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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

シルクなお馬さん(1歳・関西牡馬)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain チアズメッセージの19(牡・藤岡)父ロードカナロア

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週4回トレッドミルで軽めのキャンター、残りの日はウォーキングマシン

担当者「こちらへ移ってきてからは、環境の変化に大きく戸惑うことはなく、飼い葉もしっかりと食べてくれていますね。運動量が少ないので体重は増えていますが、これから本格的な乗り運動を開始していけば自然と絞れてくるでしょうし、逆に萎んでしまうよりは良いでしょう。初期馴致は既に済んでおり、入ってきてからはウォーキングマシン中心に軽めの運動で終始していましたが、左前膝の状態には良い意味で変わりがなかったため、11月半ばからはトレッドミルへの運動へと移行しています。これから調教を強めていってどうなるか分からない部分はありますが、基本的に大人しくて扱いやすいですね。ただ、歩様は少し硬めに映りますので、よく気を付けて接していきたいですね。馬体重は497キロです」(12/1近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain レッドジゼルの19(牡・安田隆)父モーリス

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン17~19秒のキャンター1本、残りの日は周回コースで軽めのキャンター2700m

担当者「その後も順調に進められており、現在は坂路コースと周回コースに入れて乗り運動を行っています。少し敏感で力みやすいところがありますが、走りには芯があってしっかりしていますよ。乗り役の動きに反応し過ぎる部分はあるものの、基本的には無駄なことをしないですし、とても乗りやすいです。また、先月から体重が大幅に増えているように、順調な成長ぶりを見せてくれていますね。やや気が入りやすそうなところはありますが、乗り込んで行ってもへこたれないタイプのように思いますので、これから坂路の時計を徐々に詰めていこうと思います。馬体重は497キロです」(12/1近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain グリューネワルトの19(牡・池添学)父ルーラーシップ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回屋内坂路コースで16~17秒のキャンター1本、残りの日は周回コースで軽めのキャンター2700m

担当者「その後も坂路コースと周回コースで乗り運動を続けていました。坂路改修のため一時は周回コースのみの調整となっていましたが、現在は坂路調教も再開し、ハロン15秒に近いところまで進めています。坂路コースではとてもスピード感のある走りを見せていますよ。ただ、体型的に首を伸ばしてしまう傾向があるので、しっかりバランスを取って、上体を起こして走れるように修正していきたいですね。また、基本的には真面目に調教に取り組んでいるのですが、嫌な所を覚えると、同じところで手前を替えて逃げようとするところがあるので、その辺りは少し注意が必要ですね。ハロン16秒でも余裕で動いているのですが、ペースアップ前にしっかりコントロールできるようにしておきたいですね。馬体重は483キロです」(12/1近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain フェイトカラーの19(牡・大久保)父ジャスタウェイ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16~18秒のキャンター1本と周回コースで軽めのキャンター1800m、週1回屋内坂路コースでハロン18~19秒のキャンター1本と周回コースで軽めのキャンター900m、週1回周回コースで軽めのキャンター2700m、残りの日は軽めの調整

担当者「脚元に疲れが出ないよう気を配っていますが、乗り出してからはその後も順調に進められています。体は大きくなって成長を感じますが、まだ少しボテっとしたところがあるので、周回コースで長めの距離を乗りながら引き締めていきたいですね。坂路には週3回登坂していますが、速い日はハロン16秒台まで脚を伸ばすようにしています。性格が大人しく、従順で乗り易い馬ですし、調教を進めていくにつれて前向きさが見られるようになってきましたので、動き・馬体ともにこれから更に良くなってくるでしょう。引き続き左前脚の状態には気を配りつつ、徐々に坂路のペースを上げて良化を促して行きたいと考えています。馬体重は483キロです」(12/1近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain バシマーの19(牡・松下)父トーセンラー

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン18秒のキャンター2本、週3回ロンギ場、残りの日は軽めの調整

担当者「馬の成長を見ながら同じメニューでじっくり乗り運動を行っていますが、他の1歳馬と比較するとまだ緩さが目立つものの、この馬なりに良化が窺えます。適度にリフレッシュ期間を設けていることで体が寂しくなることもなく、先月より体重が増えていますし、この調子で更に成長を促して行ければと思っています。自らハミを取って進んで行こうとする前向きさがあり、坂路ではストライドの大きな走りで駆け上がっていますよ。これから全体的に筋肉がついて体が良くなれば、より良いキャンターを見せてくれそうですし、これからの成長がますます楽しみですね。この調子で今後も適度にリフレッシュ期間を設けつつ、馬の状態に合わせながら良化を促して行ければと思っています。馬体重は458キロです」(12/1近況)

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チアズメッセージの19は育成厩舎の環境にすんなり馴染んできているのは好感。ウォーキングマシンで徐々に動かし、現在はトレッドミルでの運動を開始。騎乗運動を始めるにはまだ時間を要しますが、マイペースを貫いていってもらえればと思います。脚捌きの硬さは少し気にしてもらえればと思います。

レッドジゼルの19は少し敏感なところがあり、それによって乗り役の動きに反応し過ぎる部分があるようですが、同じ父モーリスのピクシーナイトもそういう面があったのでマイナスに捉える必要はないと思います。逆に前向きさが乏しく、馬体を持て余すようだと辛いでしょうし。あとはリラックスして日々の調教に取り組めるようになってもらいたいです。

グルーネワルトの19は素質の高さを感じる1頭で期待していますが、気性面でズルいところがあります。それが競走生活において足を引っ張らないように躾を怠らないようにお願いしたいです。また、走りに関しては、首をリズミカルに使って躍動感ある動きを習得していってもらえればと思います。

フェイトカラーの19は以前、疲れが出た左前脚の不安は解消しきれていませんが、与えれたメニューは淡々と消化。馬体に関しては相変わらず不格好ですが、操縦性の高さはこの馬の武器。コツコツ乗り込みながら、馬体にメリハリが出てきて欲しいです。

バシマーの19は馬体の緩さが目立ち、体力面で途上さを感じる現状。急には良くならないので丁寧に乗り込んでいくしか道はありません。走ることに関してはなかなかセンスを秘めていそうなので、それが開花できるようにまずは土台づくりを入念に行っていってもらえればと思います。