スノーグレース
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:15日に南Wコースで時計
・次走予定:7月31日の新潟・芝1600m、もしくは8月1日の新潟・芝1600m(牝)
中舘師「15日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。予定しているレースの1週前追い切りになるので、今週はしっかりと負荷を掛けるつもりだったものの、最後は失速するような格好になってしまい、前から大きく遅れてゴールしています。何かあったのではないかと心配したのですが、上がりの様子に問題はなく、騎乗していたスタッフに聞いたところ、どうも舌を縛ったことを気にしてしまったのではないかということです。昨日の乗り運動時に舌を出していたので、縛ってみた方が良いと思って試してみたのですが、裏目に出てしまったようです。それに加えて、今日は馬場が湿ってしまっていて、それにノメるようなところもあったということです。今週ビシッとやって、来週はサラッと脚を伸ばして態勢を整える程度にと考えていたものの、今週は全然動けませんでしたし、会員の皆様には申し訳ございませんが、1週予定をスライドさせていただきたいと思います。再来週は牝馬限定を含めて芝のマイル戦が2鞍組まれていますので、ジョッキーの都合などを考慮しながら検討していきます」(7/15近況)
助 手 15南W稍 66.7- 52.7- 40.2- 15.0 強めに追う ロードヴァレンチ(新馬)叩一杯の内1.3秒遅れ
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24日の新潟・芝1600mでのデビューを目指し、派手な時計こそ出ていないも、余裕のある動きを見せていたスノーグレース。更に負荷を高めた際にどこまで動けるのかなと楽しみにしていたのですが、15日の追い切りではまさかの大失速。時計を先に見た時は故障!?というのも頭を過ぎったのですが、普段の調教から舌を越すところを見せていたので、その対策として舌を縛ったところで狙いとは逆になってしまった様子。
ただ、それが凡走の全ての要因ではないと思うので、次の追い切りではフラットの状態でどこまでやれるのかを冷静に見守りたいです。
また、今回の動きを見て、今週末のデビューを1週スライドすることに。番組は両睨み状態ですが、3回新潟開催は大挙関西馬が押し寄せると思うので、除外になることも想定しておかないとダメでしょう。そして状態や動きに不安が残るならデビューを急がず、再度立て直すことも選択肢に加えて欲しいものです。