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素材の良さは確かも、普段から少し周りを気にして敏感な部分を見せ、扱いの難しいタイプ。初めての実戦で舞い上がらなければ良いのですが…。☆カーペンタリア

f:id:yakifish:20200513045835g:plain カーペンタリア(牝・木村)父ロードカナロア 母モシーン

日曜東京5R メイクデビュー東京 2歳新馬(芝1800m)7枠10番 C.ルメール

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:3日に南Wコースで時計

木村師「3日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。3頭併せで行い、道中はカーペンタリアが2番手を追走して、直線では2頭の間から伸びてくると、最後は馬体を並べて終えています。厩舎のスタッフからは、『ここまでは集中力が散漫で、なかなか素直に動いてくれない』と聞いていましたが、今週の調教でも多少はそのような感じはあったものの、プレッシャーの掛かる中でまずまず動けていましたし、乗り込みを重ねて中身も出来ていますね。予定していたレースを1週延ばす形となりましたが、その分納得のいく仕上がりで臨めそうですし、このひと追いで更にコンディションは上がったので、どのような走りをしてくれるか非常に楽しみです。ただ、気持ちの面はまだ幼いですから、競馬場へ向かうまでの過程や競馬場へ着いてからの仕草と言うのは不安な部分がありますので、そこは注意しておきたいと思います」(11/3近況)

助 手 31美坂良 53.5- 38.5- 25.0- 12.6 馬なり余力
助 手 3南W良 69.0- 53.4- 38.8- 11.8 馬なり余力 イクイノックス(二歳1勝)馬なりの外0.2秒先行同入

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第5回東京2日目(11月07日)
メイクデビュー東京 2歳新馬
芝1800メートル 馬齢 発走12:20
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手 
1 1 ドゥラドーレス 牡2 55.0 丸山元気 
2 2 ベストフィーリング 牡2 55.0 横山武史
3 3 レクレールドパリ 牝2 54.0 三浦皇成 
4 4 マルヴァジーア 牝2 54.0 団野大成 
5 5 マイネルトーク 牡2 55.0 津村明秀 
5 6 ヤマニンライバリー 牡2 55.0 江田照男 
6 7 ノア 牝2 54.0 鮫島克駿 
6 8 ナイキグロ 牡2 55.0 柴田大知
7 9 コマノフレア 牝2 54.0 田辺裕信 
7 10 カーペンタリア 牝2 54.0 C.ルメール 
8 11 シュヴァリエール 牡2 55.0 菅原明良 
8 12 ロジマンボ 牡2 55.0 内田博幸 

○大田助手 「精神的に幼い部分があって、様子見で1週スライドしました。素材はいいのですが、それ以上にハミの取り方や馬込みでの競馬に不安が残りますね」(競馬ブックより)

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プリモシーンの下ということで例年なら人気を集め、手の届かない存在ですが、モシーンの19ことカーペンタリアは5月22日の遅生まれ+管囲の小ささなどから申込口数の前日発表に名前が載らないほどの不人気。また、未勝利に終わった全姉の倍の募集価格というのも不人気の要因だったと思います。※第一次募集終了時は残り150口以下。通常募集が開始後、瞬殺となりました。

ただ、おうちツアーの動画では均整の取れた馬体で品のある顔立ちが好印象。敏感なところは感じるも、ピリッとしたところがレースへ行っての反応の速さ等に繋がってくれればなあと。また、モシーンの仔はこれまで出資したことがなかったのも出資へ踏み出す要因になりました。

育成時のカーペンタリアは普段から少し周りを気にして敏感な部分を見せ、扱いの難しさに悩みながらも、丁寧に接していくことで大きな怪我は回避。その一方で背中の良さなど素材の確かさは早くから好評価を受けてきました。調整の早い組ではなかったですが、マイペースを継続しながら、5月中旬に初めて美浦・木村厩舎へやってきました。

ただ、この時期は体調が不安定で北海道を発つ前と入厩して1週間後ぐらいに熱発の発症。その後は回復を待ってゲート練習に着手しましたが、枠入りを嫌ったりと気性面での危うさを覗かせながら、試験自体は1発でクリア。その後は体力不足を補う為、NF天栄で鍛え直されることに。

移動当初はトレセン内で外傷を負っていたこともあり、じっくり進められるも、坂路での負荷をじわじわ上昇。そろそろ帰厩へ向け、ギアを上げて行こうという段階まで来ていましたが、またまた体調の不安定さを露呈して熱発を発症。平熱に戻るまで3日間要してしまい、体調が少し回復したところでまたもや熱発。父ロードカナロアは暑さに弱い馬でしたが、カーペンタリアにも見受けられ、結局は1から立て直す羽目になってしまいました。その為、初入厩からデビューまで結構な時間が掛かってしまい、実際に帰厩が叶ったのは先月の2日のことです。

帰厩後の調整・追い切りに関しては、毎度助手さんの泣きのコメントが入るも、時計や動き自体は良好。また、追い切りの動画を何度か見る機会がありましたが、フワッとする場面を見せつつ、非凡な脚力で最後は併入へ。心身が噛み合えば、良い動きを見せてくれますが、10数頭が一緒に走ることになる競馬だと回りを気にし過ぎて舞い上がってしまうことも十分考えられます。ですので、デビュー戦から大きな期待を寄せるのはちょっと気が引けます。また、相手関係に目を遣ると、結構粒が揃っているように思います。

私が出資している2歳馬の中でカーペンタリアは走ってきてもらわないといけない1頭ですが、デビュー戦に関しては結果よりも、内容を重視したいところ。C.ルメールJには出来るだけ丁寧に乗ってもらい、他馬からのプレッシャーを軽減。直線は馬場の広いところへ出し、どこまで伸びることが出来るかを試すぐらいの気持ちで良いのかなと思います。まあ、とにかく自滅するような敗戦だけは避けてもらわないといけません。