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実績のある中山マイルに戻り、ここはドゥラモンドの真価が問われる1戦。粒の揃ったメンバー構成も、ここ2戦よりは組しやすいですし、関東圏での競馬もプラスの筈。ここでNHKマイルCの優先出走権を掴み取って欲しい。☆ドゥラモンド


f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド(牡・手塚)父ドゥラメンテ 母シーズインクルーデッド

土曜中山11R ニュージーランドトロフィー(G2・芝1600m)5枠9番 横山武J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:7日に南Wコースで時計

手塚師「7日に南Wコースで追い切りを行いました。単走で武史(横山武史騎手)に跨ってもらい、5ハロンから脚を伸ばしました。ハロー明けの走りやすい馬場状態ではありましたが、コースの外目を回って全体が67.3秒でラスト1ハロン12.4秒と悪くない時計でまとめることが出来たと思いますし、武史の感触も良かったようで安心しましたね。スタンドから見ていても、フットワークは軽快で良い動きだと感じましたので、これで態勢は整ったと思います。この中間は念のためにゲートの練習を行っていますが、中では我慢して立てていますし、練習の感じからすると前走同様のスタートを切ってくれるのではないかと思っています。前走は折り合いを欠いてしまい、無駄な体力を使ってしまった分、最後は脚が上がってしまいましたし、マイルに戻るのは間違いなくプラスだと思います。2勝目のアスター賞を勝った時と同じ舞台で、コースに不安はありませんので、良い結果を出して今後に繋げていきたいところです」(4/7近況)

横山武 7南W良 67.3- 53.1- 39.3- 12.4 強めに追う

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第3回中山5日目(04月10日)
11R ニュージーランドT(G2)
芝1600メートル 3歳OP 指定 国際 牡・牝 馬齢 発走15:45
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 トーセンウォーリア 牡3 56.0 武藤雅
1 2 シティレインボー 牡3 56.0 横山典弘
2 3 アヴェラーレ 牝3 54.0 C.ルメール
2 4 ワザモノ 牡3 56.0 黛弘人
3 5 ヴィジュネル 牡3 56.0 内田博幸
3 6 バスラットレオン 牡3 56.0 藤岡佑介
4 7 サトノブラーヴ 牡3 56.0 石橋脩
4 8 ワーズワース 牡3 56.0 北村宏司
5 9 ドゥラモンド 牡3 56.0 横山武史
5 10 ゴールドチャリス 牝3 54.0 田中勝春
6 11 ゲンパチミーティア 牡3 56.0 木幡巧也
6 12 ロンギングバース 牡3 56.0 横山和生
7 13 ブルーシンフォニー 牡3 56.0 丸山元気
7 14 スパークル 牝3 54.0 岩田望来
8 15 タイムトゥヘヴン 牡3 56.0 M.デムーロ
8 16 シュバルツカイザー 牡3 56.0 石川裕紀人

○手塚師 「前走は掛かり気味に走って伸びを欠いてしまった。やはり距離が長かったね。放牧を挟んでここを目標に乗り込んだが、動きはいいよ。中間はゲート練習もしているし、得意の中山マイルで改めて」(競馬ブックより)

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ニュージーランドT】ドゥラモンド、状態は悪くない 手塚師「マイルなら巻き返す力ある」(スポニチより)

新コンビを組む横山武が騎乗しWコースで単走追い。強めに追われ5F67秒3~1F12秒4で軽快に駆け抜けた。「テン乗りで難しい面があるのでジョッキーに乗ってもらった。状態は悪くない」と手塚師。「前走(きさらぎ賞10着)は距離が長かった。朝日杯FS(7着)は競馬になっていたし、ゲートも落ち着いてきた。マイルなら巻き返す力がある」と期待を込めた。

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牡馬クラシック参戦を目指し、前走のきさらぎ賞で芝2000mに挑戦したドゥラモンド。前に壁を作りにくい外枠が当たったのでゲートをソロッと出して、中団から後方でレースを進めて欲しかったですが、まさかの好発。その直後、他馬と接触する場面もあって、序盤からエキサイトした走り。向正面までは力んで走っているのがよく分かりました。折り合いを欠き、これだけロスの多い競馬になってしまうと、結果を残せというのが酷。直線ではさすがに苦しくなって、着順を落としていきました。また、ドゥラモンドはトビの大きい・ストライド走法ではなく、ピッチの利いた走りをするので、走法からも短いところ向き。前走の結果は残念ですが、ドゥラモンドの進む道がハッキリしたことは収穫だったと思います。

前走後はNF天栄でリフレッシュ。コツコツ乗り込みを重ね、春の3歳マイル王を決めるNHKマイルCのトライアル戦・ニュージーランドトロフィーへ駒を進めてきました。帰厩後の調整・追い切りに関しては順調そのもの。1週前・今週とWコースで5ハロン67秒台ー上がり1ハロン12秒台の時計をマーク。特に7日の追い切りは馬場の大外を回ってのものなので価値が大きいです。ここへ向け、きっちり仕上げてきたと思います。また、ここまで出走と放牧を重ねながら、着実に牡馬らしい力強さが加わってきているのは頼もしいです。

相手関係に目を遣ると、粒の揃った好メンバー。ただ、ここ2走と比べれば、上位勢に叶わないという感じはないですし、自分の走りが出来れば、勝ち負けの争いに十分加わってくるのかなと見ています。強い相手に揉まれた経験がここで生きて欲しいです。また、今回は関西圏ではなく、関東圏での競馬。極端に言えば(これが敗因の主要因ではない)、長距離輸送が悪かったとも言い訳は出来ます。地の利が優位に働いて欲しいです。

レース運びに関しては、横山武Jにおまかせしますが、序盤はとにかく折り合いをしっかり付けてもらいたいところ。そして勝負どころではゴチャゴチャしたところに入らず、スムーズな競馬をお願いしたいです。ドゥラモンドにとって今回は真価が問われる1戦になりますが、勝っている適舞台+関東圏を味方に前走からの巻き返しに期待。そしてNHKマイルCの優先権を掴み取って欲しいです。