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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

土曜日(10/16)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードセッション

10月16日(土)新潟1R・障害3歳上未勝利・混合・芝2850mに難波Jで出走。11頭立て9番人気で8枠10番から道中を9、10、9、9番手と進み、直線では外を通って3秒2差の9着でした。スタートで出遅れて1馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム3分10秒4、上がり39秒6。馬体重は18キロ増加の522キロでした。

○高橋調教師 「二桁増の馬体重でも極端な太目感は無かったはず。筋肉が付くように調教を課して来た分が含まれていると思います。練習で自ら完歩を合わせに行くなど、ここに来て飛越が段々と上達。新潟の低い障害は本番も問題ありませんでしたが、根本的なスピードが足りずに後ろから運ばざるを得ない印象です。無事に完走できた点については評価。状態も踏まえた上で、方向性を話し合いましょう」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、10月30日(土)新潟・障害3歳上未勝利・混合・芝2850mもしくは10月31日(日)新潟・障害3歳上未勝利・芝2850mに難波騎手で予定しています。

○高橋調教師 「新潟の簡単な障害であれば飛越について問題は無く、中1週で同じ条件を試すのが良さそう・・・とのジョッキーの見解でした。トレセンへ戻った後も馬自身は元気なだけに、続けて使う方向で調整を進める方針。掲示板を外しており、出走枠に入るかが問題です」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ミスビアンカ(牝・高橋忠)父ロードカナロアシャトーブランシュ

土曜新潟9R 3歳1勝クラス(芝1400m)優勝(3番人気) 津村J

互角のスタートから二の脚を活かしてハナに立ちます。そのまま4コーナーを回り、直線コースで粘り込みを図ると、最後まで交わされることなく先頭でゴールし、約2ヶ月ぶりとなるレースを見事に勝利で飾り、通算2勝目を挙げています。

高橋義忠調教師「おめでとうございました。昨年2月の中京で勝ち上がってからここまで時間が掛かってしまいましたが、ようやく2つ目の勝利を挙げることが出来ました。約2ヵ月ぶりのレースとなりましたが、新潟競馬場までの輸送で極端に体重が減ることもなく、良い状態で競馬に向かうことが出来ました。レース前にジョッキーには、行き過ぎてハイペースにならないよう、手応えがある中でも、余力を残しながら走らせて欲しいと、少し難しいオーダーを出していましたが、理想通りの競馬をしてくれましたね。レース後、津村明秀騎手に確認したところ、『二の脚が速くて楽にハナに立つことが出来ましたし、ムキになることもなく脚を溜めることが出来ました。気持ちが入り易い感じでしたが、最後まで気分よく走れたことが結果に繋がってくれたのかなと思います』と話していました。成績にムラがあるものの、すべてが噛み合えばこれだけの走りを見せてくれるのですから、2勝クラスに昇級しても良い走りを見せてくれるはずです。短期放牧を挟みつつ結果を残しているように、もう暫くはこの形で使っていく方が良いのかなと思っていますが、トレセンに戻って状態をよく確かめたうえで今後の予定について相談させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:20日滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

高橋忠師「新潟競馬場からトレセンに戻って状態を確認しましたが、走ったなりの疲労こそ見られたものの、脚元含めて目立ったダメージはありませんでした。ただ、続けて使うよりも、これまで通り一旦放牧に出して心身ともにリフレッシュさせたうえで、次走に向かう方がいいと思いますので、予定通り牧場に戻させていただきました。レース後、改めて津村騎手と話す機会があり、その際に『気分よく走ればあれだけ良い競馬をしてくれるのですから、距離を替えるより、1400mにこだわって使っていく方がいいかもしれません』とのことでした。それを踏まえて、馬の状態を確かめながら次走の予定について検討していく方針です」(10/20近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain カラパタール

土曜新潟9R 3歳1勝クラス(芝1400m)10着(4番人気) 木幡育J

スタートでやや後手を踏み、道中は中団後ろよりを追走します。直線では外に出して追い出されますが、大きく前との差を詰めることが出来ず、中団で流れ込んでいます。

池上調教師「久々の輸送競馬でしたが、新潟競馬場に到着後も変にカリカリすることはなかったですし、2キロとは言えプラス体重で出走させることが出来たように、状態は悪くなかったと思います。ただ、スタートで少し立ち遅れてしまったのは勿体なかったですし、その後のリカバリーも上手くいかず、後ろからの競馬になってしまったのは痛かったです。今日は先手を取った馬がそのまま押し切ったように、この条件であのポジションからの競馬では厳しかったですし、スタート後は外から入られて苦しいところはあったかもしれませんが、ジョッキーにももう少し挽回して欲しかったところです。それに、直線で外に進路を取って行くのは仕方なかったにしても、詰まる場面があり追い出すまでにスムーズにいかなかったところはありますし、さすがにあそこまで詰め寄るので精一杯でしたね。木幡育也騎手も『上手く乗ることが出来ず申し訳ありませんでした』と話していましたが、このクラスで勝負になる能力を感じているものの、それをレースで発揮することが出来ず、会員の皆様には申し訳なく思っています。優先出走権がないとこの条件はなかなか入りませんし、一旦仕切り直すことになるのかなと考えています」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン/21日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

