セラフィナイト（牡・宮田）父ルーラーシップ 母ブロンシェダーム
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：30日に南Ｗコースで時計
・次走予定：10月10日の東京・芝1600ｍ（丸山Ｊ）
宮田師「30日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はセラフィナイトが5馬身ほど追走して、直線では楽々と突き放して2馬身ほど先着して終えています。立ち姿を見るとまだこれからかなと言う感じですが、この時期の新馬で楽に65秒台が出ている通り動きは良いですね。手伝ってもらった元気（丸山元気騎手）は『新馬にしてはかなり動けている方だと思います。あまり大きな馬ではないのですが、背中の感触が良いですよ。そうは言っても気性的に幼いところはありますし、物事に過剰に反応してしまうところがありますので、注意は必要です』とコメントしていました。元気の言っていたように気性面には課題が残りますし、飼い葉食いは悪くないのですが、ボロが緩かったりとまだ体質的にしっかりしてきていない部分もありますから、来週のデビュー戦に向けてその辺りに気を付けて進めていければと思います。なお、鞍上は調教で良いイメージを持ってもらったことから、元気にお願いしていますす」（9/30近況）
助 手 26美坂重 65.7- 46.7- 30.0- 14.9 馬なり余力
助 手 27南Ｗ重 70.7- 55.7- 41.3- 12.9 馬なり余力
助 手 29美坂良 61.4- 44.2- 28.4- 13.6 馬なり余力
丸 山 30南Ｗ良 65.4- 50.5- 37.5- 12.8 馬なり余力 シャドウファックス（新馬）馬なりの内1.0秒追走0.4秒先着
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２４日の芝での追い切りでバネの利いた走りを見せ、『オッ』と思わせてくれたセラフィナイト。馬体重の維持や気性面の幼さから個人的な期待度はそこまで高くなかったのですが、小さな馬体に秘めるエンジンはなかなかの高性能です。
この中間は丹念に時計をマーク。内面がまだまだしっかりしていないこの馬には効果的な追い切りかなと思います。そして３０日は今週デビュー予定のシャドウファックスとＷコースでの併せ馬を消化。先週除外になっている僚馬は無理をしなかったというのもありますが、内からスパッと抜け出したのは好感。時計も上々です。新馬らしく危うい面を持っていますが、動きの良さから将来性は十分。出走→放牧を繰り返しながら、着実に成長を遂げていってくれれば、上のクラスまで行けるかもしれません。
発表されていなかったデビュー戦の鞍上は２週連続で追い切りに跨ってくれた丸山Ｊに決定。長所・短所をしっかり掴んでくれているので、実戦で色々と教えながら、最後の直線でピリッとした脚を引き出してもらえればと思います。出来れば来週の追い切りにも跨って、コンタクトを高めてもらいたいです。
