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デビューへ向けて乗り込み自体は入念も、まだまだ力を付け切っていない現状。気性面でも少し心配なところがあるので、まずは現段階でどこまで走れるのかを見守りたい1戦。そして今回の競馬で得たことを次走以降に役立てていって欲しい。★ソレンニータ

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ソレンニータ(牝・木村)父ドゥラメンテ 母キャサリンオブアラゴン

12月20日(日)中山5R・2歳新馬・芝1600mに北村宏Jで出走します。12月16日(水)美浦ウッドチップコースで調教時計を記録しています。発走は12時05分です。

○木村調教師 「12月16日(水)は70-40のタイム。打ち合わせ通りに追走併入の内容で調整を終えました。勝ち負けを強く意識するにはもう少し本数が欲しい感じ。でも、テンションが上がって飼い葉が細くなっているだけに、ここで一回経験を積むのが望ましいと思います」

≪調教時計≫
20.12.16 助手 美南W良 71.0 55.3 41.2 13.2 G前仕掛け ペルスネージュ(2歳新馬馬なりの内0秒4追走同入

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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第5回中山6日目(12月20日
5R メイクデビュー中山 2歳新馬
芝1600メートル 指定 馬齢 発走12:05
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ゴートゥートラベル 牝2 54.0 蛯名正義
1 2 ラビオンアスール 牡2 55.0 的場勇人
2 3 ソレンニータ 牝2 54.0 北村宏司
2 4 ゴールデンナイト 牡2 55.0 石川裕紀人
3 5 カドカラハジマル 牡2 54.0 木幡育也
3 6 カンナリリー 牝2 54.0 三浦皇成
4 7 ビジューブリランテ 牡2 55.0 横山武史
4 8 イズンシーラブリー 牝2 54.0 大野拓弥
5 9 グローリアスヴェガ 牝2 54.0 吉田豊
5 10 チグサスマイル 牝2 54.0 武藤雅
6 11 ゴダイリキ 牡2 55.0 石橋脩
6 12 アベレージマーク 牝2 54.0 内田博幸
7 13 スターオブエイジア 牝2 54.0 丸山元気
7 14 トゥルカナ 牡2 55.0 木幡巧也
8 15 エリーゴールド 牝2 54.0 江田照男
8 16 パワーボム 牡2 55.0 宮崎北斗

○大田助手 「気持ちの方が先に仕上がりそうだったので、その辺を意識して調整してきました。まだ体つきは幼いですが、地道に稽古を積んでベースはできています」(競馬ブックより)

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母キャサリンオブアラゴンではロードアドミラルで痛い目にあった身ですが、牡馬よりも牝馬の方が走る血統だと思い込み、ダメ元でチャレンジしたのがソレンニータ。血統面ではキングマンボ=モネヴァッシア3×2の全きょうだいクロスが最大の特徴とギャンブル要素が強いお馬さんですが、自身の競走生活がダメでも、母としての魅力を持っているのでホント長い目で見て行きたい1頭です。

育成時のソレンニータはキツいクロスから来る体質の弱さはさほど気になりませんでしたが、成長曲線は緩やか。父ドゥラメンテということで前捌きの硬さがあり、育成当初はフットワークにもぎこちなさはあったようですが、焦ることなく進めてきたことで緩和。6月ぐらいからグングン良化を辿ると8月中旬に初入厩。牝馬らしい繊細を覗かせつつも、ゲート試験はスムーズに突破。その後は改めて基礎体力の強化に努め、10月24日に美浦へと戻ってきました。

帰厩後はデビューへ向けて一気に詰め込むことなく、調教・追い切りで走りの基礎を教え込み、集中して走れるように教育。気持ちが先走るところがあったので、操縦性を高めることに努めてきました。動きに関しては非力はあるも、芝馬らしい軽快さを備えています。美浦・木村厩舎はNFとの繋がりが強いですが、時間を掛けてデビューを目指してくれたことは好感。本当はもう少し万全の態勢でデビューへと向かいたかったようですが、繊細な牝馬なのでストレスを溜め込まないように1度実戦を経験させることを選んできました。

相手関係に目を遣ると、トーセンブレスの全妹のイズンシーラブリーの動きが目立っている様子。あとは母が活躍したカンナリリー・ゴダイリキあたりも力を秘めていそう。この3頭らが勝ち負けを争うトップグループだと思いますが、ソレンニータはそれらに続くグループというイメージです。

枠は内目に入りましたが、ゲートで立ち遅れてしまうと先週デビューしたルージュセリーズのように外々を回らされることになりそう。まずは五分のスタートを切って、前目のポジションに付けて欲しいところ。あとは外から被せられるようなことになった際に辛抱できるかどうかも気をつけてみたいです。乗り込み自体は入念で力を出せる状態ですが、タフさを要求される中山の芝が合うかどうかは微妙。

まずは過度の期待は控え、現状でどこまで通用するのか・走れるのかをじっくり見守りたい1戦。気性面での難しさ・脆さを見せることなく、ジリジリでも良いので、最後までしっかり脚を伸ばすような競馬を見せてもらいたいです。そして今回の競馬で得たことを次走以降に役立てていってもらえればと思います。