クールキャット（牝・奥村武）父スクリーンヒーロー 母メジロトンキニーズ
・在厩場所：福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容：週2回坂路コースで14-13、残りの日は軽めの調整
天栄担当者「今週の登坂回数は週2回だけですが、両日とも14-13ペースで乗り込んでいます。しっかり負荷を掛けていますが、背腰に疲れが出ることなく調整することが出来ています。このまま中身を整えていきつつ、どの辺りを目標に出来るか検討していければと思います。馬体重は５４１キロです」（12/10近況）
・在厩場所：福島県・ノーザンファーム天栄
・次走予定：2022年1月15日の中京・愛知杯（G３）
・調教内容：週2回坂路コースで14-13、残りの日は軽めの調整
天栄担当者「今週も週2回坂路コースで14-13ペースの乗り込みをこなしていますが、段々と動き・手応え共に上向いてきています。この感じであれば1月中の競馬を目標に出来そうですし、厩舎サイドとは愛知杯を目標に調整していく方向で打ち合わせています。馬体重は５４０キロです」（12/17近況）
・在厩場所：21日に美浦トレセンへ帰厩
・調教内容：軽めの調整
・次走予定：2022年1月15日の中京・愛知杯（G３）
奥村武師「21日の検疫が回ってきましたので、こちらへ戻させていただきました。体調面に問題はなかったので、今日は角馬場で動かしていますが、身のこなしはしっかりとしていますから、このまま負荷を強めていくことが出来そうですね。目標の愛知杯に良い状態で向かうことが出来るように、しっかりと調整していきたいと思います」（12/22近況）
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
秋華賞では内々で揉まれ込み、そして勝負どころからは息遣いが苦しくなって大敗を喫したクールキャット。負け方がやや不可解だったこともあり、ＮＦ天栄へ戻ってからの調整はややスロー。牧場で喉の状態を検査したところ、気になる所見はなかったようですし、一過性のものだったのかな？ まあ、この辺りは次走を走ってみて、どういう感じなのかを確かめないといけないでしょう。
そしてこの中間、クールキャットなりに負荷を高めることができ、背腰の状態も安定。また、本数を重ねるごとに動きは良化と着実に上昇カーブを描いています。そこで厩舎との打ち合わせが行われ、年明けの中京・愛知杯へ向かうことが一致。２１日の検疫で美浦・奥村武厩舎へ帰厩しています。鞍上については後々発表されるでしょう。
ただ、クールキャットの母系はスタミナ色が強いですが、この馬自身は短めの距離に適性がありそう。フローラＳ（Ｇ２）は勝っていますが、春先の同年代の牝馬相手。適性よりも能力差で対応出来たように思います。器用さに欠けますが、１４００ｍ～１６００ｍあたりが今のクールキャットには合っているんじゃないかなと見ています。ですので、２０００ｍ＋ハンデ戦の愛知杯は厳しい結果が続くことを覚悟しています。
