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週末(1/22・23)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アマネセール

土曜中京7R 4歳上1勝クラス(芝2200m)3着(5番人気) 和田竜J

まずまずのスタートから促しつつ先団内目に取り付けます。3~4コーナーで徐々に押し上げていくと、直線半ばで上位馬に交わされるものの、しぶとく伸びて3着でゴールしています。

茶木調教師「前走から中1週での競馬となったものの、気持ちが入り過ぎることはなかったですし、馬の雰囲気は前走以上に良かったですね。ジョッキーには、『良いポジションに付け、早めに動いていくような競馬をして欲しい』と伝えていましたが、展開が向いたとはいえ、最後までしぶとく伸びてくれましたね。レース後、和田竜二騎手は『前目でロスなく競馬をしようと思い、前半は少し強引に出していきましたが、自分から動いていく競馬でも最後まで辛抱して走ってくれました。瞬発力勝負より今回のような競馬の方がこの馬には向いていますね』とコメントしていました。展開に注文が付くものの、良い条件で走らせてあげれば、これぐらいは走ってくれる馬ですし、全てが噛み合えばチャンスがあると思っています。優先出走権を獲りましたが、この後はトレセンに戻って状態をよく確かめてから相談させていただきたいと思います」(レース結果)

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・在厩場所:25日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧
・次走予定:第2回小倉開催

茶木師「先週は上位馬には差を付けられてしまったものの、この馬なりに最後まで気持ちを切らさずに3着に踏ん張ってくれました。瞬発力勝負となると分が悪くなるものの、全てが嚙み合えばチャンスも出てくると思うので、次走も良い番組を探して使っていきたいと思います。中京競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて気になるところは見られなかったですが、無理せず短期放牧に出させていただきました。牧場でも状態をチェックしてもらい、すぐ立ち上げて行くことが出来るようなら、第2回小倉開催を視野に帰厩させたいと考えています」(1/26近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain パラダイスリーフ

土曜中山11R 初富士S(芝2000m)2着(1番人気) C.ルメール

最内枠からスタートは五分に出ますが、後方まで下げます。4コーナー手前から鞍上の手が動き出し、外々を回って強烈な末脚を見せますが、勝ち馬にクビ差届かずに昇級2戦目は2着で終えています。

木村調教師「調教では前走の岸和田Sで見せた道中モタモタするところを解消してきましたが、そこはある程度修正は出来たのかなと思いますね。21日も坂路でバランスの修正を図って、満を持してレースへ臨んだものの、溜めの利く走りが出来ませんでした。これはもっと調教で教え込んでいかないといけなかったのかなと思いますし、2戦続けて惜敗となってしまい、申し訳ない気持ちで一杯です。やはり前半でハミをもう少し取ってくれないと良いポジションを取れませんし、決め手のあるのは分かっているのですが、今日みたいにペースが緩いと届きませんので、引き続き課題の修正に努めていきます。騎乗したルメール騎手は『この馬には小回りのコース形態は合わないように思います。勝負所の反応がひと息でしたが、最後は良い脚で伸びているように決め手は良いものがありますから、広いコースの方が合っているのではないでしょうか』と話していました。まずはトレセンへ戻って脚元をよく確認させていただき、それから今後の事を検討していければと思います」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン/近日中に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

木村師「先週もあと一歩のところだったのですが、終いはしっかりと脚を使えたので、この走りを次に繋げたいと思います。レース後は以前屈腱炎を発症した左前脚を中心に馬体を確認させていただいたものの、大きなダメージは無さそうでした。ただ、続けて使っていける体質では無いので、この後は一度牧場へお戻しして、リフレッシュを挟みたいと考えています」(1/26近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド

日曜中山11R 4歳上2勝クラス(芝1600m)2着(2番人気) C.ルメール

外枠からスタートを決めて、好位を追走します。道中は手応え良く進み、直線では馬場の真ん中から伸びてきますが、内から抜け出した勝ち馬に及ばず、3戦連続の2着で終えています。

手塚調教師「今回は調教であまりグイグイと進む感じがなくて、果たしてそれが実戦でどう出るのかと半信半疑ではありましたが、スタートしてからの行きっぷりなどは良かったですし、マイルでも折り合いは付いていましたね。道中の手応えが抜群で、これは勝ちパターンだったはずなのですが、グッと来るところがなくて最後は前を交わすところまではいきませんでした。勝った馬には内から上手く抜け出されたとは言え、追ってからの瞬発力が物足りない印象を受けましたし、能力はあって堅実に走ってくれるものの、もうワンパンチ欲しいですね。ルメール騎手のコメントは『良い感じで運べて手応えも十分だったのですが、最後は少し甘くなった感じはしますね。また、4コーナーで若干モタれて加速しづらいような部分はありました』と話していました。切れを求めるなら1400mの方が良いのかなと感じる一方で、この距離でも安定して脚を使ってくれますし、位置も良いところを取れているので何とも言えないところですが、引き続きこれくらいの距離で使っていければと考えています。なお、この後は一度リフレッシュさせていただく方向で考えているものの、最終的にはトレセンへ戻ってからの状態をよく見た上で判断いたします」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:第1回東京開催

手塚師「トレセンに戻って状態を確認しましたが、脚元を含めて大きな問題はありませんでした。今後乗り運動を始めてからの状態にもよりますが、今のところこのままこちらで次に向けて進めていく方向で考えています。第1回東京開催後半に芝1400mや芝1600m戦が組まれていますので、その辺りが目標になってくるかなと思っています」(1/26近況)

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週末(1/22・23)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。※日曜小倉でのデビュー戦を終えたモルレーは別記事にて。

