・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本、週3回周回コースでハッキング2700m、残りの日は軽めの調整
担当者「周回コースで乗り出した後は右トモ飛節の状態も変わりなく進められていましたので、この中間から坂路調教を再開しています。現在は週3回周回コースでハッキング2700m、坂路コースではハロン16~17秒のペースで2本登坂するようにしていますが、運動後も脚元の状態は変わりありません。休んだことによる体の緩みも少しずつ引き締まって良い体つきになってきました。ただ、一息入る前は素軽い動きをしていましたし、体ももっとメリハリがありましたから、遅れを取り戻せるよう運動時間をしっかり取って、元の状態に戻していきたいですね。精神面はまだ幼く臆病なところを見せていますが、調教には真面目に取り組むことが出来ていますし、鞍上とのコミュニケーションも取れています。脚元の状態には気を配りながら進めていきますが、背中の感触や動きも良い馬ですから、この調子で更に良化を促していきます。馬体重は502キロです」(3/1近況)
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前回の更新で右トモの飛節の腫れが落ち着き、週1回周回コースへ連れ出すようになっていたクラシックステップ。この中間は更に順当に良化を辿り、トレッドミルでの運動を止め、その分を坂路へ連れ出すようになっています。
最新の調教動画では敏感で臆病な面の対処法としてメンコを着用して登坂中。単走で駆け上がっているのは病み上がり+他馬に左右される面があるからかな? また、体力不足からフワフワしていますが、前捌きは綺麗なフォームをしていると思います。
今後、まずは順調に乗り進めてもらい、その中で経験を積むことで臆病な面が解消されてきてくれればと思います。また、速いところへ行くと、力みがちになると思うので、リラックスしてノビノビ走れるように努めてもらいたいです。