ロードダヴィンチ(牡・新開)父ロードカナロア 母レディアーティスト
12月20日(日)中京2R・3歳上1勝クラス・ダ1900mに富田Jで出走。16頭立て6番人気で7枠13番から平均ペースの道中を1、1、1、1番手と進み、直線では最内を通って2秒7差の13着でした。馬場は良。タイム2分03秒4、上がり41秒5。馬体重は10キロ減少の520キロでした。
○新開調教師 「ジリジリとしか伸びない脚質を踏まえ、前目の位置で進めて欲しい・・・とリクエスト。序盤のペースが遅かっただけに、攻めの姿勢で積極果敢に逃げたのは好判断だったと思います。ただ、番手に構えていた強い馬が並んで来た際にキツくなった・・・とのジョッキーの談話。直線は久々の分も影響して力尽きました。レース直後の歩様等は大丈夫。トレセンへ戻ってからの状態を慎重に確かめ、基本的には続戦の方向で考えて行きたいです」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、1回中山に組まれたダ1800m戦を視野に、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
○新開調教師 「レース前と比べて特に変わっておらず、疲労についても許容範囲のレベル。厩舎に置いたまま次のレースを検討できそうです。脚部に不安を抱えるだけに、ウッドや坂路の使えない小倉に滞在するのは心配。年明けの中山開催を狙うのが望ましいと思います」
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左前脚の繋靭帯炎に悩まされて、約11ヶ月ぶりの実戦となったロードダヴィンチ。脚元を考慮してビシビシやれないので太目残りでの出走を覚悟していましたが、中京への輸送があったこともありマイナス10キロでの出走。見た目には意外と仕上がりは進んでいたように思います。
レースは五分のスタートを切り、先手を主張する馬がいないと見るや、富田Jはハナへ行くことを選択。スパッと切れる脚がないので、この判断は正解だと思いますし、向正面では楽な感じで走れていたので一瞬淡い期待を持ちました。ただ、皐月賞にも出走したことがある1番人気馬テンピンが大名マークという感じで2番手追走。ドシッと構えていたので、もう少し前を行く馬(ダヴィンチ)を可愛がって欲しかったのですが、3角過ぎからの勝負どころで早めに並び掛けられることに。脆さを抱えているダヴィンチはプレッシャーを受け、脚色&手応えは一気に怪しくなって…。直線では残り200mぐらいまでは何とか内で粘っていたのですが、久々もあって最後は止まってしまいました。結果は残念でしたが、しっかりレースへ参加できたことは次走以降に良い刺激となってくれれば嬉しいです。
レース後のダヴィンチですが、脚元は我慢が利いた感じ。このまま続戦の予定ですが、坂路でしか時計を出せないことを考慮して1回中山での出走を探ることに。優先権もないので、どのタイミング(レース間隔)で使うことが出来るのかなあ? 調整に苦労するかと思いますが、丹念に乗り込むことで馬体を整えておいて欲しいです。