カーペンタリア(牝・木村)父ロードカナロア 母モシーン
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター1~2本、残りの日は軽めの調整
担当者「この中間は再び坂路調教中心のメニューで進めています。周回コース中心で長めの距離を乗ってきたことが良かったのか、年が明けてかなり体力が付いてきましたね。1日に2本坂路を登らせてもへこたれませんよ。また、精神的な難しさを出さずに乗り手のコントロールは利いていて、併せ馬では負けん気を見せて他馬よりも前に出ようとしていますから、頼もしい限りです。馬体に関しては、必要なところに良質な筋肉が付いてきたことで、見た目はかなり良くなりました。特に普段からの立ち姿でもどっしりとして、自信も付いたのかなと思います。右トモの引きつけも徐々に良くなってきましたので、今後も乗り込みを重ねながらハロン15秒ペースに入っていきます。馬体重452キロです」(2/1近況)
※競走馬名が決定しました。(5日・最新情報より)
競走馬名:カーペンタリア
欧字表記:Carpentaria
意味由来:オーストラリアの湾名。母馬の生産国より連想
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カーペンタリアに競走馬名が決まったモシーンの19。遅生まれですが、体力は水準以上を現段階でも備えていますし、バネを感じさせる背中の良さはこの馬の最大の長所。あとはレースへ行って能力全開が出来るように精神面での課題をどう抑え込むかでしょう。今のところ、気難しさや周囲を気にするところは我慢出来ているようですが、1つボタンを掛け違えば、走る気持ちが萎えてしまうことまで考えられます。
走ることに関しては感触の良い1頭なので勿論期待していますが、危うさが競走生活にどう影響を及ぼしてくるのか。まあ、正直なところレースへ行ってみないとハッキリしないかもしれません。まあ、育成に関してはまずは大きな怪我がないように。そしてコツコツ乗り込みながら体力+操縦性を高めていってもらえればと思います。