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冬場にコツコツ乗り込んできて心身の成長を感じるも、目標は中2週後のG1レース。そこを睨んで仕上げですし、トビが大きくて綺麗なフットワークをする馬なので道悪はマイナス。厳しい結果が待っているかもしれないも、次に繋がる走りをまずは見せて欲しい。★ピクシーナイト


f:id:yakifish:20200513045835g:plain ピクシーナイト(牡・音無)父モーリス 母ピクシーホロウ

土曜阪神11R アーリントンC(G3・芝1600m)4枠8番 福永J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:14日に坂路コースで時計

音無師「14日に坂路で追い切りました。道中は追走し、途中から古馬オープンのミッキースピリットに併せて行きましたが、仕掛けていくとスッと反応して最後は0秒4先着しています。前日の雨の影響で馬場が悪くなっていた為に、ラスト1ハロン12秒8掛かってしまいましたが、反応・動きともに先週より良くなっていますね。騎乗した助手は『まだ良い頃と比較すると7割ぐらいかもしれませんが、先週よりもトモの踏み込みが力強くなってきましたし、このひと追いでもう一段階上がってきそうです』と、調子が上向いてきているようですから、前哨戦としては態勢が整ったかなと思います。シンザン記念ではハナを主張する馬が不在で押し出される形になってしまいましたが、あれだけ強い競馬を見せてくれましたし、いかにリズムよくレースが運べるかがカギになります。それに加えて、跳びが大きく綺麗なフォームで走る馬ですから、週末の天候は気掛かりですね。でも、こればかりは走ってみないことには何とも言えませんが、坂路で力強い走りを見せてくれる馬ですから、道悪にも対応してほしいです」(4/15近況)

助 手 14栗坂稍 51.7- 38.2- 25.2- 12.8 一杯に追う ミッキースピリット(古オープン)馬なりを0.4秒追走0.4秒先着

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第2回阪神7日目(04月17日)
11R アーリントンC(G3)芝1600メートル 3歳OP 指定 国際 馬齢 発走15:30
枠馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 トーホウディアス 牡3 56.0 国分優作
1 2 アドマイヤザーゲ 牡3 56.0 池添謙一
2 3 ノースザワールド 牡3 56.0 藤岡康太
2 4 バルドルブレイン 牡3 56.0 富田暁
3 5 バクシン 牡3 56.0 坂井瑠星
3 6 タイフォン 牡3 56.0 荻野極
4 7 サイモンメガライズ 牡3 56.0 斎藤新
4 8 ピクシーナイト 牡3 56.0 福永祐一
5 9 ホウオウアマゾン 牡3 56.0 川田将雅
5 10 リッケンバッカー 牡3 56.0 幸英明
6 11 ジュリオ 牡3 56.0 C.ルメール
6 12レイモンドバローズ 牡3 56.0 浜中俊
7 13 サトノラムセス 牡3 56.0 岩田康誠
7 14 ワールドバローズ 牡3 56.0 和田竜二
7 15 ショウリュウレーヴ 牡3 56.0 団野大成
8 16 ジャスティンカフェ 牡3 56.0 北村友一
8 17 サンデージャック 牡3 56.0 鮫島克駿
8 18 グレイイングリーン 牡3 56.0 岩田望未

○生野助手 「前走は課題のスタートが決まり、スムーズに運べたことが大きかったですね。帰厩後の乗り込みは順調。今週はしっかり追って時計も上々でした。ハナにはこだわりませんし、リズム良く運んでスムーズな競馬ができればと思います」(競馬ブックより)

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前走のシンザン記念では課題のスタートが決まり、予想していなかった逃げの手に出たピクシーナイト。道中も他馬に絡まれることなく淡々と進め、初距離となった芝1600mも悠々クリア。正直、楽な競馬だったと思いますが、潜在能力の高さはかなりのモノがある馬なので、重賞でもやれることを証明してくれました。

レース後は春の大目標をNHKマイルCに定め、まずはNFしがらきでリフレッシュ。冬場に休んだり、調教を緩めたりすることなく、坂路で丹念な乗り込み。ガラッと変わってきた感じこそないも、5月の遅生まれですから、冬場にじっくり鍛えられてことで力強さは増していると思います。また、これまではガムシャラな面が見られましたが、幼さが抜けてきて、少しのんびりし過ぎぐらいの精神面の落ち着きを感じられます。以前よりもオン・オフの切り替えが出来るようになったのは心強いかなと思います。

ただ、春の大目標は次のNHKマイルC。ここを使うと中2週のローテで挑むことになります。牧場時の仕上げや帰厩後の追い切りを見ると良化途上の印象は拭えず、シンザン記念の時とは見劣るのは事実。2週連続でビシッと一杯に追われたことは悪くないので、それによってどこまで上昇・動けるようになってきたかです。また、道悪に関しては、パワータイプとは言え、トビが大きく・キレイなフットワーク。間違いなくマイナスでしょう。

相手関係に目を遣ると、不良のデビュー戦を勝ち、2戦目では上がりの速い決着に対応しているジャスティンカフェが1番の強敵。脚を痛めていたホウオウアマゾンは実績上位ですし、渋った馬場も良さそう。他にもNHKマイルCへの出走権を目指して仕上げてきているので侮れません。

勿論、潜在能力はここでも1番だと思っていますが、次を睨んだ仕上げですし、レースでも色々と試しながらになると思います。良馬場ならそれでも恥ずかしくない競馬はしてくれるでしょうが、今回はおそらく重馬場での1戦。無理もできないですから。正直なところ、好走シーンよりも凡走シーンが頭を過ぎります。何かに差されたり、控える競馬で届かなかったりしても、次に繋がるような走りが出来ていれば、今回は合格なのかなと個人的には考えています。