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日曜日の出走結果(2/21)


f:id:yakifish:20200513045835g:plain セラフィナイト(牡・宮田)父ルーラーシップ 母ブロンシェダーム

日曜東京5R 3歳1勝クラス(芝1600m)3着(2番人気)  丸山J

五分のスタートを切ると、道中は中団に付けてレースを進めます。直線に向いて追い出しに掛かり、残り100m付近で内に進路を切り替えながら脚を伸ばしますが、外の2頭の勢いが勝り、3着でゴールしています。

宮田調教師「事前に考えていた通り、ゲート裏までメンコを着けておいて、発走前に外す形を採ったので、変にテンションが上がることもなかったですね。ゲート内でもバタバタすることなく駐立することが出来ていましたし、スタートも反応良く出られました。勝負どころでは勝ち馬を見るような形で回ってきて、そこまでは悪くなかったと思いますが、直線で内に進路を取ることになってしまったのが勿体なかったですね。前に行った2頭の動きが影響してしまった部分はあったと思いますが、上位2頭はスムーズに馬場の良い外目から脚を伸ばしてきましたからね。元気(丸山元気騎手)は、『馬にはフレッシュさがあって良い雰囲気でしたね。道中も良いリズムで走ることが出来ていましたが、直線ではスパッと切れる脚を使えず、そういった意味ではもうひと絞りされていた方が良かったのかもしれません』と話していました。中間の動きにやや重さを感じた分、最終追い切りではその点を意識して馬を作ってきたものの、上がって来た時には結構フーフー言っていて、もしかするとまだ馬には余裕があって、馬場だけでなくその点も終いの伸びに影響した部分があったのかもしれません。この先のことを考えると、ここで2つ目の勝利を掴んでおきたかっただけに、結果を残すことが出来ず申し訳ありません。今後については、トレセンに戻ってからの状態を見て検討していきたいと思います」(レース結果)

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【次走へのメモ】

好気配保つ。出たなりに、道中はじっくり構えて脚を温存。直線は先行集団の直後から虎視眈々と迫り、ラスト1ハロンで馬群のインに進路を取ったが、もうひと押しが利かなかった。(B誌)

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・在厩場所:23日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧

宮田師「レース後の息遣いからも結構疲れているなと感じていましたが、やはりトレセンへ戻ってもその疲れはすぐに抜けてくれませんでしたね。馬体面では、左前繋の外側に張りがありましたから、昨日ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました。牧場へ戻って状態が上がってきたタイミングで、次走を検討させていただきたいと思います」(2/24近況)

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain フライングバレル(牝・安田隆)父ロードカナロア 母スピニングワイルドキャット

2月21日(日)小倉10R・あざみ賞・牝馬限定・芝1200mに横山和Jで出走。15頭立て7番人気で5枠9番からハイペースの道中を8、5、4番手と進み、直線では内を通って1秒3差の12着でした。馬場は良。タイム1分09秒9、上がり36秒1。馬体重は増減無しの450キロでした。

○安田調教師 「道中はイイ雰囲気だったものの、追い出すと頭が上がるような格好。そのあたりは稽古と同じですね。今回は直線で手前も替えていなかった感じ。まだ本調子とは言えないでしょう。ここを使って変わってくれたら・・・。ひとまずトレセンへ。様子を確認してから新たなプランを検討します」

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、3月6日(土)小倉・芝桜賞・混合・芝1200mに予定しています。

○安田調教師 「当初のプランを変更。来週に再び芝1200m戦が組まれるのを踏まえ、レース後は小倉競馬場に滞在を続けています。今のところ脚元等も大丈夫そう。このまま無事ならば積極的に参戦の予定です」

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードクエスト(牡・小島茂)父マツリダゴッホ 母マツリダワルツ

2月21日(日)小倉11R・小倉大賞典(G3)・国際・芝1800mに西村淳Jで出走。16頭立て16番人気で6枠11番から平均ペースの道中を12、12、8、9番手と進み、直線では大外を通って0秒8差の10着でした。馬場は良。タイム1分46秒3、上がり35秒3。馬体重は2キロ減少の464キロでした。