中1週での出走となったアマネセール。マイナス4キロでの出走でしたが、もう少し絞れても良かったかなという印象。パドックでの周回は適度な気合で前走の疲れ等は感じませんでした。

レースぶりですが、ゲート内で少し怪しい動きを見せていましたが、和田Jが上手にタイミングを合わせ、重心を低くして前へ。ハナへ行きそうな雰囲気はありましたが、隣のウイングリュックや最内のレンツシュピッツェあたりが行く素振りを見せたので、サッと控えて内へ潜り込む作戦へ。道中はじっと我慢する形でしたが、レースは淀みない流れ。後続に脚を使わさせる形になるのはシメシメと思っていました。そして4角を回って直線を向く時はハミを掛け直して早めスパートを選択。残り300mぐらいで内から先頭を窺う勢いでしたが、中団で脚を溜めていたスワーヴエルメ・ヴィトーリアが一気に台頭。全く脚色が違ったので抵抗することは出来ませんでしたが、最後は一杯一杯になりながら、メイショウサンガの追撃を封じて3着へ。惜しい競馬とは言えないも、現状を踏まえれば、よく頑張ってくれました。ただ、これ以上を望むのはちょっと酷かも。

レース後のアマネセールですが、馬体のチェックを一通り済ませると25日にNFしがらきへ放牧済。状態面に問題がなければ、短期で戻し、2回小倉開催での出走を目指すことに。勝ち切るとなると幾らか恵まれないとダメと思いますが、今後に掲示板入りを重ね、コツコツ稼いでいってもらえればと思います。

レース前日にも坂路で時計を出し、クラス2戦目となるここはしっかりモノにしたかったパラダイスリーフ。冬場でもマイナス2キロと引き締まった体での登場は意欲の表れだったと思います。ただ、3着に負けた前走から1キロ増での出走+最内枠というのはちょっと嫌な感じもしていました。

スタート自体は悪くなかったですが、C.ルメールJとパラダイスリーフは行く気を見せずに淡々と追走。ゆったり進めたかったのでしょうが、他馬はレースの流れにスッと乗せて行きたいという馬が多く、1角を回る時には最後方になってしまったのはさすがに誤算だったと思います。そこで向正面で少し押し上げていくのかなと見ていましたが、動きはなく、勝負どころからペースが上がった時には今回もズブさを覗かせ、鞍上の手が早くも動き出す始末。一方、逃げていたレッドライデンは軽快な逃げで4角でも手応えを残していたので、『さすがにこれを逆転するのは厳しい』と思い、敗戦を覚悟しました。

その後、何とか少し勢いをつけて4角大外をぶん回してきたパラダイスリーフ。直線ではまず右鞭を入れて内へモタれるのを矯正すると、今度は左鞭へチェンジ。そこで2~3発鞭が入るとようやくエンジンが掛かり、最後の急坂を利してグングン前へ。さすがに交わすのは難しいと思いつつ、脚色の差は歴然。クビ差に迫るところまで来たのはビックリ。あの反応と手応えの中での2着は負けて強しの内容ですが、脚元に爆弾を抱えている身なので、やはり勿体ないです。C.ルメールJは帳尻を合わせてくれましたが、1度でも騎乗経験があれば結果は違ったんじゃないかと思ってしまいます。

レース後の近況更新はいつもドキドキしますが、屈腱炎を患った左前脚は今のところ大丈夫そう。ただ、時間の経過と共に症状が出るケースがあるので、もう少し厩舎で確かめた後、NF天栄へ放牧に出てもらえればと思います。3勝クラスで3着→2着。素材はこのクラスに留まる馬ではないので、次走こそ順当にOP入りを決めて欲しいです。

2勝クラス突破にあと1歩の競馬が続くドゥラモンド。今回、実績のある中山・マイル戦+少頭数ということで期待はしていたのですが、追い切りの動きはピリッとせず。それ故、地力に期待する形でレースを見守りましたが、発表された馬体重はプラス8キロ。最終追いをビシッとやった効果で絞れてきたんでしょうが、ちょっと立派な造りだったかなというのが率直なところです。

レースは2歳時に勝ったアスター賞のような後方からのひと捲りを期待したのですが、C.ルメールJは正攻法の競馬を選択。スタートはそこまで速くなかったですが、二の脚を生かして外目の3番手をキープ。道中、幾らか力む感じはありましたが、宥めると大丈夫でしたし、道中の手応えは上々。残り600mぐらいからジワッと逃げ馬に並び掛けていき、直線を向いてGOサイン。追ってからジリジリ伸びてくれたのですが、4角で最内を突き、1歩早めにスパートしたリーガルバトルの奇襲に追い付けず。坂を駆け上がってからは脚色が一緒になってしまい、2着確保が精一杯でした。

レース後のドゥラモンドですが、脚元等は大丈夫。ただ、放牧に出るのかなと予想していたら、このまま厩舎に滞在して1回東京開催での出走を目指すことに。中1週のローテでテレビ山梨杯(芝1400m・ハンデ)が組まれていますが、手塚師のコメントを見ると、平場の13日の芝1600mor20日の芝1400mの二択みたいです。個人的には直線の長いコースに替わるので芝1400mの方へ向かって欲しいです。

今回、万全とは言えないデキでも安定した走り・成績。その頑張りには頭が下がりますが、ワンパンチ足りないのも事実。また、個人的にはやはりダートを1度試して欲しいです。前捌きがダートに合っているかは何とも言えないも、ピッチの利いた走法で攻めはまずまず動く方。決め手不足を補えるんじゃないかなと思うのですが…。