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三木ホースランドパークでの輸入検疫を終えると一旦栗東の検疫厩舎へ。改めて骨折箇所の精密検査を行い、22日にボルト固定・骨片除去の手術を行っています。そして29日にNFしがらきへ移動済。★ピクシーナイト

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ピクシーナイト(牡・音無)父モーリス 母ピクシーホロウ

・在厩場所:15日に兵庫県三木ホースランドパークへ移動

音無師「その後も脚元の治療を施してもらいながら経過観察していました。状態は安定しており、獣医師は『空路での輸送は問題ないでしょう』とのことでしたので、現地時間15日の12時頃に無事に香港を出発しており、関西国際空港を経て、輸入検疫地の三木ホースランドパークには夜に到着する予定となっています。なお、1週間の輸入検疫を終えた後は、ノーザンファームしがらきへ移り着地検疫を受ける予定となっています」(12/15近況)

・在厩場所:兵庫県三木ホースランドパーク
・調教内容:舎飼

音無師「昨夜21時頃に三木ホースランドパークに無事移動しています。到着後は、NFしがらきのスタッフにお世話をしていただいていますが、輸送の疲れはなく、体調も変わりないと報告を受けています。脚元の方は特に問題ないとの事ですが、暫くの間は安静にするよう指示が出ています。今朝、栗東トレセンの獣医師が三木ホースランドパークへ出向いてレントゲン検査を行い、詳しく診てもらったところ、香港と同様に、左前橈側手根骨骨折という診断結果でした。輸入検疫が明けた後は、3週間の着地検疫が控えていますので、それまでに獣医師と牧場サイドを交えて、今後の方針について相談したいと思います」(12/16近況)

・在厩場所:21日に栗東トレセン・検疫厩舎へ移動
・調教内容:舎飼

音無師「先日、栗東トレセンの獣医師に三木ホースランドパークへ出向いてもらい、レントゲン検査を行ってもらいましたが、その結果を踏まえて獣医師と話し合った結果、栗東トレセンの診療所に引き付けて、骨折箇所の精密検査を行ってもらうこととなりました。21日に三木ホースランドパークでの輸入検疫を終え、その日の内に栗東トレーニングセンターの検疫厩舎へ移動しており、輸送の疲れがなければ、22日に診療所で精密検査を受けることになっています」(12/21近況)

・在厩場所:栗東トレセン・検疫厩舎
・調教内容:舎飼

音無師「22日の午後にトレセン診療所で精密検査を行ったところ、香港と同様に左前橈側手根骨を骨折しており、その日のうちに出来る限り細かい骨片を取り除き、また大きな骨片はボルト固定の処置を行い、約3時間半の手術を無事終えています。通常の症例とは違い、転倒の衝撃で膝の内側の骨が剥離していたことから、極めて例の少ないオペだったようですが、術後の経過が順調なら、競走馬として復帰させることが出来そうです。約2週間は検疫厩舎で経過観察してもらい、許可が下り次第ノーザンファームしがらきへ移動させる予定です」(12/22近況)

⇒⇒28日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ移動しています。(29日・最新情報より)

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香港で落馬によって骨折してしまったピクシーナイト。怪我の具合からすぐの帰国は難しいのかなと思いましたが、空輸に耐えうる体力があったことから他の遠征組と同じく15日に日本へ。その後は三木ホースランドパークでの輸入検疫を受けました。

そして1週間後はNFしがらきで着地検疫へという流れでしたが、一旦栗東の検疫厩舎へ移動し、改めて骨折箇所の精密検査を実施。ここでも『左前橈側手根骨骨折』という診断が下ると、その日の内に骨片除去・ボルト固定の手術を一気に行っています。

骨折の詳細を聞くと、改めて大きな怪我だったことを痛感しましたし、術後の経過が順調なら競走復帰が叶うようですが、順調に行くとはまだ何とも。これから越えていかねばならない、克服していかねばならない課題・場面が出てくると思うので、1つ1つ丁寧に進めていくしかありません。復帰まで1年以上の時間は要するでしょうが、今は今回の手術での処置が上手に行われたことを願うばかりです。