○小島調教師 「序盤から少し出して行き、早目に動いたところまでは良い感じでした。現状のベストと思える条件だけに、思い切って勝負を賭けた・・・とのジョッキーの話。考えていたレースはできたものの、この形では微妙に距離が長いのか脚を使えなかった・・・と振り返っています。意外とボコボコしている馬場の影響も否定できませんが、昔はあの形でも伸びていたはず。流石に年齢的な衰えを見せ始めているのかも知れません。栗東を経由して美浦へ戻る予定。今後のプランについては白紙です」

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は近日中に千葉・ケイアイファームへ移動して馬自身の状態に応じて今後の方針を決めます。

○小島調教師 「2月23日(火)に美浦トレセンへ。右肩が幾らか張っているぐらいで、特別な問題は認められません。現時点で今後の方針については決まっておらず、ひとまずは千葉のケイアイファームに移す予定。向こうでの様子を確認しつつ、話し合いを続けましょう」

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セラフィナイトは短期放牧を挟むも、前走のシンザン記念から少し間隔が短かったことで8~9割程度のデキでの出走だったかなと思いますが、メンコを着用した効果で落ち着きがあったのは○。今後もレース直前でメンコを取る形で進めてもらえればと思います。

レースに関しては、五分のスタートから馬群で脚を温存することは出来ました。そしてあとは直線でしっかり脚を繰り出すのみでしたが、最終日の馬場で明らかに外差し馬場。それなのに内へ押し込められているようでは…。距離ロスを避けて追走していたとはいえ、うーん勿体ない。馬場の悪いインに突っ込んでも一瞬、内をすくう形で先頭を窺ったのはセラフィナイトの実力。通常だと伸びあぐねるシーンだと思います。

レース後は馬体のチェックを行って23日にNF天栄へ放牧済。最近、息遣いについて触れられているので、現状は喉なり等の心配がなくても、ゆくゆく発展することもありえるので、必要に応じて吸引治療を行ったりしてケアをお願いします。また、体力不足から来ていることもあるので、コンスタントに使うのを少し我慢して、1ヶ月ほど体力強化期間を設けるのも1つ検討してもらえればと思います。ポテンシャルの高さは間違いないので、それを支える土台を盤石にしていって欲しいです。

フライングバレルは小倉への長距離輸送がありましたが、増減なしでの出走。ひとまず第一関門をクリア出来てホッとしましたが、レースぶりに関しては事前に伝えられていたように良化途上を感じさせるもの。スタートして馬群の中での追走でも無難に走れていたのは良かったですが、直線でいざ追われてからグッと来るところがなし。重心が下がらず、手前を替えることが出来ませんでした。以前は手前を替えるのに苦労しているイメージはなかっただけに状態面が一息ならそういうこともあるんでしょうねえ。その為、直線で伸びを欠いたフライングバレルは12着に沈むことに。ただ、勝ち馬とは1秒3差なのでそこまで悲観することはないと思います。

レース後のフライングバレルですが、栗東へ戻らずに小倉に滞在。中1週のローテで今週末の芝1200m戦へ向かうことに。特別登録が21頭なので、出走するには抽選をクリアする必要が出てきそうです。ひと叩きしてガラッと変わってくる気配はないですが、中団あたりでの追走で直線は馬場の良い外へ持ち出し、渋太く頑張ってもらいたいです。

ロードクエストは小回りの芝1800m+直線平坦ということで密かに激走してくれないか淡い期待を持っていましたが、3角過ぎからジワッと押し上げていって勝負に行ったのは良かったです。ただ、そこから更にギアを上げるところまでは行かず。コンマ8秒差の10着とそれなりに頑張ってくれているのですが、上位を窺うところまでは行かず。ここ最近は単勝人気が一気になくなったように年齢的な衰えを感じられているのでしょう。まあ、ここでも大きな怪我なく頑張ってくれているだけで凄いのですが。

レース直後のコメントを見ると、そろそろ進退問題の話が出るのかなと覚悟しましたが、ひとまずは千葉・ケイアイファームへ放牧に出し、新たな目標を探ることに。ここ数走は中距離路線へ切り替えていますが、以前のように芝1400m~芝1600mの番組へ戻した方が良さそうな気がします。そして気楽に末脚勝負に徹してどこまでやれるか。現状でそういう競馬を試みて、どこまでやれるのかを知りたいです。