ヒーズオールザット(牡・藤原英)父ブラックタイド 母シーイズトウショウ
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:3日に芝コースで時計
・次走予定:1月16日の中京・芝2000m
藤原英師「3日に芝コースで追い切ったところ、ウッドチップコースの時よりしっかり動けていたことから、1月5日の中京・芝2000mに荻野極騎手で投票しましたが、除外となってしまいました。追い切りに騎乗した荻野極騎手は『後ろから突かれている間は集中していましたが、並び掛けるとフワッとして気を抜くような感じでした。まだ体が緩く心身ともに幼いですが、乗り味は良いですし、これから良くなってきそうです』と話していました。本格化するのはもう少し先になると思いますが、ここまで時間を掛けて徐々に動けるようになってきましたし、もう少し長い目で見ながら育てていけば、更に良い走りを見せてくれるようになるでしょう。後はレースを経験しながら良化を促していくのも手だと思うので、1月16日の中京・芝2000mを目標に調整していきたいと考えています」(1/3近況)
荻野極 3栗芝良 68.9- 52.4- 38.3- 12.4 馬なり余力 アナレンマ(新馬)馬なりの外1.2秒先行同入
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
デビューへ向けて、淡々と追い切りを重ねているヒーズオールザット。3日の追い切りでは芝の走りを確かめるべく、芝コースでの併せ馬を実施。
大きく先行する形で後ろから突かれる分には集中して走れているようですが、並び掛けられるとフワッと。心身の幼さが残っているからだと思いますが、デビュー戦からチークピーシズやブリンカーの着用も視野に入れていた方が無難でしょう。
また、芝の走りの感触が悪くなかったことから。5日の中京・芝2000mの新馬戦に荻野極Jとのコンビで出馬投票を行いました。結果、非当選で除外を食らってしまいましたが、16日にも同じ番組が組まれていることから、そこでのデビューを目指すこととなりました。
前向きさが足りない分、長目の距離への対応力はあると思うので、まずは芝2000mを使ってみて、その後は距離を延ばしていくことを視野に入れておいて欲しいです。今の感じだとデビュー戦から能力全開とはいかないでしょうが、次走以降に繋がる走りを見せてもらいたいです。