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【ロード】土曜日(4/17)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードベイリーフ

4月17日(土)阪神9R・千種川特別・混合・芝1200mに岩田望Jで出走。12頭立て2番人気で6枠8番から平均ペースの道中を7、7番手と進み、直線では最内を通ってタイム差無しで優勝。3勝目を飾りました。馬場は重。タイム1分09秒5、上がり34秒1。馬体重は6キロ増加の480キロでした。

○森田調教師 「申し分ないレースぶり。ジョッキーも上手く乗ってくれたでしょう。末脚が随分しっかり。内側の荒れた馬場でも、あれだけ伸びますからね。圧倒的な人気馬を抑え込み、完勝と言える内容では・・・。ここに来てグングンと成長を遂げている印象で、この感じならば更にクラスが上がっても楽しみ。トレセンへ戻ってダメージ等を確認し、その上で新たなプランを検討する方針です」

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。もう少しの間は慎重に様子を見守り、馬自身の状態に応じて今後の方針を決めます。

○森田調教師 「見た目には特に変わらぬ感じで、脚元等に関しても大丈夫そう。中京に芝1200m戦が組まれており、中3週で次走を予定しましょう。短期放牧を挟むか否か・・・。様子を見て決めたいです」

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードセッション

4月17日(土)阪神12R・4歳上2勝クラス・混合・ダ2000mに和田竜Jで出走。12頭立て8番人気で2枠2番からハイペースの道中を6、6、5、4番手と進み、直線では内を通って1秒5差の7着でした。馬場は不良。タイム2分05秒2、上がり38秒7。馬体重は8キロ減少の510キロでした。

○高橋調教師 「スタートから気合いを付けて、何とか中団ぐらいの位置へ。何度も乗って特徴を知るジョッキーだけに、道中もロス無く運んでくれたかも知れません。ただ、どうしても速い脚に欠けるタイプなので・・・。パサパサに乾いて時計を要す馬場がベター。ここ数戦は雨ばかりで、ツキが無い感じですね。残念。厩舎へ戻ってから今後のプランを検討しましょう」

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レース後の両後脚球節に幾らか外傷が認められます。4月21日(水)に京都・宇治田原優駿ステーブルへ移動して5月30日(日)中京・香嵐渓特別・混合・ダ1900mへ向けて不安箇所の治療に努めます。

○高橋調教師 「左前脚の骨瘤は変わらぬ感じ。ただ、両トモにクモズレが生じています。馬自身も幾らか気に掛けており、育成場へ移して治療に努める方針。順調に回復した場合は中京最終週が目標です」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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土曜日に出走したロード馬2頭の出走結果・レース回顧をまとめて。

気分良く行き過ぎて1200mで最後甘くなるケースはありましたが、この距離では全て掲示板を確保しているロードベイリーフ。元々、スピードのあった馬で、ようやく適性の場を見つけた感じ。ですので、昇級戦となる今回、ハンデ55キロは少し見込まれましたが、恥ずかしい競馬にはならないと見ていました。ただ、心配だったのが、初コンビとなる岩田望Jがスピードに任せて先行してしまうことでした。

一息入ってプラス6キロでの出走。太め感はなかったですし、このプラス分は馬体が充実してきた証かなと。脚捌きに関してはやや硬めでしたが、トモの踏み込みはしっかりしていましたし、毛ヅヤは良好。仕上がりはかなり良かったと思います。

注目のスタートですが、ややソロっと出て、岩田望Jは先行する意思はなし。中団で手綱を抑えて追走していたので、個人的にはホッと一安心。こういう形なら確実に差し込んできてくれると思いました。そして道中はじわじわ内目に持って行って、3角から4角に掛けては最内をスルスル前進。他馬は雨でタフな馬場状態になったことを嫌い、少しでも馬場の良いところをと外目に持ち出して行ったので、直線を向くと見事に進路が広がりました。そして岩田望Jも躊躇することなく直線でも最内を突くと、じわじわ末脚を伸ばし続けてくれました。直線半ばから1番人気のサンキューユウガが差を詰めてきましたが、交わされる感じはなし。着差はクビでも余裕はありました。

道悪に関しては滑る馬場だと嫌だなと見ていましたが、今回の走りを見ると、道悪巧者といって良いでしょうねえ。ただ、個人的にはこういう競馬なら良馬場でも十分勝ち負けになったと見ています。

レース後のベイリーフですが、脚元等に異常なし。番組表を確認すると、次走は来月16日の中京・朱雀Sへ向かうことになりそう。中3週となるので短期放牧を挟むか検討中みたいですが、個人的には1週間足らずでも良いのでリフレッシュさせてあげて欲しいです。そして次走ではあれよあれよの3連勝でOP入りを決めることができれば最高です。

ロードセッションは前走の中山戦がよもやの大敗。ズブさが目立つ1頭なので、勝負どころでモタモタし、馬群の内で揉まれ込む形になったのが響きました。そして時計面で限界があるので、脚抜きの良いダートが応えました。

その前走から短期放牧を挟んで臨んだ今回。ただ、今回も雨模様で水の浮いた不良馬場での1戦に。水が浮いている分、重馬場よりも時計は掛かっていたかと思いますが、セッションには分の悪い馬場。3戦連続で馬場に泣かされ、レース前から苦戦は免れないと見ていました。あとはセッションをよく理解してくれている和田竜Jとのコンビに戻り、どこまで食い下がれるかなあと見ていました。

阪神のダ2000mは芝スタートで1角までの距離があるので、主張すれば好位を取れるかもと見ていたので、スタートに大注目。ゲートはほぼ互角に出てくれるも、二の脚は案外でしたが、和田竜Jは押して押して懸命に前へ付けようと頑張ってくれましたが、この点は内枠が響き、思っていたよりも挽回が利かず。また、道中は内目に押し込まれることになったのも痛かったと思います。道中で仕掛けやすい位置にいれば、早めに捲っていく戦法も考えられたかなと思います。

レースは淡々と流れ、3角あたりからペースが徐々にアップ。流れの変化にセッションはズブさを覗かせてしまいましたが、そこは和田竜Jは十分心得てくれて、押して押して食らい付いてくれました。そして4角を回ってくる時には鞭が入りまくりでしたが、直線でもセッションなりに懸命な頑張り。手前をスムーズに替えることが出来なかったので、ギアを1段上がることは出来ませんでしたが、自分から止めるような面がなかったのは幸い。勝ち馬から1秒5差の7着に終わりましたが、不向きな馬場の中で現状のセッションの力は出し切れたのではないかと思います。また、ビシビシ追われ、タフなレースになってしまいましたが、この苦しさに慣れてくれれば、2勝クラス突破のメドが立ってくるかと思います。今回、甘やかすことなく1周回ってきたことが良い経験となり、次走以降に繋がってくれればと思います。

レース後のセッションですが、クタッとした感じはないも、両トモにクモズレが生じて、セッション自体も少し気にする素振り。21日に京都・宇治田原優駿STへ放牧に出ていますが、まずは楽をさせ、レースの疲れを取り除くとともに、脚元の治療を入念にお願いします。また、次走の予定も出ていますが、無理にそこへ間に合わせる必要はありません。そして次走こそはセッションの本領発揮となるパサパサの良馬場でレースを行って欲しいです。その時に今回の経験が生きてくれることを願っています。