ロードセッション(牡・高橋忠)父ジャスタウェイ 母ジャズキャット
10月3日(土)中京6R・3歳上1勝クラス・混合・ダ1800mに団野Jで出走。15頭立て8番人気で2枠3番から平均ペースの道中を10、10、10、10番手と進み、直線では中央を通って1秒5差の9着でした。馬場は良。タイム1分53秒8、上がり37秒3。馬体重は2キロ減少の494キロでした。
○高橋調教師 「前回よりも意識的にポジションを取りに行く形。ただ、あまり脚が溜まる感じが無くて・・・と団野騎手は振り返っています。レース自体の上がりも速く、さすがに厳しかった印象。最後までバッタリと止まらずに、ジリジリは来ているのですけどね。やはり少しでも距離は長い方が良いのかも。中1週で続けて使ったのも踏まえ、一旦リセットの時間を設けましょう」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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【次走へのメモ】
押しても行けずに中団のやや後ろから。3角過ぎから進出を図ったが、反応が今イチ。見せ場を作れなかった。(B誌)
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レース後も特に異常は認められません。10月6日(火)に京都・宇治田原優駿ステーブルへ移動。11月23日(月)阪神・3歳上1勝クラス・ダ2000mへ向けて態勢を整えます。
○高橋調教師 「トレセンへ戻って一通りチェック。大きなダメージが認められぬのを確認した上で、10月6日(火)に近郊の牧場へ移しています。新たな目標は5回阪神の3週目。2000mのダート戦が組まれるだけに、ここから逆算する形で帰厩させましょう」
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前走で僅差の3着に食い込み、1勝クラス突破へメドを一応立てたロードセッション。ただ、今回は100m距離が短縮され、相手関係も強化。Sペースからの瞬発力勝負や時計の速い決着となると分が悪そうというのは重々承知していました。
再度の中1週での出走でも追い切りの雰囲気は良く、一定のデキはキープ出来ていたと思います。
レースぶりは今回もスタートでモタモタして最後方近くからの出走となるのかなと見ていましたが、団野Jも2度目の騎乗でスタート後のモタ付きは幾らか解消。スッと行き脚が付くことはなかったですが、今回は中団よりやや後ろ目のポジションでレースの流れに何とか乗れていたと思います。ただ、勝負どころから流れが速くなると、ズブさを覗かせて追走に手一杯。前回は内々を立ち回ることでロスを防ぐことが出来ましたが、今回はSペースの流れで馬群が密集。差を詰めることが出来ず、逆にジリジリ離されて最後の直線へ。
外目に持ち出されたセッションは前走のようにジワジワ伸びてきてくれることを信じていたのですが、不慣れな流れになってしまったことで目立つような伸びは見られず。追走に余裕がなかった分、脚を十分溜めることが出来なかったようです。その結果、9着でのゴールインとなりましたが、セッションとすれば現状の力は発揮してくれたと思います。この馬なりに諦めることなく走ってくれたのは先々へ繋がる筈です。
レース後のセッションは脚元等に問題がないことを確かめると、一足先に6日、京都・宇治田原優駿STへ移動済。距離は長い方が良いということで、次走のターゲットは阪神・ダ2000m。順調に回復・乗り込みが進むようなら、来月23日の同舞台への出走を予定しています。牧場では普通キャンターで長目をじっくり乗り込むようにしてもらい、背腰・トモの強化に努めてもらえればと思います。