向きで前を掴まえるには至らず。まずは発馬の上達が待たれるところ。(B誌)

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・在厩場所:2日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

中内田師「先週は期待に応えることが出来ず申し訳ございませんでしたが、レース運び自体は初戦より良くなっていましたし、中身が伴えばもっとしっかり伸びてくれるようになるでしょう。トレセンに戻って状態を確認したところ、目立ったダメージはないものの、走り切った感じは窺えますので、無理せず放牧に出して心身ともにリフレッシュさせることにしました。次走の予定につきましては、牧場で状態を確認しながら検討していきたいと思います」(2/2近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ(牝・宮田)父ハーツクライ 母プチノワール

土曜東京12R 4歳上1勝クラス(芝1800m)3着(3番人気) 戸崎J

外枠から互角のスタートを決めると、好位からレースを進めます。前半5ハロンが57秒とかなりのハイペースで流れますが、直線に入ってからもしっかりと脚を使い、2着馬からコンマ1秒差の3着と好走しています。

宮田調教師「ノーザンファーム天栄より戻してもらった時から比較すると、追い切りを積んで徐々に体は絞れてきましたし、プラス14キロでの出走となったものの、走れる態勢は作ってレースへ臨めたと思います。戸崎騎手には前半に出していくと終いが甘くなってしまうので、出たなりで進めて欲しいとオーダーしていましたが、スタートを決められたことで人気馬たちの後ろの理想的なポジションを確保してくれましたね。その人気馬たちを交わすことは叶いませんでしたが、騎乗した戸崎騎手は『緩さはあるものの、とても背中が良くて奥の有りそうな馬ですね。今日の流れである程度位置を取れたので、スピードもありますし、マイルくらいでも走れそうですよ』と褒めてくれました。ただ、調教時に見せていたように、ハミを取る位置が遠くて伸びきって走ってしまう点は指摘されましたし、そこはこれから修正が必要なのかなと思います。この後の番組を見ると、中2週で同条件があるので、そこが一つの目標となりそうですが、まずは馬体と精神面の状態をよく確かめた上で検討いたします」(レース結果)

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【次走へのメモ】

スカッと見せて、馬体増は成長分。出たなりで中位の前目。壁を作って折り合う。スッと加速できないが、渋太く脚を使って3着。適度に休養を挟みつつ、良化している。(B誌)

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・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:2月20日の東京・芝1800m

宮田師「まだ体が幾らか重たい中でも良い競馬を見せることが出来ましたし、この条件も合っているのでしょう。レース後の状態ですが、非常に時計の速い競馬だったので、脚元を心配していたものの、大きなダメージはありませんでした。また、精神的にも悪い方へは向いていませんでした。この後については、2走続けて好走しているように、府中の芝1800m戦にかなり高い適性を示してくれたことから、中2週での同条件に臨みたいと考えています。明日から乗り運動を行う予定ですが、少しでも歩様に硬さが出たり、コンディションが落ちるようなことがあれば、無理をさせずに牧場へお戻しさせていただきます」(2/2近況)

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土曜日(1/29)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

優馬として出資申し込みしたように2歳馬では1番の期待馬といえるアストロフィライト。昇級戦でも素質はむしろ上だと思っていたので、連勝を決めて欲しいという気持ちは強かったですが、ピリッとしたところがある母系なので、1度実戦を経験して燃えやすいところが出てくると嫌だなとも思っていました。

馬体重は前走から増減なしでしたが、馬体は少しメリハリが出て肌艶も良し。落ち着き十分でパドックを周回していたのは出資馬ながら立派だなあと感心する程。この雰囲気なら人気に応えてくれるだろうなあと少し気楽にレースを見守ることに。

ただ、デビュー戦同様にゲートでモタつくとは想定外。外目の偶数枠だったのでゲート内で待たされる時間は少なく済むと思っていたのですが…。臆病なところがあるので、ゲートが開く音に過敏に反応するところがあるのかな? 単に駐立が悪いなら、ゲート内で縛り付けるのもありでしょうが、音に反応しているのなら、慣れてもらわないといけません。そして、出遅れたこともあり、道中は後方からじっくり構える形。リラックスして走れていれば良かったのですが、1度実戦を経験して前向きさが出たことで、ちょっと行きたがる素振り。折り合いを欠くほどではないも、少しハミを噛むような仕草があったように見えました。

そして勝負どころからはジワッと押し上げていき、4角手前から捲り気味に進出して直線へ。肩ムチが2発入り、スッと反応してくれた時にはまとめて面倒を見てくれるかなと思いましたが、逃げ・先行馬は距離ロスが少なく、余力を残して直線を迎えていたので追ってからもしっかり。そうなると簡単に差は詰まりません。アストロフィライトも懸命に脚を伸ばしてくれたのですが、最後は頻繁に手前を替えているようだったので、見た目以上に苦しくなっていたのでしょう。期待が大きかっただけに4着という結果は物足りないというか残念ですが、レース内容はそこまで悲観することはないのかなと。デビュー戦ではピッチ走法が目立ち、少し硬さを感じる走りでしたが、追い切りで感じたように伸びやかさが出てきて、走るフォームが洗練されていました。この辺りは血統馬らしい学習能力の高さでしょう。

レース後のアストロフィライトですが、脚元等は大丈夫そうも、一生懸命走った疲れが見られるので無理することなく2日にNFしがらきへ。まずはリフレッシュを図り、次走へ臨むことになりました。デビュー戦後の放牧でグッと良くなったので、今回の放牧が短期間でも、更なる心身の成長を遂げてもらえればと思います。次走は桜花賞の権利を狙いに行くのか、手堅く自己条件へ進むのかも注目したいです。

プラス体重での出走となるのは分かっていたノワールドゥジェ。発表された馬体重はプラス14キロと数字を知った時は『うーん。』と思いましたが、元々細身の造りなので、パドックでは太目感なし。何とか帳尻を合わしてレースへ臨めたのかなと思います。

レースでは好発を決めるも、最初から行く気はなかったので二の脚を利かせてポジションを押し上げようとせず、出たなりの位置で折り合いに専念。脚を温存する形でレースを進めましたが、前に人気のディオスバリエンテやカランドゥーラがいる位置での追走と戸崎Jは理想的なレース運びをしてくれました。そして勝負どころからは距離ロスを避ける形で内々を回り、手応え十分で最後の直線へ。

直線を向いてからは早めに前を追い掛けて行きましたが、いざ追ってからの伸びはジリジリ。これは『ハミを取る位置が遠くて伸びきった走りになる』ということでしょう。走りは以前よりも柔らかみが出てきたように思いますが、追ってから沈み込むようなところが欲しいです。結局、目標にしていたライバル2頭には追いつけず。それでも最後まで脚を繰り出していたのは○ですし、ひとまず2戦連続で内容のある走り。詰めの甘さを解消していければ、もっともっと上を目指せる素材です。個人的には1ハロン短縮したマイル戦を近々試して欲しいです。

レース後のノワールドゥジェですが、タフなレースとなりましたが、脚元等に疲れ・反動はなし。見た目にもクタッとした様子は窺えないことから、中2週のローテで再度東京・芝1800mへ。叩いた上積みはさほど見込めないかもしれませんが、まずは十分な回復を促し、出走へ向けての状態維持に努めてもらえればと思います。ただ、勝ち切るとなると、相手関係に幾らか恵まれて欲しいです。