イルーシヴウェーヴの19(牡・尾関)父ディープインパクト
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
担当者「こちらに移動してきてからは、基礎馴致やロンギ場での騎乗運動、またウォーキングマシンでの運動を行っています。10月中旬には皮膚病が見られたため騎乗は控えて、そちらのケアに努めていましたが、だいぶ良化してきたため、再びロンギ場での運動を行っています。基本的には素直な気性をしていて扱いやすいタイプですし、当歳時は少し肉付きが薄くて不安なところがあったと聞いていますが、今では特に気なりませんし問題はないでしょう。もう少しロンギ場での乗り込みを続けて基礎強化を図ってから、周回・坂路での調教へと移行していければと考えています。馬体重は460キロです」(11/1近況)
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
担当者「10月5日にこちらへ入場しました。ノーザンファームイヤリングである程度馴致を進めてもらっていたことで、人との関係性を築くことに時間が掛かりませんでしたし、乗り運動を行うのに十分な体力もついていました。そこで、現在は周回コースで軽めのキャンターを行っており、しっかりとした脚取りで良い動きを見せていますよ。それに、運動後の息の戻りは1歳馬の中でも早い方ですので、心肺機能も高そうです。ただ、時折見せる気の強さが勝負根性に繋がってくれれば良いのですが、今のところ難しさになっていますから、そこをストロングポイントに変えることが出来れば理想的ですね。今後は心身のバランスに重きをおいて進めていきたいと思います。馬体重は436キロです」(11/1近況)
ウインフロレゾンの19(牡・武市)父リオンディーズ
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
担当者「その後も順調に進められ、予定通り坂路調教も開始しました。現在は坂路調教を一日置きに週3回行い、ハロン18秒をベースに日によっては2本目にハロン17秒で登坂しています。少しトモの弱さはありますが、気性は前向きで坂路でもしっかり動くことができています。まだ体を伸ばして走ろうとするところがあるので、今後の課題として修正していきたいですね。少し毛が長く、皮膚病も出ていたため、あまり見映えは良くありませんが、馬体は成長と共に引き締まってきて良い方に向かっていますよ。飼い葉食い、脚元ともに問題ありませんので、引き続き今のペースでしっかりと下地を作っていきます・馬体重は469キロです」(11/1近況)
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イルーシヴウェーヴの19は育成厩舎へ移ってきて、基礎馴致やロンギ場での騎乗運動を行っていましたが、ストレスからか中旬頃に皮膚病を発症。ひとまずそのケアに時間を費やしましたが、ロンギ場での騎乗運動を再開しています。他馬より少し出遅れる形になっていますが、まずは基礎をしっかり身に付けるように取り組んでもらえればと思います。
ウルトラブレンドの19は優等生ではなくやんちゃなタイプですが、身体能力はかなり高いものを持っています。また、ここに来て馬体重が増加傾向なのも○。勝ち気な性格がレースへ行って良い方へ作用するように宜しくお願いします。
ウインフロレゾンの19は馬体重の増減が激しいですが、現在は坂路で週3回普通キャンターに近いペースで乗り込み中。身のこなしに課題は残りますが、他馬2頭を大きく引き離して調整は進んでいます。ただ、馬体が少し崩れがちで成長期みたいなので、暫くの間はマイペースの調整に止め、故障に繋がるような無理はやめてもらいたいです。