池上師「先週は不完全燃焼な競馬になってしまいましたが、馬は頑張って走ってくれたようで、全体的に歩様がゴトゴトしていてコズミの症状が見られます。また、新潟競馬場まで往復輸送したことで、馬体もやや寂しく映りますね。脚元には大きな問題は見られないものの、一旦リフレッシュさせて次走に向けて進めていった方が良いでしょうし、明日放牧に出させていただきたいと思います」(10/20近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain セラフィナイト

土曜新潟10R 粟島特別(芝1800m)5着(1番人気) 津村J

まずまずのスタートを切ると、道中は中団からレースを進めます。直線では外目に持ち出され、ジリジリと脚を使って前との差を詰めましたが、5着に上がったところでゴールしています。

宮田調教師「新潟競馬場に到着後も変にテンションが上がることはなかったですし、良い状態でレースに向かうことが出来たと思います。週中には雨予報だったのでどれだけ馬場が渋るのか心配だったものの、思ったよりも雨が降らず良馬場で走れることになったのも良かったなと思っていました。ただ、この馬としては良いスタートを切ってくれたものの、道中は想定していたよりも後ろからの競馬になってしまいました。津村明秀騎手は、『位置がどんどん後ろになってしまった』とレース後に話していましたが、向正面では少しハミを噛むところもあったようですし、テン乗りということもあってあれ以上積極的に出していくのは難しかったのかもしれません。それでも、『もう少し前に付けた方が良かったかもしれません』とジョッキーも話していたように、切れる脚を持っているタイプではないですし、もう少し前目のポジションに付けられればまた違った結果になっていたかもしれません。それに、直線では伸びてこようとするタイミングで外に振られる不利もありましたから、その点も可哀そうでしたね。ただその中でも、しっかりと掲示板は確保してくれたように、力のあるところは示してくれたのかなと思います。この後はトレセンに戻ってからの状態を見て、どうするか検討させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:軽めの調整

宮田師「1番人気に推されていたのでもっと強気で競馬していれば結果は違ったかもしれませんが、津村騎手はテン乗りでしたし、仕方ありません。優先出走権を手にしましたので、このまま在厩させて続戦するつもりではあるものの、左前が若干ゴトゴトしている感じはしますから、もう少し様子を見て最終的に判断いたします」(10/20近況)

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土曜日(10/16)に出走した出資馬のレース回顧をまとめて。

障害馬として第2の競走生活をスタートさせたロードセッション。ただ、練習や障害試験の時計・内容からすぐ通用するとは思っていなかったので、まずは現段階でどこまでやれるのかを今回冷静に見守りたいと思っていました。

レースでの飛越に関しては、想像していたよりも概ねスムーズな対応。1周目の1角まではまずまず付いていくことが出来たと思います。ただ、1角と2角の間に設けられた障害で前がややゴチャゴチャし、飛越を終えたあとにズブさを覗かせる格好に。そこでモタモタしてしまうと、追走ぶりに怪しさが漂ってきて、次の飛越もモタモタ。難波Jは肩ムチを入れて何とか食らい付こうとしてくれたのですが、レースの流れも速くなったことで脚色が怪しくなってしまい、3角を回る時点で厳しい結果のレースに。最後は馬場が重かったこともあったでしょうが、ヘロヘロになってしまい、無事完走(9着)できたのが幸いでした。※厩舎のHPを見ると道中落鉄があったようです。

今回のレースを見ると、障害馬としての先々の見通しはちょっと辛い・暗いものに。飛越はこれから上達してくれそうですが、1つスムーズさを欠くと立て直すのに苦労しまうし、ズブさを覗かせるのは相変わらず。幾らスタミナがあっても、前々で立ち回ることが出来ないと良さが出ないと思います。

今後は中1週のローテで再度新潟での障害戦を目指す予定ですが、出走枠に滑り込めるかとなると微妙なところ。新潟は大回りで低い置き障害なのでセッションには走りやすい舞台。経験を積む場として合っていると思うので、何とか出走に漕ぎ着けることができることを今から願っています。

ミスビアンカとカラパタールは1勝クラスなら通用して良いと思っていますが、実際、3番人気&4番人気に支持されたのはちょっとビックリでした。

まず、ミスビアンカですが、力んでしまうと体が硬くなってしまう欠点を補うべく、帰厩後から調整・追い切りは終始ソフトな内容に徹したもの。そうすることで精神面のストレスを軽減できました。馬体重もマイナス4キロなら許容範囲で維持できていた方かなと思います。

レースは好発からスッと二の脚が付き、テン乗りとなる津村Jは迷うことなくハナへ。行きっぷりが良かったので暴走しないかちょっと心配でしたが、そこは操縦が取れており、力むことなく脚を温存しながら逃げることが出来ていた様子。この辺は馬への当たりが柔らかい津村Jの起用が嵌ったんでしょう。また、他馬が絡んでこなかったのもラッキーでした。

