グレイシャーパーク(牝・高橋忠)父Dawn Approach 母カリスペル
土曜阪神1R 2歳未勝利・牝馬(ダ1400m)4枠6番 幸J
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:9日にポリトラックコースで時計
高橋忠師「9日の追い切りにレースで騎乗する幸騎手に感触を確かめてもらいました。運動後に感触を聞いたところ、『緩さはありますが、ポリトラックコースならそこまで踏ん張りが甘く感じなかったですし、最後まで楽な手応えで伸びてくれました。操縦性は高いですし、素直で特に気になるところはありませんでした』と話していました。トモの緩さから、芝だとペースアップした時にスピードが乗ってこない感じなので、今回はダートを試めさせていただくことにしましたが、新馬戦の頃よりもしっかりしてきましたし、ジョッキーの感触も悪くなかったので、後は砂を極端に被らず、スムーズな競馬をしてどれだけ良い走りを見せてくれるか確認したいと思います」(12/10近況)
助 手 6栗P良 60.4- 44.4- 14.5 馬なり余力
幸 9栗P良 82.5- 66.4- 51.8- 38.0- 12.1 馬なり余力
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第6回阪神3日目(12月12日)
1R 2歳未勝利
ダ1400メートル 指定 牝馬 馬齢 発走10:10
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 レスールドマカロン 牝2 54.0 藤岡康太
2 2 ライヴワッフル 牝2 54.0 中井裕二
2 3 タッシーベリンダ 牝2 54.0 酒井学
3 4 サンバデジャネイロ 牝2 54.0 藤岡佑介
3 5 タマモヒメギミ 牝2 54.0 北村友一
4 6 グレイシャーパーク 牝2 54.0 幸英明
4 7 エコロマンボ 牝2 54.0 武豊
5 8 ポケットロケット 牝2 54.0 川須栄彦
5 9 ガールズヒロイン 牝2 54.0 小崎綾也
6 10 ハルキジェイソウル 牝2 54.0 福永祐一
6 11 クリノキララ 牝2 54.0 柴山雄一
7 12 ディアハート 牝2 54.0 国分優作
7 13 メイショウツキシロ 牝2 54.0 古川吉洋
8 14 メイプルリズム 牝2 54.0 松若風馬
8 15 レゼール 牝2 54.0 浜中俊
○高橋忠師 「まだ成長途上でトモに甘さが残っている。もう少しレースを経験してから」(競馬ブックより)
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デビュー戦で手綱を取った和田Jが"先々は走ってくる馬"と乗り味の良さを評価していたグレイシャーパーク。ただ、トモに緩さが残り、追い切りでは動き切れてなかったので、『初戦からはどうかな?』と見ていましたが、気性面でも幼いところを覗かせてしまって競馬モードにならず。出遅れると、道中の行きっぷりは一息。勝負どころからのペースアップで追走に手一杯となると直線では全く伸びず。終始、緊張感を欠いた走りで良さを発揮出来ぬまま(11着)終わってしまいました。
レース後はNFしがらきでリフレッシュ。全力を出し切っていない分、疲れ・ダメージは少なく、スムーズに乗り出すことが出来ました。ただ、心身の幼いところは急に良くならず、1度競馬を使ってもピリッとした感じは乏しいです。まだまだ自分から走ろうという気持ちが出てきていません。馬体がパンとしてくれば、走ることへの前向きさも伴ってくるのでしょうが…。そんな中、牧場での乗り込み自体は丹念に消化し、先月20日に帰厩。2戦目に備えてきました。
ただ、帰厩してまもなく、調教で右トモの球節を捻って少し腫らすアクシデント。幸い、大事には至りませんでしたが、その後の追い切りでは、馬場に脚を取られて捻ってしまう恐れのあるCWでの追い切りは止め、芝やポリトラックでの追い切りで態勢を整えてきました。仕上がり自体は問題ないでしょう。
2戦目にダートを選んできたのはちょっと意外でしたが、ピッチ走法で前脚に頼る感じが走るのでダートは案外合う走りかも。まずは五分のスタートからスッと前へ付けることが出来るかどうかに注目したいです。前へ行けない場合は急かすことなく、出たなりの位置で我慢を。道中で促し過ぎると最後はフットワークがバラバラになりそう。
素質は秘めていると思うのですが、現状ではまだまだ心身の幼さが目立つ状況。砂を被った際の不安もあるので、2戦目の今回も過度の期待は酷。今回コンビを組むことになった幸Jは追い切りで感触を掴んでくれたので、それを実戦でも役立ててもらい、デビュー戦から前進した走りを見せて欲しいです。