その後も先頭を守り切り、直線を向いたミスビアンカ。内回りということで早めに仕掛けると後続との差をスッとつけ、残り300mぐらいからはラチを頼りに走らせての粘り込み。少しフワッとしないように気合をつける場面はありましたが、ラスト50mぐらいからはやや流す感じでのゴールへ。正直なところ、勝つイメージまでは沸いていなかったので良い意味で『あれれ!?』という感じでしたが、展開や馬場が向いたとはいえ、完勝の内容だったと思います。弟たちの活躍が目立つ中、長女として1つ意地を見せてくれました。

レース後のミスビアンカはそれなりの疲れは感じられるも、脚元等に異常はなし。ただ、精神面を考えると詰めて使って良い馬ではないので、ひと足先にNFしがらきへ放牧に出ています。また、今後は1400mにこだわって使っていくようで、厩舎のHPを参照すると、来月21日の東京・芝1400mを視野に入れているようです。牧場ではしっかりリフレッシュに努めてもらい、馬体重を戻してから、運動を再開していってもらえればと思います。

秘めたるスピードは昇級しても楽しめるものがあると思うので、帰厩後の調整は今回の形を定着させていってもらい、無駄な力が入り過ぎないようにレースへ臨めるようにミスビアンカ自身も慣れていって欲しいです。

カラパタールはもっと馬体重が増えてきて欲しいというのが本音ですが、ひとまずプラス2キロでも減らなかったのは何より。ただ、見方を変えれば、馬体面の成長が乏しいとも言えます。

レースではまずスタートに注目していましたが、好ダッシュを決めたミスビアンカとは対照的にカラパタールはやや飛び上がるように出てしまい、控える形に。馬群がギュッと凝縮していたので、木幡育Jは内々で懸命に宥めながらの追走。動くに動けない位置になってしまったのは痛かったですが、3角すぎから徐々に外へと持ち出し、4角を回ったところでは上手に外へ出せるかなと思ったのですが…。残り200手前まで前が開くのを待つことに。

進路が出来てから懸命に追われると大外からマズマズの伸びを見せてくれましたが、逃げ・先行馬には楽なペースだったので大きく差が詰まるところまでは行かず。勿体ないレースになったかと思いますが、前へ付けることが出来れば、勝ち負けの争いが出来たとも言い切れず。まだまだ心身の成長が欲しいなあというのが率直な感想です。

レース後のカラパタールですが、馬体を細く見せ、歩様もややゴトゴト。道中、我慢するところが多かったですが、最後は一生懸命走り抜いてくれたんでしょう。この後は無理をすることなく、NF天栄へ戻して立て直しを図ることとなりました。まずは馬体の回復に努めてもらい、それが叶った後も意識的にじっくり馬を作り込んで欲しいところ。芝だと速い時計の決着に課題があると思うので、早めに1度ダートを試してみるのもありかなと思います。何とか1つ浮上のキッカケを結果で見せて欲しいです。

セラフィナイトは先週出走した出資馬の中で1番勝利に近いところにいる馬だと思っていたので、期待値は高かったのですが、結果は5着。パドックでは馬体をふっくら見せ、歩様もなかなかパワフル。一息入った後でしたが、仕上がりに関しては抜かりはなかったように感じました。

レースはこの馬とすれば珍しく好発を決めるも、津村Jは行く気が全くなく、出たなりの追走。ただ、レースは緩やかな流れなのに縦長の展開と特殊な感じでしたが、津村Jはそれに惑わされることなく淡々と追走することが出来ていたと思います。そして勝負どころからジワッと差を詰め、直線を向いても手応えは上々。少し追い出しを待つ形になりましたが、進路が出来ると津村Jの指示にセラフィナイトはスッと反応。『ここから伸びてくるぞ』と力も一瞬入ったのですが、フレイミングサンが外へモタれたことで後続が次々に外へ振られる不利。その煽りをセラフィナイトを食らい、そこで手前を替えることになったのが痛かったです。それでも残り200mぐらいでは一瞬突き抜けるかなと思ったのですが、そこからギアが上がり切らず。そして最後は余力がなく、5着に入るのが精一杯でした。

終わってみれば上位3頭は未勝利馬と珍しい決着となりましたが、それぞれに決め手は格上挑戦でも十分通用するものを示していたので、不利があったとはいえ相手を褒めるべきでしょう。

レース後のセラフィナイトですが、左前が若干ゴトゴトしているのは気になりますが、今の感じでは大きな怪我まではいかない感じ。今回、優先権は死守できたことから続戦の可能性が高そうですが、無理は禁物。ひとまず入念なケア・治療に努めてもらって、回復がどこまで進むのかを冷静に見極めてもらえればと思います。また、個人的には直線の長いコースよりも、案外小回りコースの方が向いているかなと思います。続戦するなら次の福島でお願いします。